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2020年6月

2020年6月30日 (火)

Q. 英語は日本語のなかでどう使われますか。

. カタカナ英語でのイメージアップ、外来語でイメージづくりをします。一例として、

スィートルーム→suite room(続き部屋)

フリマ、フリーマーケット→flea market(蚤の市) (♯)

2020年6月29日 (月)

Q. 日本人のコミュニケーションの特色について知りたいです。

. 日本人の人間関係では、

「以心伝心」、「一を聞いて十を知る」、「阿吽の呼吸」、

「打てばひびく」、「腹芸」、「ツーカー」など。

察しのよい人が粋、野暮でない、というものです。

「男は黙ってサッポロビール」(CM三船敏郎)

「メシ、フロ、ネル」

一言文、タメ口ですね。

冗長度の低さや婉曲に表現するのも特色でしょう。(♯)

2020年6月28日 (日)

Q. 日本語の特色をあげてください。

. 日本語は、自立語「詞」、付属語「辞」の「詞―辞構造」です。

テニオハでつなげたら、つながってしまうというので、あいまいなイメージのまま、会話となります。

また、日本語は、即物的で、主体よりも物に即してみることが多いようです。

身体感覚主語「胸が痛む」などが多いのですが、知ってすぐには身体になじまないのです。

コメントでさえ客観的にフェアな立場をもたず、感情過多気味になるのは、ワイドショーやネット掲示板をみるとわかることですね。

言霊、ことば=実体、オノマトペも日本語ならではの特色といえます。(♯)

2020年6月27日 (土)

Q. コンコーネ50の5番の歌い方について教えてください。

. 最初の2小節単位の2つのフレーズは、スラーに従ってレガートで歌いましょう。冒頭のpを気にし過ぎて、萎縮せずに、ていねいに歌い、どちらのフレーズも、最後の音に重心を置いて、<>を軽くつけましょう。高音域が得意な人は、始まりのフレーズの終わりが、難しいかもしれません。うまく着地して<>をつけましょう。

5小節目からの2小節は、スラーがなく、ブレスの後にはスラーが付いているので、始めはダイナミックに動き、ブレスの後からはきれいにレガートにしましょう。このフレーズの前半は、跳躍が大きいので、慎重に取り組み、フレーズの途中で、チェンジしないように、気をつけましょう。低音域が得意な方は、まだ曲が始まったばかりなので、高音で爆発的な声にせず、しっかり支えて柔らかい高音にしましょう。続く二つのフレーズも、<>をうまく付けながら、ロングトーンの後の跳躍した音程を、きれいに決めましょう。

次の第6音からの長い下向音型は、最後の音以外は、順次進行なので、きれいに音程を外さないように、歌わなければいけませんが、レガートにならないように、気をつけましょう。

続くフレーズの注意点も、これまでと同じです。2ページ目の下から3段目の始めのブレスの後は、高音域が得意な人は、一番素晴らしい声でレガートで歌いましょう。低音域が得意な人は、やや爆発してもよいですが、必ずレガートで歌いましょう。

次のブレスの後は、伴奏もないので、楽譜にあるようにテヌートをつけましょう。後は始まりと同じフレーズが続くので、曲の終わりらしく変化をつけましょう。跳躍とレガートとノンレガートを、しっかり練習しましょう。(♭Ξ)

 

. 伴奏が三連符で流れるように動いていますのでこの流れに逆らわず寄り添うような気持ちで歌ってください。あくまでもレガートの為の課題ですので、一つ一つの音がぶつ切りにならないように気をつけましょう。

5小節のレの音から次への跳躍は1オクターブと、とても大変ですので低いレの音を頑張りすぎず響きだけを保って歌い、次の跳躍の準備をすでに始めましょう。

7小節1拍目のファの音は直後のブレスの為に早めに切りましょう。

9、11小節のファの伸ばしは軽いクレシェンドをかけると跳躍しやすいです。

13小節~16小節へは音程が下降していくので響きを失わないようにしましょう。逆に音程が下がるほど響きが増すつもりで行いましょう。

22小節のドミは跳躍が大変なのでその前の21小節からのソの伸ばしがクレシェンドをかけながら次の音へ向かっていく準備を行ってください。

この課題は基本ヘ長調ですが16小節~24小節三拍目まではハ長調に転調しています。24小節4拍目の♭シからヘ長調へと戻るので大事に歌ってください(♭Σ)

 

. 二分音符、全音符と、のばす音が多いので、息のコントロールがとても大切になります。拍をとり過ぎて縦割りのようになると、ますます息が続かなくなるので、息の流れが停滞しないようにフレーズの先を見据えて歌いましょう。

一つの音でクレッシェンド・デクレッシェンドをつける(3段目3小節他)ときは身体を保ちながら、飛躍の音に向かってクレッシェンドをするとき(2段目2小節、4段目4小節)はより身体を踏ん張ることで息をコントロールするなど、フレーズによってアプローチの仕方はさまざまです。歌い方が一辺倒にならないことです。音源があれば、のばす音で伴奏の和音が変化しているので、それを聴きながら歌う練習をすると、実践しやすくなります。

転調から始めの調に戻るときの「シ♭」はテヌートが付いているように、焦らず丁寧に入り「シ♭」の一音でへ長調を感じさせる(自分も感じる)歌い方をしてください。(♯α)

 

. レガートに歌うための訓練として用いるとよいでしょう。そのために必要な要素が詰まっていると思います。二分音符が目立ちますが、ここで物理的には二拍分の長さを保ちつつ、考え方としては、次の休符までをひとまとまりと考え、そのひとまとまりのフレーズを自分の中で停滞させずに、絶えず進めていくように音楽を作っていきましょう。

途中に出てくるクレッシェンドやデクレッシェンドは、派手過ぎない程度に、意識的にかけていくように心がけることによって、より歌いやすくなっていくと思います。

スラーが使われている部分はより一層歌いこんでいくとよいと思います。歌のパートだけを見ると、どうしても「長めの音符がたくさん使われているから、たっぷり伸ばして歌おう」と思いがちですが、ピアノの右手を見てみるとわかるように、八分音符の3連符が続いています。この部分を感じ取れれば、音楽が絶えず進行していく感覚をつかみやすくなると思います。その中で、ソルフェージュ的には和音の移り変わりを予測して感じられると、より一層音楽的に歌うための練習につながっていくのではないかと思います。和音の変化を予測して感じながら、立ち止まらずに絶えず進んでいくということを大事にしてみてはいかがでしょうか。(♭Я)

 

. 4分の4拍子ですが伴奏形が三連符×4なので、まるで8分の6拍子のようなリズム感に感じられます。この8分音符の流れに乗って、1小節を2拍のようにカウントしながら歌うと歌いやすいと思います。

17小節目からは短調の様子も呈しながら8小節かけてハ長調に転調しています。そしてまた26小節から再現部が始まり、終結を迎えます。

最初の2小節、次の2小節は一つのフレーズとしてとらえて歌い、次の5小節目から8小節までの4小節を一つのフレーズと捉えるといいでしょう。ほとんどが2分音符で書かれているので、長い音符を、拍感を止めることなく、音楽の流れに合わせて歌うことが重要です。

ロングトーンを練習しているときには、拍感が止まっていることがあると思いますが、この曲では、長い音符も流れをつかんで歌いやすいと思います。

5~6小節目、10小節目、1112小節、20小節目、22小節目など、音が上向する際にエネルギーをもって上がるように意識しましょう。(♯β)

 

. 曲の頭にpピアノと書かれています。4番までの曲には松葉(クレッシェンド、デクレッシェンド)はあっても強弱の指示はありませんでした。つまり、音量の増減は曲の中で自然に作るとしても、基本的な音量に関しては歌いやすい音量で歌えばよかったのです。

この曲ははじめから最後まで、静かな音量を保たないといけません。それゆえ、最高音は中声用でレまでであり、4番までの最高音が(中声用で)ミであったことを考えると低く、ピアノの表現を充実させてほしいという作曲家の考えの表れだと解することができます。

曲の中身に入っていきましょう。まず4小節目での急激な転調。かなりショックを感じるはずです。少し速めにその和音に入ることでショックを表しましょう。はじめのフレーズは8小節ありますが、その後は6小節目で広がりを感じながら7小節目を頂点とし、自然に8小節目に向けてフレーズを終わらせます。7小節目の低いファがそこまでの頂点です。

次の16小節が中間部です。中間部はまず初めの4小節が4度調(変ロ長調)になります。転調している間は余り時間をとらずにサクサク進みましょう。

次の4小節で頂点に向けて曲を盛り上げていきます。音形は下がっていきますが決してテンションを下げていかないこと。次の8小節は頂点の中にいるため、やはり低い音域ですが響きもテンションも下げないことが大切です。(♭∴)

 

. 優美な分散和音に乗って歌う曲です。刻々と色を変えていく和声をよく感じながら歌いましょう。2小節ずつの起承転結を4回繰り返す構成です。その4回が大きな起承転結となっています。テクニックとしては第一に、長いフレーズをぶれずに歌える息の使い方です。まず同音のロングトーンで体の使い方を確認するといいでしょう。

第二に、弱音を中心とした強弱のつけ方です。決して乱暴な声にならないよう、口腔内を柔軟に使ってクレッシェンド、デクレシェンドを練習してください。

10小節、20小節に現れる、フレーズの最後がヒョイと上行する部分は、とても難しいと思います。ここで何かやろうと思うと失敗しがちですので、フレーズの始まりから体を筒のようにまっすぐあけて、自動的に声がその場所に入っていける状態を作ります。

12小節からのフレーズは8番にも和声を変えて登場します。コンコーネには同じフレーズの変化形が至る所に登場します。それを並べて練習するのもいいと思います。(♯∂)

Q. 歌のためにベストな体のアラインメントを知りたい。

A.スポーツをする人にはなじみのある言葉で、アラインメントとは、骨格や筋肉の正しい位置、パフォーマンスをしやすいように並んだ状態です。立って歌う人は、足の裏から脚の骨、骨盤の位置、背骨、頭蓋骨、これらの骨がどの位置にあるとパフォーマンスがしやすいかということに意識を向けてみてください。

子供のころから「いい姿勢をしなさい!」といわれると背骨を少しそらして胸を張るような姿勢をするという習慣がついているかもしれません。その姿勢は横隔膜をつり上げてしまい、横隔膜が下がることを阻害してしまいます。

正しいアラインメントを感じるには、一度寝ころんでみることです。寝ながら、かかと、ふくらはぎ、おしり、背中、肩、腕、手のひらがどのように地面に設置しているかを感じてみましょう。次に膝を負って足を三角に立てた状態を作り、腰のアーチを地面につけてリラッスします。これらの後にゆっくり立ってみます。その時の感覚をよく覚えてみてください。思いのほか前の方に体重があるか、後ろに重心があるのか、この時背骨、頭蓋骨から全身に至るまでとてもゆったりとしたいいアラインメントが作られています。(♯β)

2020年6月26日 (金)

Q. ニュアンスをつけたくて、曲の歌い始めは息を多めにしたいのですが、発声的には問題ないでしょうか。

A.表現は歌い手の自由であり、私もレッスンでは個人の表現を尊重しています。こう表現したいというしっかりとした思いであれば、ぜひそのように歌ってみたらよいと思います。

発声的な問題としては、息が不安定になる場合があるかもしれません。具体的には、息を多めにすることによって、なぜか息全体の流れが停滞してしまう人が多いように見受けられます。息が停滞すると声が進まなくなるので、歌い始めばかりかその先も歌いにくさが続いてしまいます。人によっては高音域もいつも以上に高く感じてしまう要因となります。

本来なら、息を多めにしても、息・それに乗る声は前に進んでいけばよいのです。練習していく中で、もし歌いにくさを感じることがあれば上記の可能性があるので、一旦ニュアンスを外してしっかり歌う練習をしたり、またはトレーナーに聴いてもらうなどして調整してください。(♯α)

2020年6月25日 (木)

Q. レッスンでよい状態と言われるとき、自分では声の聴こえがよくなくなると感じます。

A.レッスンでそのような段階がきたら、よい方向に向かっていると捉えています。ただ、これは全ての人に当てはまることではありません。自分の声を聴き過ぎている人や、自己流のポジションを定めている人にも起きる現象と言えます。本来なら、身体を使って歌ったときの体感をもとに(目安に)よい状態と判断したいところが、自分の声の聴こえ方・響きの聴こえ方で判断しているのです。

身体を使って歌える(よい状態)と、息の流れに乗って声が前に出ていく(一見聴こえにくくなる)という変化が起こります。いつも近くに聴こえていた自分の声が、遠くに聴こえるようになったという感覚でしょう。それが、あなたが声の聴こえがよくなくなると感じている部分です。とはいえ、身体を使って歌ったとき確実に「よい体感」があったはずです。はじめは戸惑いがあるかと思いますが、その「よい体感」があるときの声の聴こえ方に、少しずつでいいので耳を馴染ませていってください。

(♯α)

2020年6月24日 (水)

Q. ハイコンテクストについて教えてください。

. コンテクストは、アメリカの文化人類学者、エドワード・T・ホールの提唱したものです。ハイコンテクスト―ローコンテクストの違いは、次のように対比できます。

聞き手の能力―話し手の能力

シンプル、凝る―ストレート、わかりやすい

あいまい、表現―単純、理論

少ない、沈黙―質疑応答

協力―競争

暗示、無意識―明示、意識

関係性、協調性―タスク

非言語―言語

日本、中国、アラブ―欧米

ピカチュウはアニメですが、「ぴ、ぴかちゅ~」しかしゃべらないのに、人とコミュニケーションがとれています。もっともハイコンテクストといえます。(♯)

2020年6月23日 (火)

Q. 雑談の力をつけたいです。☆

.「雑談の目的は何か」と聞かれたことがあります。目的がないのが雑談ですからおかしな問いですが、考えてみると、それなりに目的があります。結果として、何かしら伝えたいことがある、知りたいことがあることも多いと思います。あとは、楽しく過ごしたい、気を休めたい、これまでのつながりの維持、時間つぶしなどがありそうです。

雑談の話題は、「たちつてとなかにはいれ」と覚えておきましょう。

食べ物、地域、通学通勤、天気、富(お金)、名前、体、ニュース、流行(はやり)、異性、レジャーなどです。(♯)

2020年6月22日 (月)

Q. 喉に関わるがんについて教えてください。

. 食道がん、咽頭がん、喉頭がん

食道がんは、喉への違和感、げっぷ、味がおかしくなるなどの症状が出ることがあります。声がかすれることもあります。それは、リンパ節に転移して声を出す神経2本のどちらかを圧迫するからです。

さらに声がかすれると咽頭がんの恐れもあります。

上咽頭がん―喉の異変に中耳炎、視力

中咽頭がん―飲み込みにくい、のどの痛み、イガイガ

下咽頭がん―症状が出にくい

忌野清志郎さんは、喉頭がんでした。(♯)

2020年6月21日 (日)

Q. 胃食道逆流症とは何でしょうか。

. 胃食道逆流症は、咳、痰、喉の痛みに肩甲骨の内側やみぞおちの痛み、胸やけなどの症状が出ます。食道がんのリスクとなることもあります。(♯)

2020年6月20日 (土)

Q. 講演の前に、レッスンを思い出して息を吐く練習をしてみたら声が出しやすかった気がするのですが。

A.声は息の流れに乗って出ていきますので、息を吐く練習によって「息の流れ」を促してあげたことで声が出やすくなったのは理にかなっています。講演前に、いつもよりよい状態に整えることができたのですね。レッスンでの内容を、普段のやっていることに落とし込むことは、ご本人が行動を起こさない限り実現しないのです。(ただ受け身でいるだけでは上達はしにくいです。)レッスンを思い出して実践してみたというその行いが、また次の実践へと繋がっていくので、とてもよい経験になったかと思います。

声が出しやすくなった「気がする」のは十分に変化があった証拠です。何も変化がなければ「気がする」ことさえ起きません。たとえ、声が出しやすくなった!と確信が持てる状態でなくても、よくなった「気がする」という時点で十分に喜ばしいことなのです。ぜひレッスンにおいても、小さな変化をも敏感に察知していけるよう「~な気がする」とう感覚を大切に取り組んで頂きたいです。(♯α)

2020年6月19日 (金)

Q. 低い位置に喉頭をおくことは絶対なのでしょうか。

A.発声を勉強していくと「喉を下げる」「低い喉頭」などが出てきます。私自身は低い喉頭であろうと努力していますが、これは私が理想とする声に低い喉頭のポジションが必要だからです。

絶対的に喉頭が低くなければいけないとは思いません。私は、すべての人に喉頭を下げることを推奨はしません。必要だと判断したらアドバイスします。気をつけているのは、喉は「下げなければいけない」という思い込みでしょうか。私の歌にとって下げることはパフォーマンスを上げるためにも必要ですが、下げることに意識がいきすぎると、喉や胸を固くしたり、声を作ってしまってかえってパフォーマンスの質を下げることがあります。発声はあくまでも体のバランスが重要だと考えていますので時にはあえて喉をあげて歌うこともあります。

扉は開閉できなければ機能としては不完全です。開けるしかできない、閉めるしかできないではなく両方に動いて初めて扉としての機能をもちます。

それと同様、どちらにも動かせる自由な喉をもち、自分のパフォーマンスに必要な喉の状態でいられることが重要と考えます。(♭Σ)

2020年6月18日 (木)

Q. YouTubeなどでヴォイストレーニングを銘打っているものは本当に正しいですか。

A. 間違っているとも、正しいかどうかも言い難いです。

トレーナー本人の持論を述べるという意味では自由ですが、ヴォイストレーニングは、それぞれの歌い方、あるいは話し方の問題点を修正するという側面もあります。相手が見えない状態で、持論だけをのべ、それを真に受けて、自分にあっていないやり方をしてしまい、喉を傷めてしまうような人もいるようです。そういう側面からみると、とても危険と考えることもできます。

とても参考になる動画なども多数あるとは思いますが、個別に自分の声を聴いてもらい、その問題点解消のためのトレーニングをしてもらうことが最善で最短の道なのではないかと思います。

しかし外国の指導者などのアドバイスで、時として雲を晴らすような言葉をもらえることもありますので、一概に全部だめとは思わないで、自分に合っているのかを考えながら勉強の参考にしてください。(♭Ц)

2020年6月17日 (水)

Q. 咳喘息とCOPDについて教えてください。

. 咳喘息は、炎症で気管が狭くなるものです。風邪に併発して起きやすく、喘鳴はないのです。長引くと気管支喘息になるので危険です。

喉がイガイガ、痰がからむなら肺炎、結核に、慣性閉塞性肺疾患(COPD)かもしれません。これは、昔は慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれていました。

気管支の炎症や肺胞の破壊で酸素の取り込みや二酸化炭素の排泄がうまくできなくなります。(♯)

2020年6月16日 (火)

Q. 風邪の喉への影響を知りたいです。

. 風邪は、喉の痛みか鼻水か咳のうち2つを伴います。喉の痛みだけのときは、怪しいです。

唾を飲み込むと痛いときは、急性喉頭蓋炎の疑いがあります。これは、気道の閉塞で窒息死の危険があります。扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅういのうよう)、これも窒息死を招きます。

これらは、細菌感染なので抗生物質を用います。

喉の感染症には、他に、咽後膿瘍、溶連菌感染症、EBウイルス感染症、咽頭クラミジアなどがあります。(♯)

2020年6月15日 (月)

Q. 喉の痛みは、どんな病気に関係しますか。

. 喉の痛みは、心筋梗塞、狭心症などの放散痛として、喉、奥歯、肩などにも出ることがあります。高齢者や糖尿病の人では、無痛性心筋虚血で胸が痛まないこともあります。

大瀧詠一さんや阿藤快さんの患った大動脈解離は、心臓の大動脈の内部が裂けて窒息死に至ることもある危険な症状です。背中の痛み、咳、喉に、その前兆が表れることがあります。

脳卒中のくも膜下出血も、喉の異変がサインとなることがあります。

1ヵ月も咳が続くなら病院へ行ってください。(♯)

2020年6月14日 (日)

Q. 心臓の働きを教えてください。

A. 1分間に5ℓの血液を送り出します。血液は、腸で30%、腎臓で20%、脳と骨格筋で15%を使います。腎臓で1100ℓの原尿をつくり、尿は12ℓで出しています。(♯)

2020年6月13日 (土)

Q. お腹だけではなく背中にも意識を向けるように言われますが、わかりません。

A.歌う時にはお腹で支えてとか、お腹を張ってとか、なにかとお腹を使うように注意を受けることが多いと思います。初心者のうちは特に、お腹の意識が弱く、喉だけで声を作ってしまい声を体で支える意識が低いかもしれません。しかし、なるべく、息を吸って体が拡張した状態をキープしながら歌うように努めましょう。ある程度トレーニングを積んだ人は、背中側にも意識を向けられるといいと思います。声の支えには、横隔膜を下げるとか、張ると言われますが、横隔膜はお腹側のみならず背中側にもついているわけです。呼吸を支える筋肉は、体の背中側にもついていることを忘れがちです。背中で壁に寄り掛かるような感覚、背中で壁を押すような感覚が参考になるかもしれません。イタリア語で声を支えることを「appoggiare」といいます。もともとは、寄りかかる、立てかける、もたせ掛けるといった意味です。歌うときの支えは、踏ん張るのでも、張りだすのでもなく、寄りかかる感覚が一番近いのだと思います。(♯β)

2020年6月12日 (金)

Q. 唇の使い方は声と関係しますか。

A. 日本語は、唇をほとんど使わずに話せてしまうので、唇の周りの筋肉を使って発声に生かすという習慣がないかもしれません。しかし唇は声と大いに関係があります。少し外側にむけてトランペットのベルのような形を作ることで、音は外に響きやすくなります。ここを弛緩させていると音に張りが出にくいです。また、唇を前にとんがらせて、口腔内の空間を広げ、後頭部から唇の先の距離をできるだけ稼ぐようにすると、響きを増幅させることに役立ちます。

オペラ歌手や、いい声で歌う歌手の唇を見てみてください。なぜか四角に開いていることがままあると思います。前歯が少し見えていて唇は外側に少し捲れる感じです。あるオペラ歌手は前歯も下の歯も4本ずつまで見えていい、それ以上それ以下はダメ、などと具体的な数字で指摘する人もいます。

普段使い慣れていない唇も動員できるようにしてみてはいかがでしょうか。(♯β)

2020年6月11日 (木)

Q. 胸の響きを充実させるよう言われました。

A.日本人にありがちな歌の声は、頭声できれいに出ているけど、響きがない、声に色がない、弱々しい、パワフルさや主張が足りないなどの特徴があります。

合唱団に長くいたり、ママさんコーラスで歌っている人に多く見受けられます。きれいで、他者と交わりやすくハーモニーは美しいが、一人で歌ったときに、声に説得力がないケースです。頭声発声を重視していると、おそらく胸の響きや地声の充実度というものを全く意識しないでいるのかもしれません。

胸のところに手を置いて、そのあたりがびりびり、ざわざわするかどうか意識して発声してみてください。更に耳に手を置いて自分に聞こえる音を確認した時に、耳の中にもびりびりという音がしますか。この耳になっている音と、胸の響きが循環して、体の上半身部分でしっかりとした音の響きを充実させられるよう心がけてみましょう。(♯β)

2020年6月10日 (水)

Q. DHEAとは、何に効果がありますか。

A.デヒドロエビアンドロステロンは、副腎皮質系ホルモンで「ホルモンの王様」と呼ばれています。アンチエイジングです。筋力をつけるにもよいです。性ホルモンの元にもなっています。(♯)

2020年6月 9日 (火)

Q. ファイトケミカルとは、何に含まれますか。

A.ファイトケミカルは、免疫力アップになります。果物や野菜に含まれます。リンゴ、マンゴー、パパイヤ、パイナップル、ブドウ、ブルーベリー、オレンジ、スイカ、メロン、モモ、ブロッコリー、さつまいも、ほうれん草、カボチャ、キャベツ、セロリ、パセリ、ナス、クレソン、ピーマン、カリフラワー、アスパラガス、カブなど。(♯)

2020年6月 8日 (月)

Q. テストステロンとは、ホルモンの一種でしょうか。

A.男性ホルモンの総称、アンドロゲンの中心はテストステロンです。攻撃性、決断力、論理的思考、リーダーシップなど、男らしさを支えます。老化で少なくなると、落ち込みやイライラ、うつになりやすくなります。

増やすには、長ネギ、玉ねぎやキャベツ、ニンニク、ショウガ、ニラ、レバー、かき、納豆、味噌、大豆、鶏肉、チーズ、ウナギなどです。(♯)

2020年6月 7日 (日)

Q. GI値とは、どういうものですか。

A.GI値とは、グリセミック指数=炭水化物が糖に変化するスピードを示す数値です。GI値の高い食べ物は、血糖値を上げます。

GI値が高いのは、白米、うどん、食パン、バナナ、ジャガイモ、トウモロコシ、クッキー、チョコレート、キャンディなど、低いのは、ブロッコリー、納豆、アーモンド、玄米、リンゴ、ホウレンソウなど、豆類、果実、野菜類などです。(♯)

2020年6月 6日 (土)

Q. 中音域や低音で声がスカスカになります。

A.裏声がちの声で歌っていると、どうしてもこのような現象が起きやすいと思います。裏声のみしか使わずに歌う人は、高音はいいのですが、その声のまま中低音を歌うために、声がスカスカして響きの充実が全くない音になっているのだと思います。

そこでミックスボイスというものを訓練する必要があるのです。これは、地声と裏声を混ぜたような声という概念かもしれませんが、裏声の声のフォームのままで地声のように声を前にべたーっと出していくのです。

まず初めに地声で「アー」と低く大きく話してみます。その感覚で、裏声のフォームで声を出すのです。裏声と地声の両方がミックスされた音を出すことができます。さらに、この音をおなかの下の方や横隔膜で支えるように出してみましょう。喉に力が入っていたり、声帯が上に突き上げられるような動きをしていてはうまくいきません。なるべく喉は下方向に緩めるように心がけてください。(♯β)

2020年6月 5日 (金)

Q. 最近ライブで人の歌をよく聴いています。先日、高音がピーンと張っていて苦しい感じに聴こえたのですが、自分の感覚は合っていますか。

A.その曲の表現や演出によって、あえて苦しそうに歌うということでしたら別ですが、もし歌っていたご本人の意図するところでないのに苦しい感じに聴こえたのであれば、実際にその高音を歌うのが苦しかったのでしょう。ちなみに、身体を使っての歌であればピーンと張った声(ビブラートがかかっていない声)でも、苦しく聴こえません。

他の人の歌を聴いていく中で、上手だな、苦しい感じだな、と察知されることはよい勉強をしている証拠です。人の歌をよく聴くようになり、以前より耳が聴き分けるようになったということと、それだけではなく、練習の中で声や身体の感覚に向き合うことで、その「体感」も聴きわけるときの助けになっているのです。どの曲においても高音域は大変さを伴う部分だと思いますが、聴き手に大変さ・苦しさを察知させないところまで仕上げていけることが理想です。(♯α)

2020年6月 4日 (木)

Q. 講演のときに周りから声がよく通ると言われるようになったのですが、自分にはまだ自覚がありません。

A. 自覚がなかったとしても、声を聞いてくださった人々の感想は有り難く受け止めて、ひそれを励みにしてください。発声でも朗読でも、自分の身体が楽器であるため、その日の天候や体調によって体感はさまざまです。

自覚がないという面では、例えばレッスンでさっきより確実によい状態で声を出したのに、ご本人は必死に取り組むあまりどんな体感だったかよくわからなかった、という場合もあります。少しずつよい変化を遂げていると、その途中はご本人にさほど自覚がなく(いつも自分自身と向き合っているので)、時々レッスンで見るトレーナーの方が変化を察知するということは頻繁にあります。

今回の場合もこれに似ていて、久しぶりに声を聞いた人(又は初めて声を聞いた人)が良さを感じ取って下さったのでしょう。周りが察知した後からご自身にも自覚が出てくる、ということも不思議なことではありません。どうぞ安心して取り組んでいってください。(♯α)

2020年6月 3日 (水)

Q. 老化の原因は何でしょうか。

A.ミトコンドリア説では、そのエネルギー生産時にフリーラジカルを出します。ミトコンドリアも老化し、アポトーシス(自然死)します。

他にホルモン減少や免疫機能低下も原因となる説があります。(♯)

2020年6月 2日 (火)

Q. メラトニンの働きやコルチゾール、セロトニン、トリプトファンの関係を教えてください。

A.フリーラジカルの天敵がメラトニンです。睡眠、免疫力アップ、コレステロール抑制に働くのです。毎日、日光を浴びることです。メラトニンは胸腺を刺激してT細胞を生産させます。

コルチゾールも睡眠時に出ますが、早朝にピークとなる覚醒ホルモンです。抗炎症作用と脂肪炎症作用があり、ダイエットにも効果があります。短眠などで出すぎると血糖値が上がり免疫力が下がるストレスホルモンでもあります。

幸せホルモン、セロトニンに酵素が働きかけてメラトニンになります。メラトニンの材料は、トリプトファン(必須アミノ酸の一つ)です。納豆、大豆、牛乳、そば、プロセスチーズ、たらこ、くるみ、アーモンド、肉などに含まれます。その合成には、ビタミンB2(ニンニク、レバー、赤身の魚、ゴマ、ピスタチオ)も必要です。(♯)

2020年6月 1日 (月)

Q. 抗酸化作用とフリーラジカルについて教えてください。

A.フリーラジカルは、体を錆びつかせ、老化、病気の原因となるものです。活性酸素もその一つで、肌のシミ、そばかすの原因となります。

抗酸化物質レスベラトロールは、赤ワインなどにも含まれ、フリーラジカルを取り除きます。

ポリフェノールも含まれます。ポリフェノールを摂るには、ココア、緑茶、コーヒー、ブロッコリー、たまねぎ、大豆などがよいです。

抗酸化作用が強いものは、色がカラフルです。トマト(リコピン)、ニンジン(βカロチン)、サケ(アスタキサンチン)。(♯)

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