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ヴォイトレレッスンの日々

31.体と息のメニュ

2022年6月10日 (金)

Q.体のイメージの捉え方をアドバイスしてください。☆

A.生物としてみると、人も円柱で真ん中に穴が通っている。上から、口から食道、胃腸、肛門の管のことです。そのイメージで、声を出すという教えもあります。自分の体を樽やドラム缶のようにイメージするのです。オペラ歌手といえば、太っているというのがステレオタイプでした。体を風船のようにしてというのは、上半身を一つにというイメージですね。これは、肋骨で囲んだ円柱のなかに肺がある、というイメージです。重力に抵抗して立つことを支えるのは骨格です。これが骸骨です。そこに筋肉がついて、円柱となるのです。竹組みに紙を貼った提灯をイメージしてください。

Q.腹式呼吸は、お腹に力が入りますか。

A.結果としては、入らない方がよいのですが、アプローチとしてはいろいろあります。プロセスにおいては、どんなことでもあってよいと思います。世の中には自分と異なるやり方、アプローチ、メニュを頭から否定する人、やってみて自分に合わないからと否定する人がたくさんいます。が、何であれ、そこから何を学ぶかなのです。

 やってみて合わないというのを学ぶのもよし、しかし、本当にそうだったのかは、そう簡単に言えないでことしょう。自分のやり方以外にも役立つことはたくさんあります。そのことを認められないのは愚かなことです。腹式呼吸は、どこでも必ず取り上げられているのにも関わらず、本当に使えている人などはとても少ないのです。学んだつもりでも使えていない人がほとんどです。トレーナーでも3割といないでしょう。

 どのレベルをもって判断するかということですが、本当は、一声でわかるほど明らかなものです。そうでない人も腹式を教えているのですが、それも否定はしません。体を使う、心を使う、そして体を抜き、心を抜く、静かな呼吸が腹式ですが、息と声が異なります。

 表現に大きく使うのには、こうしたリラックス、力を抜くことが不可欠です。高度に集中しているのと正反対のようになることもあります。でも、最低限、声を支えられていたらよしとすることもあります。表現のために呼吸が崩れることもありましょう。

 最初に結果を得られるものでない、得られたらよいのです。

 腹式呼吸のマスターというようなメニュもあります。それも小さな結果ですが、ちょっとした応用、心身の整わないときは、呼吸も意識もあがってしまうでしょう。10分かけてゆっくりと呼吸に専念しましょう。

 

2022年6月 6日 (月)

Q.呼吸のイメージについて、ヒントをください。☆☆

A.円の呼吸、吐気での発声、そのキープ、停止から吸気とを一つの円のようにイメージするのです。急に声にしたり、急に声を切ったりしないということです。ぶつけたり、いきなり断ってはいけません。早く吸うよりも、早く入ってくるように、それも直線的より曲線的に、です。

Q.呼吸を意識的に行うと、力が入ります。

A.筋力でなく呼吸の力を使いましょう。吸うこと、吐くこと、止めることに意識を持ち、次に解放します。そして心や感情のつながりに意識をもっていくのです。深呼吸して、それをしやすい姿勢をとれたら、意識を離していくのです。

2022年6月 1日 (水)

Q.正しい歩き方を教えてください。☆☆

A.踵をつけてから、足の親指中心に、地面を握るようにして歩きます。砂浜で是非、経験してください。

2022年5月28日 (土)

Q.体のイメージの捉え方をアドバイスしてください。☆

A.生物としてみると、人も円柱で真ん中に穴が通っている。上から、口から食道、胃腸、肛門の管のことです。そのイメージで、声を出すという教えもあります。自分の体を樽やドラム缶のようにイメージするのです。オペラ歌手といえば、太っているというのがステレオタイプでした。体を風船のようにしてというのは、上半身を一つにというイメージですね。これは、肋骨で囲んだ円柱のなかに肺がある、というイメージです。重力に抵抗して立つことを支えるのは骨格です。これが骸骨です。そこに筋肉がついて、円柱となるのです。竹組みに紙を貼った提灯をイメージしてください。

Q.姿勢のバランスをとる方法を教えてください。☆

A.荷物の重さを左右均等にします。あるいは交互に持ちます。リュックサックがよいと言われていますが、前後バランスにはよくないです。後より前でもつのがよいです。靴はスニーカーがお勧めです。靴底のすり減り方でチェックしましょう。

 研究所には「姿勢椅子」があります。前かがみ、中腰で、重い荷物を持つのはハイリスクです。

 

2022年5月27日 (金)

Q.正しい前屈姿勢を教えてください。☆☆

A.重量挙げのときの姿勢を参考にしてください。デットリフト、「死の挙上」と訳せばよいのでしょうか。これでアスリートは、ハムストリングス、大殿筋、脊柱起立筋をメインに、僧帽筋、広背筋まで鍛えています。体操やバレエの前屈も参考になります。背骨、首、頭が一直線上に地面、床と上半身が並行になる、つまり、足―腰―頭で直角を作るということです。

 頭が下がると血が下がりますから下げないこと。両手はだらりと下げてください。足は少し開きます。

2022年5月26日 (木)

Q.どうしても座ると猫背になるのですが。☆☆

A.骨盤を前傾にしておくには、胸をあげて顎を引く意識と脊柱起立筋を保つことができなくては、難しいのです。普通に座ると膝が曲がって、そのハムストリングスは、坐骨と脛骨や腓骨についています。そこで、坐骨が前に出ると骨盤が後傾します。崩れた姿勢になり、そこで首を前に出すと猫背となります。足を開いて、またがるように座るとよいでしょう。

 

2022年5月24日 (火)

Q.腰の筋肉をほぐすには。☆

A.腰の筋肉をつまむつもりで、背骨のところの筋肉に触ってみましょう。

 そこで上体を前屈したり、反らしてみます。前者で緊張し、後者で緩むのがわかりますね。ときおり、背を反らしてほぐしておくことです。

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