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2019年7月 6日 (土)

Q. 音に段がつかないようにと注意されます。

. 最近のポップス歌手ではよくそのような歌い方をする人がいます。音一つ一つにブロッキングされたような音声をつけて、一つ一つの音を独立させてレガートで繋げないような歌い方です。これはどのようにしているかというと、声帯を音を発するたびに、離してぶつけて離してぶつけてをくり返しているのです。レガートで歌えば、このようなブロックをすることはなく、声帯は波打つように動いて音をレガートで繋いで行けるのです。

この歌唱法は、美しいメロディーラインが削がれてしまうという難点と、声帯に負担をかけるという難点があります。民謡や特殊な分野では効果をなす音声かもしれませんが、ポップスの曲を歌うときにはあまりお勧めしません。

音階をソファミレドと歌うときに階段にならないよう、滑らかに降りてこられるように練習してみてください。お腹で声を支えておくことがポイントです。(♯β)

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