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ヴォイトレレッスンの日々

34.共鳴、声域のメニュ

2020年2月13日 (木)

.Q.声の響きをクリアにさせる方法を知りたいです。

A.発声練習で気にしてほしいところは、しっかり息を吐いて歌うことです。声を出す体になるようにウォーミングアップとの位置づけです。息を使いましょう。深く息を吸うのは、息をしっかり吐けるところからです。次に、身体が起きてきたな、温まってきたなと思えたら、首の位置、胸の開き、重心が二本の足で均等に保てているかなど気にしながら発声していきます。

息がコントロールしやすくなったら、口腔内の空間づくりに目を向けてみましょう。口を縦に開けるように意識して、両唇を少しだけ前に出すように口を開きます。ちょっと舌の位置は舌の先が下の歯の裏側に自然に当たるくらいの位置で舌の奥を平らに保ちます。そして声を両小鼻のあたりに響かせるように柔らかく息を吐いていきます。

息はゆっくり柔らかく吐いていきましょう。息の量を多めに出すと口腔内が崩れやすくなること、胸筋を強くプッシュしや少なるので気をつけましょう。

特に女性は胸筋が弱いのにプッシュしやすくなるので、胸が開いている意識が自然に感じられるくらいに保ちましょう。母音はウ母音やイ母音など舌の先が前に出やすい母音を選びましょう。声の響きが小鼻のあたりをいつも感じられるようになったら、オ母音を歌う口でア母音を発声していきましょう。唇は少し突き出す感じが効果的です。(♯Δ)

2019年12月26日 (木)

Q.レガートに歌う~ローリングトーン

A.表現して歌っていくのには、レガートはとても重要な要素です。日本語はどうしても、1音節の連なりで「こ・の・み・ち・は」などと、すべての音を同等に歌ってしまいがちです。しかしヨーロッパ言語の曲を見てみると、動きがあります。オソレミオの冒頭で「ケッベッラコーザ」の「ケ」は「べ」に向かって、「コ」は「ザ」に向かって進んでいくように、音がまるで次の音に転がっていくような感じです。

このように、音節がどんどん次に向かって流れるように音声を「ローリングトーン」といい、それに反して日本語のように一音節ごとに止めてしまう音声を「ストップトーン」と呼んだりします。

なるべく音節を転がして次につなげて、レガートになるようにすることで言葉もよく表現され、フレージングを作ることができて、音楽的にスケールも大きくつくることが可能になると思います。(♯β)

 

2019年11月28日 (木)

Q.パッサッジョの歌い方

A.女性ですと、真ん中のドから初めて一点「シ」や、二点「ミ ファ ソ」あたりで声の転換を迎えます。低い音から上がってきて、声をチェンジさせないと歌えなかったり、違和感を感じたり、出しにくいポイントがあるかと思います。音がつっぱったり、音色が変わったりする人もいます。

この声区の転換にあたる部分を、パッサッジョと呼びます。このパッサッジョにあたる音をうまく歌うにはいろいろな工夫が必要です。まず、出にくいからと言って音を無理に押し出そうとしないことです。下の音から柔らかくつなげて上の音につながるよう練習してください。唇の使い方も利用できます。パッサッジョのときには唇を少し覆いかぶせるようにして歯を見せないように歌うと声がまとまりやすいです。焦点がなく広がってしまうような出し方では声帯に相当な負担をかけます。鏡で確認しながら、唇のかぶせ方を練習してみましょう。(♯β)

2019年9月19日 (木)

Q.高い音になると無意識に顎が上がってしまうときのよい改善方法

A.高い音に反応して顎が上がる場合と、身体の支えがないために喉が頑張ってしまうことで結果として顎が上がる場合とがあります。後者の場合は、基礎的トレーニングを行って身体を使って声を出すことを実践していきましょう。

基礎的なことを踏まえた上で、前者の場合ですが、誰しも高音域には頑張ろうと反応してしまうものです。たとえ歌うための「身体の支え」がある人でも、身体が踏ん張る前に、先に顎が上がったり喉が力んだりしてしまうと「身体の支え」が出る幕がなくなってしまいます。

先にどこかが動く・力むと、本来の動きができなくなるのです。

改善方法のひとつとして、肩幅より足を広げて前屈(頭と腕をだらんとする)をして発声してみてください。起き上がっているときよりも音の幅を狭く感じられること、頭自体が低い位置にあるので音を高く感じにくい、というメリットがあります。(この他にも発声的な効果があります。)「身体の支え」と音への感覚を一致させていく効果が見込めます。(♯α)

2019年9月14日 (土)

Q.高い声で喉を絞めないためには、どうしたらよいですか。

.高い声が苦手な人によく見受けられる質問です。高い音を出すときに喉を絞めたり、喉にギュッと力を入れてしまったりする方がいますが、それでは、一瞬声が出たとしても、その声に美しさや伸びがないと思います。また倍音がなく、響きとしての美しさも損なわれます。

力を入れる以外にも高い声が出にくいあまりに、ぶつけるようにその音だけを単独で出そうとする人もいます。

高い音を出すときには、まず喉の周りの力を抜くようにしましょう。喉の力を抜いたまま、息はしっかり吐いて発声するのがポイントです。下の音からつなげた音階で徐々に上がっていき、慣れていきましょう。

その音だけを狙わないためにも、ドソドのような5度のグリッサンドで練習していくのも効果的です。

声帯はゴムを引っ張るように伸びて、長細くなったときに高い音が出ます。スムーズな声帯の動きを阻害しないよう気をつけなければなりません。ですから力を抜くことが重要になります。(♯β)

2019年8月10日 (土)

Q.地声と裏声をうまく繋げられません

.ある有名なオペラ歌手が書いた本の中に「地声と裏声の転換をいかにわからなくするかにかかっている」というような一文がありました。地声と裏声の転換をわからないように歌うということは、プロの歌手でも、とても大事になってくるようです。

どのような地声の出し方をしていますか。喉を突き上げてはいませんか。力が入っていませんか。おさえつけるような感覚はありませんか。これらはすべてNGです。

日本人に地声というと、裏声と全く無関係の喉の形で、喉を詰まらせたり突き上げたように発声する人がいます。そうではなく、まず裏声を歌うポジションのまま、地声を出すということが大事です。音を上からとらえて、柔らかい喉のまま地声発声をしてみてください。(♯β)

2019年7月25日 (木)

Q.音を立体的にする

A.日本語から歌唱に移行すると、どうしても避けられないのが音声の平板さです。音に立体的な響きがなく、ぺちゃっとした二次的な音、つまり奥行きや深さが足りないのです。私はあるイギリス人のおじいさんとお話をしたときに驚かされたのが、歌を芝居をやっているわけではない一般人のおじいさんが、とても深くていい響きで会話をされるのです。この人のみならず、このような人は本当にたくさんいて、美声でない人を探すほうが難しいくらい、みなさん深くていい響きをしています。私たち日本人も、この深さを少し歌唱に取り入れることで、深い響きを得ることができるでしょう。

まず上下は口蓋を上げる、そして横隔膜やお腹を下げる。そして前後は顔の前と、首や背中に引っ張りあう。そして左右は胸郭を両サイドに広げるようにして肺のひろがる容積を増やす。最終的に360度方向に自分を広げるようなイメージで、立体的なイメージを作ることができます。(♯β)

2019年7月18日 (木)

Q.ハミングの練習

ハミングの練習は声のポジションをとらえるのに、とてもいい練習方法だと思います。うまくいかないとのことですが、大きく出していないか、喉で押さえつけていないか、顔の中で音をおしとどめていないか、に注目してみてください。ハミングのうまくいかない人はこれらの傾向があります。

ハミングはどうしても音が小さいので、自分に聞こえるように、自分の安心や、満足を得たくて大きく出してしまいたくなるかもしれませんが、そもそもそんなに音量は出ないものです。むしろ、小さい音でよく響く音を目ざしましょう。

音を確認したかったり、出ている実感が欲しかったりして、喉で押さえつけてしまう人もいますが、これも不要です。首から上を楽にして、顔の外に空気で響きを放出していってください。ハミングは音は小さいし、ポジションも小さい、子犬がクンクンいうような細い音。でもよく通るを目指してください。(♯β)

2019年7月17日 (水)

Q.体がスピーカーのように鳴るにはどうすればよいですか。

A.胸の真ん中をスピーカーとして、そこから響かしてみましょう。高い声の人や女性なら鼻の上あたりに感じてもよいでしょう。

Fum、NaMin、ハミングでムムム…ンンー

2019年7月13日 (土)

Q. 高い音で声が出しにくいです。

. 高い音になると、怖くなって息をしっかり吐けなかったり、あるいは逃げ腰になってしまって音に対してひるんだような気持になる人がいるようです。私もそのような時がありました。なぜか高い音が怖くて、勇気が出なくて、結果として音域が伸びなかったです。

しかしその時ついていた先生に、勇気をもって飛び込みをするような感覚を植えつけてもらい、こんなに息をたくさん吐くんだとか、こんなに思いきりが必要なんだというふうなメンタル的なことで解決していったことがあります。

実際体においては、開いた喉で、口蓋を上げて、とてもスピード感のある息を、おでこや頭の上に吐き出しているということです。イメージとしては頭の上から噴水が思い切りよく噴き出しているような感じです。臆することなく思い切りよく、この息にのせて声を出していけば高い音も出しやすくなっていくことと思います。(♯β)

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00.同問異答(20人のヴォイストレーナーと専門家の回答) 01.姿勢  02.呼吸  03.発声  04.発音/言葉  05.声域/声区  06.声量/フレージング  07.共鳴/ミックスヴォイス  08.リズム/リズム感  09.音程/音感/聴音  10.歌唱とステージング  11.トレーニング/日常の練習  12.表現/オリジナリティ  13.知識/医学/科学など  14.メンタルヘルス  15.役者/声優/ミュージカル/アナウンサー  16.一般/会話/話し方など  17.喉、身体 、生理学 18.トレーナーについて 19.ヴォイストレーニングの考え方 20.このQ&Aブログについて 21.その他、アーカイブ、研究所史 22.音大、教育法、声楽、クラシック、オペラ 23.一般的なレッスン、トレーナー、スクールなど 24.声の基本メニュ 25.ブレスヴォイストレーニング研究所とトレーナー 26.研究所のレッスン 27.レッスン受講について 28.福島英 29.ブレスヴォイストレーニングメソッド 31.体と息のメニュ 32.発声、声量のメニュ 33.発音、ことばのメニュ 34.共鳴、声域のメニュ 35.せりふ、感情表現のメニュ 36.リズム感、音感、音楽基礎のメニュ 37.ビジネス、話し方のメニュ 38.メンタル、パフォーマンスのメニュ 39.歌唱、ステージングのメニュ 51.[2014/08/01~2015/03/31のQ&A] 52.(☆~☆☆☆)[2014/08/01~2015/03/31のQ&A]