Q.日本人ほど英語を多くの時間、学んでいるにも関わらず、苦手としている国民はいないのではないでしょうか。
A.特に、話すことになると多くの人がお手あげですね。これには、日本語のCV(子音+母音)構造と強弱リズム(ストレスアクセント)のなさが大きく影響しています。
たとえば、pick it、英語を母語とする人はピックイットとは言いません。カタカナでは4音節になりますが、実際は、2音節、「ピッキッ」、これを聴きとることができないなら、言うこともできないのです。
日本人は、r、lやf、v、thの発音の区分ができないことばかり、よく指摘されています。本当はそれ以前の問題の方が大きいのです。無声子音のp、t、kさらに有声子音のb、d、gなどがつくと、そこに1音節加わり、dogがdoguのように、2音節になってしまいがちです。
(♭ф)