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2022年5月 5日 (木)

Q.調律は、440HZが悪く、444HZがとてもよいと聞きました本当ですか。☆

A.そんなことはありません。(rf)そのときの回答に加えておきます。

 今の日本では、基準音を、ほぼ442HZ、その間をとっています。楽器他の調律器具自体、温度などの条件で1HZくらいはぶれるし、最高レベルの音感の持ち主でも2HZくらいの違いしかわからないそうです。

 調律師でも絶対音感の人は、あまりいないようです。

絶対音感の人も個人の能力差がかなりあります。まして歌唱においてこだわる必要はありません。

ビブラートなどでは10HZくらい高低が動くこともあります。そのズレのなかで、ずり上がり(日本人に多い)よりは、どうせずれるのなら高めがよいとなりました。そのうち音響のリバーブ効果技術がよくなって、ノンビブラートで(ビブラートが全くないのではない)ピッチ狙い(カラオケの点数でトップクラスのえなりかずきさんのような唱法)に代わるようになったわけです。

 A444HZで調律したときの上のCの音の528HZは、DNAの修復をするという人もいます。千年以上も前にそれを使っていた人というのもいますので、そう信じられる人は、その効用を使えばいいと思います。声や歌に関わる以上、私もスピリチュアルなものとして、接してはいます。

 440HZより444HZがよいと思った人は446HZ4448HZで聞き比べてみてください。5つくらいのHZでブラインドテストしてみてください。結論として、よいというならよいけど、だめならだめってことでしょうね。

 

P.S.計算すると、平均律でA444HZならC528.011…で合いません。ちなみにA440で純正律にするとC528。どちらを使おうにも、理論そのものが破たんしているのです。

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