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ヴォイトレレッスンの日々

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2019年12月

2019年12月31日 (火)

Q.好きと正しいと、どちらを選びますか。

A. 正誤と好き嫌いは違うのに、正しいのを好きと思い、それを自分サイドにしてしまうのが人間です。よく考えてみましょう。(♯)

2019年12月30日 (月)

Q.残業時間で練習がつぶれます。

A. 周囲の同調圧力でつぶれているのではありませんか。表現には、手順が必要です。練習の時空の確保や組み立ても条件の一つです。練習を主体的に実行する能力が問われるのです。(♯)

2019年12月29日 (日)

Q.突っ込まれたり揚げ足をとられたりで、人前で意見が言えません。

A.何かを言うのに、いちいち突っ込まれると想定すると何も言えなくなるでしょう。言ってみて、言い返されて、ショックを受けたら学んでいけます。困ったことに、そうしてくれる人が少なくなったのです。学ぶ機会として活かしましょう。(♯)

2019年12月28日 (土)

Q. 音程を正しく歌えないのはなぜでしょうか。音が高かったり、出しにくい音域のため、うまく音に当たらないのはどうしてでしょうか。

. 音程を正しく歌えないのは、自分の出した声の音程をよく聴いていないのが、主な原因でしょう。音楽大学の受験科目や授業に、ソルフェージュという学科がありますが、主に、正しい音高などを聞き分けたり、正しい音程で楽譜を歌う科目です。この訓練は、音感の弱い人には、なかなか骨の折れる訓練です。そんな訓練を、しっかり受けてきたはずのオペラ歌手でさえ、音程が正しくない場合があります。

それは、発声が上達したために、自分がイメージした音高とは、違う音高の声が、響きなどの影響で出てしまうからです。太く深い声の場合は、低めに聞こえることが多く、細く軽い声が行き過ぎると、音高が上ずって高めに聞こえます。ですから、イメージした音程と、実際に出ている声の音が違う場合があるので、自分が出している声の音高をよく聴いて、即座に微調整する癖をつける必要があります。

次に、声がうまく音に当たらないのは、二つの場合があります。まず、チェンジができていないと、出しにくい音は、喉に無理をすることになるので、うまく当たりません。解決法としては、チェンジを獲得することですが、一朝一夕にはできない場合が多いので、地道に練習しましょう。

もう一つの場合は、チェンジはせずに、太く立派な声で最高音を出すときです。この場合は、支えをしっかり使って声を出さないと、うまく当たらず、喉への負担も出てしまいます。支えの練習をしっかりがんばって、支えを強くするのが近道でしょう。(♭Ξ)

 

. 音感の問題でない限り、発声の問題ととらえたほうがよいと思います。ピッチにもその中で幅があります。それはビブラートの付き方でもピッチが悪くきこえますし、響きが低いと低く聞こえます。支えがしっかりしていないと下がることも逆に上ずることもあります。ピッチの真ん中のラインを歌うには発声の技術の向上が必要不可欠です。

例えば、いわゆる喉を締め付けたような声であってはいけませんが、リラックスされた体の状態であっても「声門閉鎖」がしっかりとおこなわれていないと最初のピッチが低かったり、出だしの音で息漏れしたり、違うピッチから入ってしまうことが増え、うまく音にあたらないということが起きてしまいます。

声門閉鎖の指摘をすると、多くの人は、喉に力をいれ、喉を締め付けようとしますが、あくまでもリラックスです。声門閉鎖についてはそれぞれの指導者の指示にしたがってください。

またレッスンで、歌う前の準備の話などもよく出てくるアドバイスの一つだと思いますが、これが力んでいてはよくありませんし、準備しなさすぎてもよくありません。声を出すためにどのタイミングでどれくらいの準備をするのが、よい声の当たりになるのかを指導者とともに研究してみてもいいと思います。

発声前の準備のタイミング、脱力、支え、音のキープ力などどれが自分にたりていないのかを知るのも重要なレッスンです。どの音域がピッチがいいのか、その時の声の状態を知ることも大切です。(♭Σ)

 

. ただ単にピッチが取れないのではなく、「高音域・出しにくい音域で音が定まらない」、「うまく音に当たらない」という感覚も、ようするにピッチが低いということなのでしょう。

これらの一番の理由は、息の流れが停滞している、(だから)息が足りていない、ことだと思われます。歌うときの息は、音が高くなるにつれてよりエネルギーが必要になります。これは発声でも曲でも、またジャンル問わずに同じことが言えます。そして、誰にでもある出しにくい音域では、出しにくいがために息が停滞しやすくなります。

このように「高音域・出しにくい音域」どちらも、ピッチに届かないのは息がエネルギー不足なのです。声は息の流れに乗って前に出ていくのですから、息が進みにくければ声も出にくい(ピッチに届きにくい)、というのは至極当然のことではあります。練習方法はいろいろとあるので、息の流れを促すトレーニングを行ってください。音高を取る感覚も今とは違ってくるはずです。(♯α)

 

. 一口に音程が正しく歌えないといっても、いろいろな原因が考えられます。どんな曲を歌っても全体的に音程が取れない(いわゆる音痴)の人もいますし、発声方法に原因があって、そのせいで音程が不鮮明になる人もいます。また、何回か練習すれば取れるのに、練習不足で音が取れていない場合もあります。

なお、発声が原因で音程が不鮮明になってしまう場合、その原因の一つに、音に執着しすぎるがあまり、発声が不自然になっているということも考えられます。音を狙い過ぎてしまうと、体で制御しきれずに声が浮きやすくなったり、無理に出そうとして力で押しすぎてしまったりと、不自然な発声になってしまうことが考えられます。

また、出しやすい音域では問題なく音程が取れるのに、一定以上の高音域に差し掛かると音程がとりにくくなるということであれば、高音域へ向けての訓練をしなければならないと思います。中音域から高音域へ移り変わる段階で、声区の切り替わる部分がありますが、その部分を力技で低いギアのまま進めようとするような発声だと、音程が不鮮明になってしまうことが考えられます。

なお、パッサッジョの訓練をしていると、自分自身には一時的に音程が不鮮明に感じる部分があるかもしれませんが、そこで音程を優先させてしまうと、結果的に無理をした状態になりかねないので、自分自身としては、発声しながら音程を気にし過ぎずに練習することが望ましいと思います。(♭Я)

 

. 音程を正しく歌うには、その訓練が必要です。ピアノで音階をひきながら、もしくはCDなどの音源に合わせながら毎日何度も練習して、狂いなく出せるよう体に覚えこませる必要があります。そうしているうちに、自分なりの感覚を得てくることがあります。低音は体のこの部分が響くな、とか中音はそれに比べるとこの部分が感じられるな、などです。

私の場合は二点F、ちょうどチェンジの音域ですが、この音になるとこの角度で声を出すとうまくいく、という身体感覚があります。自分なりの感覚がつかめるまでは、確実な音程を出せているとは言えないのかもしれません。

高い音、出にくい音域、で音がうまく当たらないとのことですが、このチェンジに当たる音域はとても声が不安定になりやすいです。どの歌手もこの音域を苦手として、一生かけて音のムラを回避できるよう訓練しています。最初は大きく出そうと思わず、小さい声、柔らかい声でトライしてみてはいかがでしょうか?(♯β)

 

. まず一般に「音痴」ということについて説明します。日本の学校音楽教育を受けると、たぶん日本人の半分以上が「自分は音痴だ」という認識を持ってしまいます。しかし実際の音痴はおそらく100人に1人もいません。実際、私は音痴の人に会ったことはありません。

皆が「自分の音域にあってさえいれば」正しい音程で歌えることができます。この「自分の音域にあってさえいれば」というところがミソなのです。指導要領と教員の力のなさによって、生徒一人一人に合わせて伴奏を移調して演奏することをしないため、音痴にさせられてしまうのです。ちなみに日本の音大では移調伴奏の訓練を受ける機会がとても少ないように思います。

次に、音痴に聞こえやすい音域について説明します。男声の低い音域の場合、自分が思っているよりも実際に出ている声が低いことがあります。これは共鳴の位置が低く胸を響かせているため、自分の耳で聞くよりも実際には低い音を出してしまっているということです。対策としては「思ったよりも高めに歌う」こと、そして録音を聞いて実際に聞こえている高さと自分の感覚を近づけていくことです。これは音楽的な能力と関係なく音痴に聞こえ、もったいないです。

逆に女声の高い声が上ずって聞こえる場合があり、これは上記と似たような現象に思えますが実際にはもっと深い問題です。本当に音痴なのです。本当の音痴がどうしたら治るのかは(私は出会ったことがないため)わかりませんが、低い音域、発声に無理のない音域で「ドレミファソファミレド」を正確に歌えるところから始めるとよいのではないでしょうか。(♭∴)

 

. 一言で言うと、発声が悪いのです。実際発声がきちんとできている人は音程がいいのです。発声がいいのに音程だけ悪い人はあまりいません。いるとすれば、周りの音を聴いていないのだと思います。まれにフラベリックという咳止め薬を飲んでしまったかもしれません。(副作用で半音音が低く聞こえてしまうことのある処方薬。)。

いい発声というのは、1.横隔膜に支えられた呼気に乗って、2.リラックスした状態の喉から、3.止まらずに進み続ける声です。

1.については、トレーナーに直接教わって下さい。

2.は音の上ずり防止に重要です。緊張すると喉仏が上がります。その状態では音程も不安定に上ずりがちです。あくびをした時、あるいは深い息を吐いた時に喉仏は下がります。その位置をキープして歌って下さい。

3.も大切です。自分の音程が心配になると、おっかなびっくり息の流れが後ろ向きになりがちです。すると、自転車が失速するとまっすぐ走れなくなるのと同じで、声もふらつきます。余計に音程が不安になり、負のスパイラルへと落ち込んでしまいます。

しっかりと曲を覚え、自信を持って声を出すことを第一に考えて下さい。そうしたら音程の良さは後からついてきます。(♯∂)

2019年12月26日 (木)

Q.レガートに歌う~ローリングトーン

A.表現して歌っていくのには、レガートはとても重要な要素です。日本語はどうしても、1音節の連なりで「こ・の・み・ち・は」などと、すべての音を同等に歌ってしまいがちです。しかしヨーロッパ言語の曲を見てみると、動きがあります。オソレミオの冒頭で「ケッベッラコーザ」の「ケ」は「べ」に向かって、「コ」は「ザ」に向かって進んでいくように、音がまるで次の音に転がっていくような感じです。

このように、音節がどんどん次に向かって流れるように音声を「ローリングトーン」といい、それに反して日本語のように一音節ごとに止めてしまう音声を「ストップトーン」と呼んだりします。

なるべく音節を転がして次につなげて、レガートになるようにすることで言葉もよく表現され、フレージングを作ることができて、音楽的にスケールも大きくつくることが可能になると思います。(♯β)

 

2019年12月25日 (水)

Q. 若いとよくないことをするのは、どうなのでしょう。

A.若くてよくないことをする人は、いけないこととわかっていないからすることが多いのです。でも、それをわかっていて、する人よりは救われるかもしれません。

そこから学べたらのことですが。(♯)

2019年12月24日 (火)

Q.経験者にしかわからないし、教えられないのではないでしょうか。

A.月を歩いた人にしか、月のことはわからないのでしょうか。月まで辿り着いた人の方が詳しいこともあれば、経験だけではわからないこともあります。シミュレーションで体験して、イメージして、用意してきた人もいたでしょう。それまでにも、月については、いろんなことが研究されてきました。いろんなアプローチが可能です。

経験者の経験は、確かに本人しか知ることができません。年を取っている人は、若い人のことを自分の経験でわかり、ある物事について知っている人は、知らない人のことのことがわかるのですが、その逆は成り立ちません。

しかし、経験は絶対ではありません。一つのことから十を学ぶ人もいるし、十のことから一つも学べない人もいます。

私は、一つの経験はあった方がよいとは思います。そこからどれだけイメージできるかが、教える人にも教わる人にも問われます。(♯)

2019年12月22日 (日)

Q.自分の何を自覚すればよいのでしょうか。

A.「自覚」は、自分の在り方をわきまえることです。「自覚」は仏教でいう悟りから、感情を納める方法として使われています。となると、スタンスと表現のための謙虚な準備しましょう。(♯)

2019年12月21日 (土)

Q.歌うとすぐに力が入ってしまいます。

.口を開けただけであごに力が入り、首までその力が伝わってしまう人、歌うと胸や肩に力が入ってしまう人、腕にまで力が入る人、特に上半身の力みが気になります。自分の体によく意識を向ける習慣を持ち、自分で自分の力を抜けるように日々工夫をすることをお勧めします。

例えば前屈をして首、腕をぶら下げてみる、前屈から体を持ち上げてストンと落としてみるなど。あとは寝てみて、その脱力した感覚を覚えて立ち上がってみるなど。

しかし力が入る原因は力みだけではありません。歌うため、息を吐くため、体を支えるための筋肉が不足していることが考えられます。歌を始めて間もない人や、筋肉の少ない小学生などはふらついて、体がユラユラ動き、ピシっと立っていることができません。呼吸のトレーニングなどで内側の筋肉、呼吸の筋肉も同時につけていかなければ解決にはなりません。(♯β)

2019年12月19日 (木)

Q.息を外に吐く

A.日本語はあまり呼気のエネルギーを必要としない言語なので、日本人はよく「息を外に吐いて歌いなさい」と注意されることがあります。しっかり息を外に吐くことで、声を前に飛ばすことができます。この意識が日常から少ないのでしょう。

これを回避するには、ひたすら息吐きトレーニングするしかありません。息吐きのトレーニングで、どのくらいのスピード、量の息を吐けているかを体感していきましょう。

お腹を自分の手で押しつつ、お腹の筋肉を自力で凹ませて息を思い切り吐いてみてください。イメージとしては大きなゴムボールに水が入っていて、ボールの両サイドを押すと水がピュッツと出る感じです。くしゃみは息のスピードが時速2300キロだといわれていますが、そのぐらいのスピードを意識して吐きましょう。この息の量とスピードを発声練習でも用いられるようにしてみてください。(♯β)

2019年12月18日 (水)

Q.レッスンで褒めてもらってばかりで、居心地がよくてやめられません。

A.相手を長く居させるテクニックは、「わかった」「できた」で、「よかった」と思わせることでしょう。しかし、それは、長くなるほど、もっともよくないことになりかねないのです。よくあるトリックのようなものです。

わからない、できないと思ったままでも、レベルが上がっていくのはよいことです。高みを目指しつつ深くなっていくからです。わかりやすく教わり、「わかった」「できた」と思って、そこからレベルが上がっていない人、すぐに下がっていく人をどれだけみてきたことでしょうか。(♯)

2019年12月17日 (火)

Q.理想と現実のギャップの解消をしたいです。

A.その二つが本当に捉えられるのでしょうか。そこのギャップも捉えられるのでしょうか。何より、そのギャップを解決したらどうなるのでしょうか。

問題で深まっていく、深まるだけでなく、浮かないとなりません。深まるのか深めるのかだと私は思うのです。(♯)

2019年12月15日 (日)

Q.アートや文化をつくりにくい世の中ではないでしょうか。

A.創造的な環境とは、制限下、抑制のなかでの自由ですが、無駄、どんでん返しが文化です。今の日本ほど、こんなに誰もがつくりやすく、発信しやすいツールのそろった環境はありません。皆がつくったり出したいから、受け手が間に合わないようですが、アートたるレベルに達していないと思い、研鑽あるのみです。(♯)

2019年12月14日 (土)

Q.何をしたら声を支える筋肉が鍛えられるのでしょうか。

.私自身も若いころはおなかに全く力が入らず、体重も今より10キロやせていて、体で声を支えるすべがなく、いつも首の後ろや肩で声を支えているような状態でした。そのため慢性の首の痛みを抱えていました。

トレーニング方法もわからないでいるとき、「ピラティス」を勧められました。ピラティスは、もともと負傷兵のリハビリとして発達したエクササイズだそうですが、歌と大きくことなるのは腹式呼吸ではなく胸式呼吸を用いていることです。また、胸式呼吸を促すために下腹をぺちゃんこにするよう指導されます。しかし私の師匠や同僚の歌手たちは、骨盤底筋を締め上げて使うピラティスエクササイズは歌に役立つと言います。

筋肉は、逆の動きをすることでより可動域や強度が増すのだそうです。伸ばすだけでもダメ、縮めるだけでもダメ。そして骨盤底筋は第二の横隔膜といわれており、下腹に意識を向けて動かす使い方が歌にも役立つのだとか。簡単なやり方でしたら本やDVDなどでもアプローチできると思います。(♯β)

2019年12月12日 (木)

Q.朗読の表現を一辺倒に聞こえなくする

A.朗読やお芝居の経験の少ない人にとって、表現をどうすればよいのかというのは大きな課題だと思います。読書が好きな人でも、黙読しているのと声を出して読むのとでは、なんとなくイメージが違ったり、「こんなつもりではないんだけどなぁ」というような表現に聞こえてしまったりという場合もあると思います。このような部分は、聞き手にとっては退屈に感じてしまう要素なので、改善していきたいですね。

このような場合の改善のヒントになるのは、英語でいう51H(Whenいつ、Where どこで、Who 誰が、What 何を、Why なぜ、Howどのように)を明確に伝えることや、登場人物の気持ちを大事に表現することではないかと思います。特に感嘆詞がついているような場合は、気持ちが強く表れる部分だと思いますので、特に印象に残るように前後の内容を考えつつも大胆に表現してみるとよいと思います。

また、接続詞をどのように表現するかもとても重要だと思います。順接や並列の場合は、前の内容と同じような内容だと思いますが、逆説の場合、話の内容や場面が変わるきっかけとなります。接続詞の部分を読む段階で、次に来る内容を予測させるような表現方法が必要になると思います。

これらを言葉の強さや緩急のテンポ感、間の取り方などを総合的に組み合わせて、聞いている人が自然とそのお話に引き込まれていくような世界観を作っていけると理想的です。(♭Я)

2019年12月11日 (水)

Q.どういう死生観をもっていますか。

A.与えられた命、その借りを返すことです。命を使って何をするかが、生涯ではないでしょうか。(♯)

2019年12月10日 (火)

Q.何でも早めのスタートがよいでしょうか。

A.そう思います。好きなこと、やりたいことは、すぐ始め、がんばりましょう。

退く、やめる、死ぬ、そのための力、余力をもっておけるからです。(♯)

2019年12月 8日 (日)

Q.プロとしてやれるかどうかの判断は、どうするのですか。

A.10年で1作、大ベストセラーの芸術家もいます。そういう状況の許されるまで、10年で元以上をとるというのが迂回でしたらもっともストレートな道です。しかし、そこまで見抜ける人はほんのわずかです。そうなると賭けです。他に生計の手段を得て両立させるのが、一般的な道でしょう。大きな眼でみて、状況がよくなっているのかで判断することでしょう。

受験で落ちたとします。浪人するのか、何浪までしたら入れるのか、そこにかけるコストと、つけられる能力とでみます。人生の予想といった駆け引きは、わからない中でもいろんな判断を迫られます。だからこそ、全力でやってみなくてはならないのです。(♯)

2019年12月 7日 (土)

Q.おなかの力が弱いのですが、どうしたらよいですか。

.体を全然使わずに声を出している人がいます。弱々しい声しか出ずに、ご本人もお悩みの様子でした。いろいろな方法でおなかを鍛えていけますが、以前ある歌手に、このような練習方法を勧められたことがありました。

練習室には大抵、アップライトピアノやグランドピアノが置いてあります。ここ一番の声を出さなければならないときに、ピアノの鍵盤の下に手を置いて持ち上げてみろと言われました。確かにおなかの下の方に力が入ります。この感覚をよく覚えて、実際に歌うときにはその時の踏ん張ったような状態を再現するようにします。表面の腹筋(腹直筋)よりも、もっと奥の筋肉(腹横筋)に力が入っていることがわかると思います。

少々荒療治ですが、まったくおなかに力が入らない人は、試してみてください。(♯β)

2019年12月 5日 (木)

Q.リズム練習の方法

A.歌がうまくなるのに、かなり大切な要素がリズム感とハーモニー感です。(音楽の3要素、メロディ・リズム・ハーモニー。)

日本と海外のヴォーカルを比べた時に、一番違うのはリズム感でしょう。リズム感は才能かもしれませんが、トレーニングでかなり向上させることができます。農耕民族であった我々日本人が狩猟民族であった西洋人の作った音楽を表現するには、トレーニングをするしかないといえます。

以下のリズム練習法はメトロノームを60で鳴らします。(秒針の速さです。)まずはメトロノームにあわせて手を叩いてみましょう。この速さを体で覚えておくのが理想です。(絶対音感に対して絶対リズム感という。時報の「タッタッタッター」の速さ。ちなみにこの440ヘルツの音が(低めの)ラに聴こえるのが絶対音感。)

次に2倍の速さ(8分音符)で手を叩きます。メトロノームが鳴ってないときにも手を叩くわけです。次に3つに割って、つまり3倍の速さ(3連符)で手を叩きます。2倍と3倍がスムーズに切り替えられるかがまずは1回目の関門になります。4回ごとに変えてみます。変わった瞬間にリズムが歪んでしまう人が多いのではないでしょうか。

次に同じことを口で「たったった」ということによってもできるようにします。次のステップとして同時に「口では3つ、手では2つ」逆に「口で2つ、手で3つ」をできるようにします。これも4回ごとで連続して切り替えられるようにします。

リズム感に自信がある人向けの上級編として、「2倍と3倍」でなく「3倍と4倍(16分音符)」で同じことを試してみてください。2つのリズムが同時に処理できるようになると、だいぶ感覚が変わってきます。歌に対するセンスもよくなってくるはずです。(♭∴)

 

2019年12月 4日 (水)

Q.人生、迂回してばかりいるように思います。

A.近づいても到達できないなら、少し離れ、時間をとり、遠くからみて、ベストを見極めようとしてみることはよいことです。(♯)

2019年12月 3日 (火)

Q.作品は一般向きにと考えるべきですか。

A.仕事としてなら、他の人の評価を前提とします。期限、分量、内容と、想定する相手が欲するように心がけます。つまり、発注主を考えます。

たとえば、このQ&Aは、必ずしもそういうつもりではないので、一般的な読者だけを対象にして述べていません。一般向きに、というよりは、自分のものとして徹底したり、特定の人だけに絞り込む方が深いものになることが多いと思います。

一般の人にはわからない、わかりにくい、でも伝わる人に伝わればよいと思うと、制限が緩みます。行き過ぎるとオワコンになることもありますが、そこから始まることもあるのです。(♯)

2019年12月 1日 (日)

Q.人に認められたい、人の評価を得たいのですが。

A.それは、目的でなく結果です。そういう結果を出すのが目的としたら、その目的をよくよく考えてなくてはなりません。

「お金を貯めて家を建てる」のが目的というのは、よくあるパターンです。でも、お金を貯めなくてもローンで多くの人は凌いでいます。「家を建てる」を「住む」にしたら、借りてもよいでしょう。この家とは、何を示すのでしょうみたいなことです。(♯)

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