Q.レッスン中、間違えが気になります。
A.ポップスを譜面にするととても難しいリズムになることが多々あります。レッスンで楽譜をもってこられるときに時々おこるのですが、楽譜通りに歌えないと間違えてしまったような感覚になる方いらっしゃいます。
確かに楽譜通りに歌うことは重要ですが、そこにとらわれ過ぎて声が出ない方がうまくいかないことが多いです。一番よくないのは間違えたときに自ら歌うことをやめてしまうことです。こちらが伴奏を続けていても
「すいません。間違えました」
と止めてしまう方がいます。その方からすると間違えてしまうことを改善したいと思うのは当然ですが歌うことを自ら止めてしまうというのはよくありません。
多少の間違えよりも一曲を今自分がやっている声の方向性で歌えているかというほうがもっと重要です。じっさい人前で歌えば多少の間違いはよくあります。
しかし普段から止める癖があると、どうしても本番であわてることが増えてしまい、声がでないことが多くなります。緊張しやすいひとは、声がうまくでるだけでずいぶん緊張の緩和になります。
間違えることを恐れず、大きな枠をみて曲の勉強はしてください。(♭Σ)