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トレーナーの選び方

ヴォイトレレッスンの日々

31.体と息のメニュ

2019年4月20日 (土)

Q.呼吸が浅いとよく言われます。意識すると吸うのも吐くのも不自然になってしまいます。

.日常生活では自然に行っている「呼吸」ですが、しっかり発声・朗読となると、普段よりは深い呼吸でなければしっかりとした声は出せませんので、結果的に普段の呼吸を「浅い」と表現してしまうことはあります。実際、オフィスワークでも人によってですが、朝より夕方頃の方が呼吸が浅くなりやすいということがあります。

あなたが日常生活では「浅い」と感じていなかったとしても、呼吸の練習などで深い呼吸を実践することで、自然と日常生活での呼吸も質が上がり、より健康的になる一助にもなるはずです。

深い呼吸への一歩は「しっかり長めに吐く」です。吐くときはハーより、長く保ちやすいフーやスーがやりやすいです。しっかり長めに吐くと、その反動で次の息も吸いやすくなります。しっかり吐かないで吸うことばかり頑張っても胸が上がり過呼吸のような感じになってしまいます。ですので、不自然になると感じた際には、まずは「しっかり長く吐く」に立ち戻ってみてください。

(♯α)

2019年4月18日 (木)

体をブロックしないで歌う

上半身をがっちり固めて、微動だにせずに歌う人が時々いらっしゃいます。声を支えるために上半身を固めてしまっているのかもしれません。緊張によりこのような反応が出てしまうのかもしれません。

がっちり固めたり、力が入ってしまうのであれば、それは呼吸を阻害しますので、なるべく上半身の力を抜くようにしたほうが得策です。

肺に息が入るわけですが、肺を覆っているのは肋骨です。肋骨をなるべくブロックしないようにしておけば、肺に息は入りやすくなるどころか、息を吸おうとしなくても、肋骨を広げるだけで息は肺に入ってくるそうです。

肋骨は上半身の多くの面積を占めます。ですから、なるべく上半身を固めないほうが得策なのです。

固めないというネガティブな命令を、脳は誤解します。脳は否定文の命令を受け取れず、固めないようにすればするほど固まってしまうということもあります。

ですから、そんなときは動かす、伸ばす、ほぐすなどして、能動的に体をリラックスさせていきましょう。ストレッチしたり、伸びをしたり、前屈運動をしたりすることで上半身もよく伸びていくでしょう。(♯β)

2019年4月11日 (木)

首に力が入っているのを抜く

首の力が入っている人は女性に多いです。筋肉量が少ないせいか、その少ない筋肉、細い首で、重い頭を支えないといけないから無理もありません。
歌うときに首に青筋を立てて歌っている人もよくいらっしゃいます。ポップスの歌手に多く見られます。力任せでもマイクで調整した上で声が出てしまうので、荒は目立ちにくいでしょう。しかし、長くこの出し方を続けていれば破綻がきます。今のうちに首の力を使わないで歌えるようトレーニングをお勧めします。 

2つの側面からアプローチしていきます。筋肉を緩めることと、筋肉をつけていくことです。無駄に力を入れている部分を緩め脱力し、次に体のインナーマッスル、体幹の筋肉をつけていくということです。

首筋をもみほぐしたり、やわらかくしたり、回したりしながら声を出す習慣をつけましょう。ハミングや、小さい声、ため息のような声です。とにかく首の筋肉を使わないで声を出す練習をします。

ピラティスや、チューブを使った体操など、インナーマッスル、体幹を鍛える体操がさまざまあります。私はピラティス、太極拳、ヨガ、バレエなどをやりました。この中で、意外にもバレエのレッスンが一番ハードでした。体を支える筋肉がついてくると、自然と、首に頼らなくても声が出せるようになります。(♯β)

 

2019年4月 6日 (土)

Q.レコーディングで声が固まると、もうそこから抜け出せません。

.声が固まったと感じるときは身体も固まっているので、大抵の場合は息が流れない、(そのせいで)喉が力む、この二つが大きな理由だと考えられます。狭いスペースで、身体を現状よりも緩ませる、息の流れを促す、これらを叶える手段のひとつとして「前屈」での方法をご提案します。

まず身体を緩ませたいときは、肩幅より足を広げ、身体を前に倒し(頭もダランと下ろす)、腕を左右交互に前回しをします。肩甲骨から動かすつもりで、クロールのように大きく回す方が効果的です。ある程度行ってから身体を起こすと、行う前より背中も胸も広がっています。また、息の流れを促したいときは、上記のように前屈になり、頭を下ろしたままで発声又は曲を歌います。頭が持ち上がると首に力が入るので、必ず頭を下ろして行います。上半身(又は頭)を上下にぶらぶら揺らしながら行うと、頭が上がりにくく、使う息も勝手に増えるのでお勧めです。直後に身体を起こして歌ってみると、前屈をやる前より必ず息が流れる(=声が進む)はずです。ぜひ自力で現状を打破するための手段として活用してください。(♯α)

2019年3月 2日 (土)

Q.声を出すのに体を使うのですか。

.体といっても、足のつま先から、頭のてっぺんまで各所部位がありますね。歌の時は、いろんな意味で体全身を使うと言っても過言ではないと思います。

頭は、共鳴させたり、音を当てるときの焦点として使います。喉には声帯があり、音はここで鳴らして作られます。喉の奥の咽頭部分も、音を共鳴させるためには、柔らかく空間を開けておく必要があります。口蓋も上方向に上がっていることがベターです。

肺は空気を取り込むために必要ですし、それを覆っている肋骨は、肋間筋がより動きやすければ肺にも自然に息が入りやすくなります。それをコントロールするのが横隔膜で、息を吸ったら横隔膜はさがり、吐くときに上がるのですが、これを維持することが、息の支えになります。それを支えるためには、腹筋、背筋などが働きます。その筋肉をしっかり使うためには、下半身でしっかり立てている必要があります。上半身と下半身をつなぐ腸腰筋に意識を向けたり、ハムストリングと呼ばれる太ももの裏の筋肉をよく意識し、ストレッチし、鍛えておくと役に立ちます。

私も、ストレッチは、必ずハムストリングからやるように習慣をつけています。さらには足の裏です。足の裏に筋肉があります。ここが地面と接するわけですから、とても重要です。という風に、体全体を総動員して、声を出す楽器を作り上げていくのです。(♯β)

Q.歌っていて、意識が上がってしまい、腹式呼吸やお腹の下に意識をキープできません。

.ブレスの度に、口から浅く息を吸うためか、音を立てて浅い息継ぎになってしまっている人がいます。

この場合、お腹の下の方より、肺の上の方を使っており、腹式呼吸ではなく胸式呼吸になっているのかもしれません。意識が、お腹の下に保てていないとこのような体の使い方になってしまうのかもしれません。緊張や焦りや、早いテンポの曲で急いでブレスを取った時なども、上半身の上のほうで処理してしまお腹の下の意識や、腹式呼吸になっていない可能性もあります。 

腹式呼吸とは、横隔膜を下げる呼吸法で、寝ているときなど体がリラックスした状態ですと、誰もができる呼吸なのですが、ひとたび歌になったとたんにできなくなる人もいるようです。歌のトレーニングを始めて間もない人ですと、呼吸のことを考えただけで、なんだか体が固まり、不自然な呼吸になり、腹式呼吸から遠のいてしまう人もいます。

お腹の下のほうに意識を持ったまま歌いたい場合は、まず、おへその下に意識を持ってくるようにしましょう、それが難しい人は寝てお腹の下のほうが動くのを意識して呼吸してみてください。立ったら、中腰で意識を地面に近づける意識を持ちましょう。(♯β)

2019年2月26日 (火)

Q.姿勢のトレーニングのやり方を知りたいです。

A.モデル気分で、次の順にやってみてください。

椅子に座って、そこからすくっと立つ

胸の位置をやや上げ、ウエストの両サイドに、ちょっと負担を感じる

肩を落とし、腕をだらんと下げる

首をまっすぐにして、あごをひく

目線をまっすぐ前に集中する

これを基本姿勢とします。(♭б)

Q.呼吸のトレーニングは、どういったものですか。

A.基本姿勢から、そのまま前屈します。足をやや大きく開き、手を下につけます。

背筋を一直線にするところまで、手を床から離します。猫背にならないように。

そこで息をゆっくりと吐き出します。(スゥーーーー)

吐き切る手前で吸いたくなったら、息を入れます。

その呼吸の動きを覚えます。

わかりにくいときは、仰向けでやりましょう。(♭б)

 

2019年2月21日 (木)

喉の力の抜き方

日ごろ喉に力を入れて歌っていると、喉回りの筋肉が相当こってくると思いますので、これをほぐすことから始めましょう。

首の後ろを指の腹でもみほぐします。「盆の窪」と呼ばれる後頭部下のくぼんでいる部分から、頚椎の下のほうの出っ張っている骨まで、すなわち首の後ろの筋肉をよくもみほぐしてみましょう。

次に首の付け根、つまり肩の一番内側をもみほぐします。さらに鎖骨の周りの筋肉を緩めます。手のひらを鎖骨の上や下にぴとっとおいて、やさし外側にさすって緩めてください。

次は首の後ろから前にかけての「胸鎖乳突筋」と呼ばれる筋肉をやさしくマッサージしてください。

喉は片手でつまんで左右に揺らすようにやさしく動かします。ゴリゴリいわないように、そっとやってみてください。

舌骨の部分も指の腹で押してみます。舌骨の下の柔らかい部分を下にストレッチするように伸ばします。最後に首回しを数回行ってみてください。(♯β)

2019年2月16日 (土)

Q.喉の力みは自覚しているが、どうやって抜いたらいいかわかりません。

.普段の動作でなにかを押す、ものを持ち上げる、といった意識的に力を入れるときとは違い、無意識に、または意に反して勝手に入ってしまう力みを抜くことは誰にとっても至難の業です。捉え方を変えて、「力を抜く」のではなく「力が入りにくい状態にする」ことを考えましょう。

喉の力みは喉のせいだけではありません。人それぞれ違うので絶対的なことは言えませんが、口が狭い、顎が固い、息が流れない、身体が使えていない、といった傾向が多く見られます。これらも決して単独のことではなく、身体が使えると息も流れやすくなる、顎が柔軟になれば口も開けやすい、口の動きがスムーズだと息が流れやすい(息の流れを邪魔しない)といった具合に関連し合っています。

まずはトレーナーに客観的に見てもらい、喉が力む状態にしむけているおおもとの原因を知ることです。それによって、「力が入りにくい状態にする」ためのあなたに合ったトレーニング方法を見つけることができます。

(♯α)

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00.トレーナー共通Q&A 同じ質問に対するトレーナー複数名の回答(同問異答) 01.姿勢 166問~ 02.呼吸 370問~ 03.発声 748問~ 04.発音/言葉 268問~ 05.声域/声区 207問~ 06.声量/フレージング 108問~ 07.共鳴/ミックスヴォイス 126問~ 08.リズム/リズム感 159問~ 09.音程/音感/聴音 125問~ 10.歌唱とステージング 240問~ 11.トレーニング/日常の練習 913問~ 12.表現/オリジナリティ 283問~ 13.知識/医学/科学など 463問~ 14.メンタルヘルス 88問~ 15.役者/声優/ミュージカル/アナウンサー 109問~ 16.一般/会話/話し方など 146問~ 17.歌、歌い手 18.トレーナーについて 19.ヴォイストレーニングの考え方 20.このQ&Aブログについて 21.その他、アーカイブ、研究所史 22.音大、教育法、声楽、クラシック、オペラ 23.一般的なレッスン、トレーナー、スクールなど 24.声の基本メニュ 25.ブレスヴォイストレーニング研究所とトレーナー 26.研究所のレッスン 27.レッスン受講について 28.福島英 29.ブレスヴォイストレーニングメソッド 30.Q&A 31.体と息のメニュ 32.発声、声量のメニュ 33.発音、ことばのメニュ 34.共鳴、声域のメニュ 35.せりふ、感情表現のメニュ 36.リズム感、音感、音楽基礎のメニュ 37.ビジネス、話し方のメニュ 38.メンタル、パフォーマンスのメニュ 39.歌唱、ステージングのメニュ 51.[2014/08/01~2015/03/31のQ&A] 52.(☆~☆☆☆)[2014/08/01~2015/03/31のQ&A]