Q.顔の形も違えば、共鳴が変わりますか。
A.鼻の形、目の形なども、民族によってかなり違いがあります。その違いは共鳴体にも変化をもたらしていると思われます。たとえば、あごが出ている民族とそうでない民族では共鳴体が違うので、声や言語も違ってくるのです。共鳴体の違いは、声の違いを生むとともに、民族によって出しやすい音と出しにくい音という差異も生んでいます。その民族にとって出しにくい音を使った言語は当然なじまないので、それぞれの民族に適した言語体系が形成されていくのです。ただし、環境や生活文化での影響、声やことばの使い方によるところの方が大きいと思います。(♭ф)