Q.話に信頼性をもたせるには、どうしたらよいですか。
A.話に信頼性をもたせるには、いろいろなやり方があります。その一つは、権威を借りる。これは、効果的である反面、両刃の剣となります。聞き手という対象の把握、権威の使い方を間違えないことです。
たとえば、次のようなやり方があります。
1.権威者、オーソリティの説を引く。高名な学者などの説を、その名とともに引用する。知名度がない場合、聞き手が知らない場合は、どのくらい信頼があるものなのか、プロフィールや実績を加えて紹介する。
2.マスコミなどの権威を利用する。よく使われるのは、NHKや朝日新聞、文婁春秋などの“国民的”メディアである。知名度や信頼性の高い番組や雑誌である。「○○新聞にありましたね」と、聴き手とのコミュニケーション、共感作用を促す時にも有効である。
3.オピニオンリーダー、タレントなど、知名度があったり、業績を認められている人の説を引用する。
4.キーマン、時流にのっている人、古今東西の偉人、作家、学者、外国人の説をとる。
5.大きな企業、官公庁の説をとる。
6.白書、統計資料、文学作品。これらは出典引用元の信頼性を借りる。(Э)
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