Q.教室で、生徒に伝えたいときは、大きな声がよいのですか。
A.伝えたいときは、大きな声を出すよりも、まわりを静かにさせる方が効果的です。ワイワイガヤガヤざわめいている教室では、大きな声もおたがいに打ち消しあってしまいます。しかし、シーンとした教室では、小さな声もよく聞こえるでしょう。テスト中に、ペンの音や咳払いがよく聞こえるのと同じですね。
ですから、講談師のように、バンッと扇子を叩く。静かになってから、「それでは……」で話し始めることです。これは、私が実際に学校の先生やインストラクターの方によく行なうアドバイスです。