Q.トレーナーに「違う」と言われたのですが。
A.そこが違うと言っても、わからないなら、私は何度も言いません。厳しくみたら、ほとんどすべて違っているからです。でも間違いではないのです。直させると間違いになることを恐れることです。ですから、「違う」ということばをあまり使いません。
違っているままでも、そこに本人が気づき、それで決めたら、違っていても通用するようになることもあります。そこだけを取り上げてはいけないのです。深みに落とし込めるようになるまで待つことです。
「違う」に対して「いや合っているはずだ」と言う人には何を言っても仕方ないでしょう。「はい」と受け止めたあと、なぜ違うと言われたのかを研究して自分なりの結論を出せばよいです。
ただ「違う」だけをくり返すトレーナーもいます。それも不親切なことですが、必ずしも悪いことではありません。一体、違うとは、同じとは、どういうことかということです。
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