Q.「間」の使い方を学びたいです。
A.うまく間を置いて話す人の言葉は、とても気持ちよく耳に伝わります。間のとり方一つで、伝えるべきことが伝わらなくなったり、意味がまったく変わったりすることもあります。つまり、間は、話す上で最も大切な技術といえるでしょう。
音声がない空間、時間を間といいます。
だからといって、話が休止したり、終止したりするのではありません。間があってこそ、言葉が生き生きとします。間のまったくない話し方をしてみてください。どんなに鏡舌でも、長くなると聴いている方は疲れるでしょう。間は短すぎても長すぎてもいけません。その時間を状況に応じて選択しなくてはなりません。間を置くにも、間を破るにもそのセンスが必要なのです。緩急、強弱といったメリハリの中での一方の極が間であるといえます。時間、空間、そして人間、すべてに間が入っています。それだけ重要なことなのです。(Э)
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