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2018年8月 6日 (月)

Q.日本語アクセントとその音楽的処理について教えてください。

A.日本の歌は、山田耕作氏によって、基礎が成立したといわれています。山田氏は、ことばのアクセントをもとに、メロディをつけていく試みをしました。日本語は、高低アクセントですから、ことばのアクセントに応じて高い音、低い音を割り当てていったのです。これによって、ことばとメロディの高低が一致して、ことばの意味が聞きとりやすくなりました。

しかし、歌い手が大きなフレージングとメリハリをつけ、ことばをしっかりと伝えることがをできる力をもっていれば、歌のなかに高低の問題は、その表現技術のなかで消化できるのです。そのためには、音の高さにあてていくような発声でなく、同じ太さの声を曲の音域内で統一して使える力があれば、ということです。(♭ф)

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