Q.よい声とは、何ですか。
A.昔は、大きい声、それから高い声、今は、落ち着いた声、豊かな音色の声、深い声がよいと思われることが多いのではないでしょうか。
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A.昔は、大きい声、それから高い声、今は、落ち着いた声、豊かな音色の声、深い声がよいと思われることが多いのではないでしょうか。
A.母音中心で、音楽的とか美しいと思う外国人もいます。母音の数は少ないのですが、リズムの強弱やメリハリの弱いことから、一本調子に聞こえやすいと思います。
どぎついというのは、5つの母音を力んで言うからでしょうか。人にも地域にもよると思われます。
A.正座は、姿勢としては、悪くありません。胡坐や体育座りの方がよくないといえます。ただ、正座で痺れたり、血行がよくなくなる欧米人や今の日本人には、正座は難しいものになっています。発声と直接結びつけて考えない方がよいと思います。
A.声のよし悪しは、何を基準にするのかで違います。欧米の声楽の発声を元に、そのように言う人も多かったのですが、それは、今となると、一面的な見方です(と言っても国際的なレベルでは、相変わらず評価は低いと思います)。
日本人も、初めて声楽歌唱を聞いたときは、笑いをこらえきれなかったそうです。声、発声、歌唱においても、それぞれに違います。
A.「器用というのは、他人の思惑の逆をする者だ」(信長)
A.民主主義は、敗れても命は取られませんが、本物の独裁者は、他人の生命の剥奪権を握っているのです。
A.ワンフレーズは、オバマや小泉純一郎で、お馴染みになりました。
これは、リズミカルで、聞いていて心地よいのです。
スポーツでも試合前に監督が、ショートスピーチで選手の心を一つにまとめ、鼓舞するのに使われます。ペップトークといわれます。声掛け、ことばがけの効用です。
A.言行一致、一貫性、誠実さと信頼でしょうか。サーバントリーダーシップといって、これは、リーダーは、まず、部下に仕えるもので、その後、相手を導くというものです。
A.ここにきてからプロになった人も、ここにきてからプロでなくなった人もいます。
プロにも、いろいろありますから、必ずしもプロ=成功ではありません。
私は、声がどう使われ、感動を与えてくれるかをみます。研究所では、そうなる可能性が広がるようなレッスン、トレーニングを中軸にしています。
A.あなたの解釈と創造で強みが出せるようにアレンジしてください。それを実現していく力、歌唱力、演技力と結びつけて表現してみてください。そこをみています。
A.「なる努力」よりも「続ける努力」を疎かにしないようにしてください。自分のルーティンワークをしっかりとつかまないと、運よくチャンスがきても、次につながりません。
大体は、同じパターン、同じような歌に聞こえて、飽きられてしまうものです。
感じたままで歌って、人々を感動させられるとしたら、歴史上のレジェンド、天才レベルです。
いろんな表現やフレーズがあります。多くを試してください。それぞれのよし悪しを判断していくのです。最終的には、一本通した形にまとまるものです。
A.自分の強み、売りを知っていくことです。もちろん、たった一つしかできないのでは、なかなか難しいので、広さや器用さも必要ですが、それは必ずしも有効ではありません。自分の本質を知った上で、本当に勝負できるものを磨き尽くしていくことです。他は、応用で一通りできるようにしておくことです。
A.はっきり言うと、プロのトレーナーや専門家に聞いたり、指導してもらえばよいことです。
歌そのものを、広く深く学ぶ方がずっと大切なことです。専門的なことは専門家に任せればよいのです。
A.役者は、もっとも身近な人にしかみせない顔や体、いえ、どんな人にも見せたくない表情や振る舞いを、迷いなくみせなくてはならないのです。大きな自己犠牲、自己放棄の上に成り立つのが、演技です。人格まで変えてしまうことからみたら、全裸になることなど大したことがないと思えるほどなのです。お笑いの人のパワーの源泉は、それを全く厭わないあたりにあると思います。
A.役者は、ガラスの仮面をかぶるというのですが、どちらかというと、服も皮膚も脱ぎ捨てるわけです。人間の精神を丸出しにする、自分という人間を忘れ去って化けるのですから、自分の居場所はありません。
A.私見では、モデル事務所の映像系の美女やイケメンは、声の力がないことが、ほとんどです。育ちのなかで練られてきていないのです。事務所もルックスやスタイルで選ぶからです。見た目は、才能というか、本質の一面でしかありません。
本当は、誰でもリアルにドラマをみたいのです。しかし、ルックスやスタイルをみたら満足する人も増えたので、よい俳優、歌手が出にくいともいえます。
A.構成、展開面でみると、大半は起承転結がベースです。何かが目的に向かって進んでいくとき、それを妨げるものが表れます。それが転です。つまり、ドラマチックとなるところです。
対立するものがあり、それを打ち破ったり乗り越えたりして進んでいくのです。ドラマツルギーといいます。葛藤や最大の悩み、そこがピークで盛り上がり、見せ場となるわけです。
A.リアルにしていくのですから、演技、演出は過去であっても、先を読み込み過ぎてもいけません。一つのことば、一つのメロディを起こして再生するのです。悲しいからと最初から涙が出ていたら、もう終わってしまっているわけです。
A.誰が、いつ、どこで、何をしている、この4つを、まず、しっかりと押さえておくことです。すると演技にはなります。しかし、「別れた」から「悲しい」とみせるとすると、別れたのは過去で、悲しいという今の感情の理由、動機にあたります。しかし、演じるのは、そこから先へ進むところです。
A.悲しいことを表すのに「悲しいです」と言っても仕方ないでしょう。感情は、そこにいられない、動き出す、何かを投げる、手を握り締める、などといった具体的な行動や表情で示されるわけです。それは、プロセスで次々に変わっていくものです。感じたことをなぞるのでなく感じていることをリアルに表すことです。
A.何となく感情を移入してみせたり、プロの歌手などになり切った振りがみえてしまうと、演技っぽくなり、歌がつまらなくなります。表現パワーと新鮮さが失せます。
A.象徴主義者には、イデアがあります。モノそのものではなく、その効果を描こうとします。生命の躍動感、内なる衝動や想念を肉体に感じて音にするのです。表の形の深層にある官能性、感覚を重視します。シンボライズするのは、創造のベースです。
A.作者の意図を演じる役として俳優がいます。その監督やコントロールを演出家がするわけです。そこでは、俳優の自分は消し去らなくてはいけないのです。ましてや、自我は、不要で邪魔です。
A.一言ではいえませんが、イメージとして、私の思いつくキィワードを挙げてみます。
地球と宇宙、自然と環境、社会、ライフスタイル、生活、仕事、ライフワーク、思想、信念、世界観、ヴィジョン、使命、ネットワーク、コミュニティ、CSR2.0、企業の社会的責任、持続可能性環境保全、倫理観、公明正大さ。
A.思考や身体で捉えた感覚は、声に反映されるからです。楽器のプレーヤーでも、声に出してみると、理解が深まります。
A.ディクテーションは、音声を聞いて文字にすることです。たとえば、フランスの音楽基礎教材「ラ・ディクテ・オン・ミュージック」というのがあります。その曲目のヴァリエーションが多様なのです。ヒルデガルト、メンデルスゾーン、シュトラウス、スメタナ、ドビュッシーからギニア民族まで、さまざまな文化に接し、触れることができます。
A.耳だけで聞くのではなく、身体を動かして、のって聞くことです。リズム、拍子の感覚に加えて、表現欲も出てきます。
A.ドビュッシーのバレエ音楽「おもちゃ箱」
A.惑星の重力場からの音波、地球もハム音あり、全てのものは、固有の振動数をもっています。宇宙のイメージを感じるならバルトーク、ストラヴィンスキーがお勧めです。
A.たとえツッコミ クリームシチュー
ノリボケ漫才 ハライチ
ズレ漫才 オードリー
A.「練習しなくてはいけないネタは、つまらないか向いていない」「夢中になって異様に熱く語るところがおもしろい」とは、ナイツの塙さんが言っていました。
A.マズルカ、ポーランド、ピアノ、詩人、子犬のワルツ、恋心、革命、ジョルジュ・サンド、マジョルカ島、雨音、ノクターン、ソナタ、ポロネーズ。
ショパンは、39年間で210曲を残しました。
A. 共通語は、東京のことばを誰もが聞き取りやすくし、いさかいが起きないように、つまり、感情的に表現しにくいように整えられたのです。それゆえ、関西弁に比べて、しゃべくりの漫才には不利です。感情が伝わるのには、方言の強さが有利です。
A.歌は、心を一つに合わせるので、歌が上手な民族が生き残ったと、小泉文夫は言っています。
A.アマテラスが天の岩戸から出ると、神々が顔を見合うことができたので、喜びの声を歌い舞った、そのときの声々は、次のようなことばとなった、とあります。
「あはれ、あなおもしろ、あなたのし、あなさやけ、をけ」(「古語拾遺」)
A.1990年代、小柴胡湯(しょうさいことう)の副作用で10人が亡くなったことがあります。原料が植物でも、毒があったりするのです。漢方は、個人差が大きいし、処方も多様なので、信頼できる専門家の指示の元、利用してください。
A.物質は、化学元素の組み合わせでできているので、全て化学物質でできています。発酵などもまた、酸素による化学反応です。
A.医療では必要なことがあっても、普通に健康であれば、肝臓、腎臓で不要分は排泄されます。飲食と運動で充分と思います。
A.2013年、フィンランドの研究者が、ビタミンCは風邪の予防にはならないと結論を出しました。日頃から大量に摂っていると、多少早く直る可能性はあるというくらいだそうです。1970年代のポーリング博士の「メガビタミン療法」からの定説でしたが、すでに崩れているのです。
A.疲労やストレスで、脳は副腎からコルチゾールを分泌し、血中のブドウ糖を増やしエネルギーにします。しかし、コルチゾールは、免疫機能を抑えもするので病原菌に弱くなってしまいます。体の冷えも血液循環を妨げるのでよくありません。専門家へ行きましょう。
A.滝の近くや森林では、気化熱での涼しさで体感温度が下がり、涼しく感じます。空気清浄機の除菌効果は、オゾンや静電気の除去のためです。マイナスイオンにこだわる必要はありません。
A.脳梗塞は、動脈硬化で起きますが、それは太い血管で起きるものです。毛細血管のなかの血液でドロドロやサラサラをみても、それでどうだということではありません。
A.水素は、何かを食べると胃腸で発生します。吐く息で測定できます。ご飯、牛乳などでも水分補給にはなります。水素水である必要はありません。
A.免疫力、自然治癒力、デトックスは、医学用語ではありません。本当に有効なものと証明すると医薬品となるのです。
A.プラシーボ(偽薬)効果とは、ラテン語の「喜ばせる」が元で、英語では、気休めのことばという意味があります。でも、薬が偽でも、効果が出たら真ともいえます。
二重盲検法といって、医師も参加者も本物がどれかわからない状態で行います。
さらに、何回やっても同じ結果が出るかをチェックすることが重要でしょう。
A.人体で危ない実験はできないから動物を使うというだけが理由ではありません。人は、一人ひとり、あまりに条件が違うのでデータがとりにくいのです。体の特徴や体質の差が少ない条件下で比較するには、動物でしかできないことが少なくないのです。しかし、動物にはよくても人にはよくないとか、人によって異なる結果が出ることも多いので、動物での結果を使うのも難しいのです。
A.人の皮膚呼吸では、「金粉を全身に塗ると死ぬ」ということはなく、汗が出せず、体温調整がしにくくて息苦しくなったりするだけだそうです。
皮膚呼吸をするのはミミズです。カエルやウナギは併用しています。体が粘膜で覆われていると、水に酸素が溶け込み、その表面で二酸化炭素と変換できます。人の皮膚の表面は、硬いし血液も流れていないので、それは無理です。
A.アナフィラキシーでは、15分くらいで死にます。
アフィラキシー(aphylaxie)が言いにくいので、アナフィラキシー(anaphylaxie)となったそうです。
A.ウイルスは、Virus(独ヴィールス)で、英語ではヴァイラスです。アレルギー(独allergie)は、英語でallergy、アラジーです。
A.鉄分を摂るには、
赤身の魚、肉、レバー→ヘム
野菜、海藻、豆類→非ヘム
ひじきの鉄分は、主に鉄釜で作っていたところからきていたようです。今は、ステンレス釜ですので含有量が少なくなったそうです。
A.タバコの炭で、肺が刺青をされるようなものと考えるとよいでしょう。刺青の色素はマクロファージが取り込みます。タバコは肺だけでなく、声帯にもよくないことは言うまでもありません。
A.酸素は、ミトコンドリアでATPをつくりますが、そのとき、過酸化水素やヒドロキシラジカルなど活性酸素も生じます。それは、細胞を傷つける反応性に富んだ分子です。
A.32億年前にシアノバクテリアという原核生物が現れ、光合成で酸素がつくられるようになりました。大部分は、鉄の酸化に使われ、大気の酸素濃度が上がったのは20数億年前です。その後、ミトコンドリアや真核細胞が現れるのです。
A.それは、受け入れて流すのです。呼吸、体の感覚に注意します。
そうして安全基地をもちつつ、それに依存し過ぎないようにしましょう。
A.行動を儀式化して、くり返すと安心の拠り所となります。
信仰をもつ人は、週1回の礼拝や食前の祈りでも心を切り替えられます。
A.病気は医学で扱いますが、そこに病理学というのがあります。pathologyです。Pathosはギリシア語で苦難で、logosは学問ですから、苦難学ということでしょうか。実際には、生検した組織細胞から病気の確定や治療の効果を調べます。薬学のなかにも、薬理科というのがあり、それは、薬の効力を調べるのです。
となると、声楽の声学に対しては声理学があるべきではないでしょうか。
A.感覚が過敏というのは、鋭いのですから、表現やコミュニケーション能力にすぐれていることが多いのです。そちらに活かしましょう。
文豪プルーストは音に、漱石は声に過敏でした。その胃潰瘍が精神的な病を治したといわれます。
ストレスの身体化が起きると心身症とか身体表現性障害となりやすいので注意しましょう。
A.とってもよいことと思います。しかし、助けていることで共依存になり、自立させられなくなることもあります。おせっかいが、そのために、相手をダメなままにしてしまいます。ダメな人を選び、ダメなままにいさせることで自己確証している人もいます。そこで裏切られると強い嫉妬に囚われることが多いようです。
A.たとえば、誠意は、男性では、正直、正義であり、女性では、話を聞くこと、不安の解消が優先されるそうです。潔さと親身とは、違います。
A.抗議などにおいて、一気に制裁、成敗、追い込みまで行ってしまうのは、よくありません。
A.MRIは、磁場で水素分子の出す信号を捉えて画像化します。脳を含め、切らずに身体の内部をみることができます。
それに対し、fMRIは、脳の活動を神経細胞が酸素を消費することでの血液量の変化で捉えます。酸素供給量が上回ってMRI信号が強く持続します。このBOLD効果は、日本人(1989年小川誠二氏)の発見です。
A.アンガーマネジメントで、何でもかんでも怒りを抑えたらよいということではありません。怒りも使いようなのです。
「怒りが私のインセンティブだ。怒らなければ何もできなかった」(中村修二)
“メシウマ”他人の不幸でメシがうまい
“リア充爆発しろ”
と、それ自体のよし悪しを問うより、その結果のよし悪しをみましょう。
A.日常での改善法から述べます。
歩くスピードをあげる
階段をのぼる
バランスボールを使う
スクワットや柔軟トレーニングをする
振動マシンでほぐす
ヒーリングスポットに行く
A.練習でマイナスにしては、休んだり治療などでゼロに戻す、それでは上達のしようがありません。根本的に取り組み方からメニュまで改善しましょう。
A.レッスンで、一時、楽にうまくできるようになったところで、何度もできなくなってはできるようなことで同じことがくり返されるのなら、それは、単にマイナスをゼロにしたのに過ぎません。レッスンでの上達というより、治療や整体に似たようなものと考えてください。レッスンの上達には、それを補うトレーニングが欠かせません。
A.個別に条件が違います。今のレベルとしてのスタートラインを知り、ゴールを明確に定めないと決まりようもないでしょう。
A.背中が伸びていない
首や肩が痛い
手がしびれる
X脚、O脚である
倦怠感、だるさを感じる
こういう場合、休ませたり放っておいたりしているだけでは、よくはなりません。専門のトレーナーに相談ください。
A.1回でもよくなるし、そこでの結果をみて2回、3回と修正したり、他の方法を試すことで、よりよくもなるものです。しかし、数回でよくなるというのは、スポーツや武道のように体に身につけていく分野では、入門以前のレベルともいえましょう。
A.大殿筋、内転筋、ハムストリングスを鍛えることからです。
A.最低でも週に2~3時間はとりたいものです。日頃、歩いたり自転車に乗っているのなら、それも運動です。ジョギング、スクワットなどの筋トレ、水泳などをおすすめします。
A.軟部組織の疲労で炎症すると脂肪組織となり、癒着して、血液の流れまで悪くします。こうした場合はマッサージやストレッチでは解決しにくいことがあります。
A.体を支える力が足らないことや衰えていること、さらにバランスがとれていないことに着目してみましょう。結果的に、リリースすることです。すると、柔軟になります。そこから支える力である筋力で安定させるようにトレーニングします。スクワットなどで足腰から強化しましょう。
A. 多くのケースでは、関節の動きの柔軟さのせいです。ですから、他人と比べるよりは、若いときの自分と比べて判断しましょう。☆前屈や開脚だけにこだわるのは、よくありません。
A.必ずしもそうではありません。痛みは、体の機能上のキャパシティ、運動能力を超えたときに障害として出ることが多いです。つまり、機能障害です。
器に水を入れ過ぎ、あふれた状態と思ってください。それは、関節の可動性、筋力、動きの関連性が関わります。体力が落ちていると感じるのも、これらが衰えてきているのです。
A.日本語は、「ビ」も「ヴィ」も同じで、v、bの区別はなかったわけです。日本人の「ラブ」と「ラヴ」は同じですが、英語ならはっきり区別されるのです。たとえば、「愛する(love)」、「こする(rub)」となるわけです。音素(フォネーム)として取り出すのです。
A.母語a、子音対立で、口腔子音pと鼻子音m
そのpが口唇音pと歯音tに分かれ、そのmがmとnに分かれます。
母音は、aとi(またはaとe)が区別され、a、i、u(またはa、e、u)が習得されます。
A.ストレッチは、筋肉を伸ばすことです。疲労は回復しないし、本番直前にするとパフォーマンスを低下させかねません。そこを知らずにストレッチが万能のように使っている人がたくさんいます。
ケガも予防しません。安定をよくしたりバランスを整えるのとは違います。血行がよくなるから、楽になった気がするのです。決して、ストレッチが万能ということはないのです。
A.マイ・フェア・レディのヒギンズ教授は、音声学で発音矯正します。フォネティックといいます。
それに対し、音韻論(フォノロジー)とは、意味を変える言語音を区別するものです。
A.鳴鼻音(nasales sonante)です。カール・ブルクマンが発見しました。
子音なのに、まわりの音声と対立しにくい母音に近い性質をもつmやnが含まれます。
A.言語論、音韻論、構造言語学、構造主義、記号論などを学びましょう。
A.たとえば、brotherと兄弟は、同じ意味のようで違います。日本語では、兄と弟として年齢の上下を気にして名付けているわけです。
あるいは、複数形にsをつけなければいけない言語を使うと、それは、常に数を意識しなくてはいけなくなります。
このように、言語は、世界観を表していると同時に、その言語の世界観を身につけていくことだからです。
A.不注意、多動性、衝動性です。依存症、ネットやゲームにはまりやすい、スピード狂にも多いそうです。
A.絶対音感をもつ人は0.01%、自閉スペクトラム症では8%いるといいます。
生後は、皆、絶対音感はもっていて、しばらくして失うのです。相対音感に変わっていくのです。その方が人の声の区分けなどに実用的だからです。つまり、絶対音感は、捨てずに言語(音名)と結びつけた人が残せたものといえます。
A.いえ、たとえば、つらい現実から逃げ、目をつぶり情報を遮断してリラックスできるとα波が出やすいのです。集中時や活動時に出るのは、ガンマ波です。
A.一例としてですが、日本人は内気、引っ込み思案と言われます。コミュニケーションは得意な方ではなく、与えられた仕事は、うまくこなすというのが、ステレオタイプとしての国際的な評価といえましょう。ひと昔前は、眼鏡、カメラ、バックの団体旅行者のイメージでした。
A.「飲みニケーション」でわかるように、アルコールは、オキシトシンに似て、仲間内のコミュニケーションをよくします。しかし、同時にそれは仲間以外に対しては、排他的にもなりやすいのです。
他を犠牲にして自分の身内を第一に優先してしまうことこそ愛情の表れといえるのですが、行きすぎると害となりかねません。
A.網膜は、わずか100万画素です。最近のスマホでは、1千万画素あたりですから、とても荒い画質です。
見ることは、視覚野のわずか3%で、残りは、それを補充する脳内情報だそうです。思い込みや信じる力で、見ることは、成立しているのです。
A.大きな声に身構え、危険を察知し用心するからです。フリーズするのは、ネズミが猫に対するのと同じです。体温を下げ、気配を消します。周りもそれに同調してしまうのです。
A.誰もが疾病や先天性の障害をもっているといえます。歳をとるにつれ、いろんな不自由なことや病が出てきます。そこで、おかしいと思い、異常にようやく気づくものです。
これまで病気やケガをするごとに、そういう状態になっても、幸い、元通りになって、それだけで済んでいたのでしょう。ひどければ後遺症や障害となっていたかもしれません。それでも、もう治らない、元に戻らないというところは、いくつもあるわけです。