Q.いろんな理論があって、迷っています。その上、あれこれと言われると困るのですが。
A.私の本やブログを読んで、あれこれ言われても…という人もたくさんいると思います。その通りなのです。しかし、言語はツールであり、使いようによっては役立ちます。トレーニングというわざとらしいものを提唱した以上は、言語化して説明責任も負うことになると思うのです。
体が覚えるためには、「体が覚えなくては死ぬ」というくらいの気持ちをもつことからです。例えば、戦いでは、頭の判断でなく体の判断で行動しないと危ないのです。危険なところへ行ったり、危険なことに関わるときも同じです。状況で信じられるのは体だけとなるから、体も敏感になるのです。
どうやってできるようになったのかを、できた人が、わかっているわけではありません。ですから、皆がノウハウとして取り出したり、説明できるわけがないのです。
トレーナーは、そのプロセスとかやり方を教えているわけです。しかし、それは、大体は、自己分析、教えられた経験、教えた経験の3つでパターン化しています。といって、他の人全員に当てはまるわけではないのです。
マナー、モラルなどもその類ですが、まだチェックはしやすいです。体に何かを身につけるには、そのプロセスで、それらのみえないものを得ていきます。そう簡単にみえないもの、語れないものを身につけていくと思うことです。