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ヴォイトレレッスンの日々

36.リズム感、音感、音楽基礎のメニュ

2020年1月16日 (木)

Q.ハモリで他の人の声を聴くと音がわからなくなるのをなくす

A.二重唱・三重唱・四重唱…と人が増えるほど、さまざまな音の中で歌うことになります。他の音を聴かずに自分のパートだけ歌うことはどうやっても叶わないので、他の音を聴きながら自分の音を歌うことを訓練し、慣れていく必要があります。

ハモリのある曲を歌う予定がなくても、日頃から主旋律の下の音(又は上の音)を取る練習を取り入れていきましょう。現実的には、いつも誰かに主旋律を歌ってもらいながらの練習は難しいので、自分でピアノを使い和音を弾きながら行います。

例えば「ドミ」と3度の和音を弾き、その和音を聴きながらドの音程で声を出します(アー、ハミングなど何でもよいです)。ドの音程が取れたなら、それは「ミを聴きながらドを歌った」ということです。同じように「ドミ」の和音を聴きながら今度はミの音程で声を出します。次に、ドだけを弾き、ドの音を聴きながらミを歌う、というように音を減らしていきます。これに慣れてきたら、「ドミソ」と音を増やして同じように練習します。このような地道な努力が必ず実を結びます。

誰にでも得意・不得意はあるので、始めから苦手とわかっているものは、他のことよりも時間をかけて練習していけばよいのです。(♯α)

 

2020年1月 2日 (木)

Q.ソルフェージュの勉強法

A.自分の高さで(移動ドで構いません)自分のテンポで「ドレミファソファミレド」と歌ってみましょう。ほとんどの人が音程は正しく取れますが、音楽的には歌えません。一番高い「ソ」に向かってほんの少しずつ進み(メトロノーム1くらい)、逆に下りるときに逆にほんの少し広げてあげます。「ソ」が頂点になるのはハーモニーがそこでVに変わるからであって、音が高いからではありません。

日本人の大半は、頂点に入る瞬間にちょっと待ってしまいます。なかなか、盛り上がりながら自然に入れません。フレーズ感の習得のためこの「ドレミファソファミレド」の練習は、よい課題かつ結構難しいので、日々のトレーニングに取り入れてみてください。

さて次にソルフェージュの基礎を身につけるのにおすすめテキストは「子供のためのソルフェージュ1a」です。(1bも2もありますがひとまず1aができれば十分。)おすすめの理由は、桐朋学園の全盛期の先生方が書いていて、初級教材なのに音楽的に優れているからです。

このテキストを1ページ目から、自分のドレミの高さで、ピアノを使わずに、歌ってみましょう。音の高さが取れることも大切ですが、フレーズとフレーズのつなげ方、進め方をマスターすることも大切です。(音の高さが間違えていても音楽的に正しければよい。)Iの和音からVの和音に向かい、Vの和音からIの和音に解決するように、音楽的に自然に聞こえるように歌います。(♭∴)

2019年12月 5日 (木)

Q.リズム練習の方法

A.歌がうまくなるのに、かなり大切な要素がリズム感とハーモニー感です。(音楽の3要素、メロディ・リズム・ハーモニー。)

日本と海外のヴォーカルを比べた時に、一番違うのはリズム感でしょう。リズム感は才能かもしれませんが、トレーニングでかなり向上させることができます。農耕民族であった我々日本人が狩猟民族であった西洋人の作った音楽を表現するには、トレーニングをするしかないといえます。

以下のリズム練習法はメトロノームを60で鳴らします。(秒針の速さです。)まずはメトロノームにあわせて手を叩いてみましょう。この速さを体で覚えておくのが理想です。(絶対音感に対して絶対リズム感という。時報の「タッタッタッター」の速さ。ちなみにこの440ヘルツの音が(低めの)ラに聴こえるのが絶対音感。)

次に2倍の速さ(8分音符)で手を叩きます。メトロノームが鳴ってないときにも手を叩くわけです。次に3つに割って、つまり3倍の速さ(3連符)で手を叩きます。2倍と3倍がスムーズに切り替えられるかがまずは1回目の関門になります。4回ごとに変えてみます。変わった瞬間にリズムが歪んでしまう人が多いのではないでしょうか。

次に同じことを口で「たったった」ということによってもできるようにします。次のステップとして同時に「口では3つ、手では2つ」逆に「口で2つ、手で3つ」をできるようにします。これも4回ごとで連続して切り替えられるようにします。

リズム感に自信がある人向けの上級編として、「2倍と3倍」でなく「3倍と4倍(16分音符)」で同じことを試してみてください。2つのリズムが同時に処理できるようになると、だいぶ感覚が変わってきます。歌に対するセンスもよくなってくるはずです。(♭∴)

 

2019年10月17日 (木)

Q.複雑なリズムに発音がたくさんついている曲が苦手なのですが、なにか克服する方法はありますか。

A.音符・発音が多い、音の高低差がある、複雑なリズムがある、など譜面上の理由で息を消耗してしまっていることはよく見受けられます。発声ではしっかりした声が出ているのに、曲になると消極的な声になってしまうのです。複雑なリズムを理解し、発音も把握していて一見歌えているように感じていても、息が足りないということは、まだそのリズムに発音を乗せることが感覚として馴染んでいないからです。

そのようなときは、リズム読み(音程をつけずに発音・リズム・音符の長さはそのまま)の練習が役立ちます。音程がつくと、人はどうしても歌声の方に気を取られてしまい、リズムや発音の改善に時間がかかってしまいます。リズム読みは、一度「音程をとる」ことから離れて、リズム・音符の長さに合わせた発音を身体に馴染ませる作業です。音程がなくなった途端にリズムや発音が乱れる(やりにくくなる)場合は、リズム読みが不得意なのではなく、まだ身体に落とし込めていないということです。(♯α)

 

2019年2月 9日 (土)

Q.前奏が複雑で歌い出しの音がとれません。

.昨今の曲は、アレンジによって、複雑な音の組み合わせや耳慣れない音色が加わることで、そういう思いをすることがあると思います。耳慣れた楽器での伴奏なら音が取れても、電子音など他の音色も重ねられると音がとりにくくなる傾向があるようです(ならない人もいます)。その曲ごとにうまく工夫していけば、歌い出しの音もキャッチしていけます。ひとつ例をあげると、前奏の歌入り直前に、歌い出しの音とは違う単音が鳴っているとき、歌い出しの音を含まない和音が鳴っているとき(さらにその他の電子音などもあり)、音がとりにくいと感じることが多いです。この場合は直前の音ではなく、もっと前の音を頼りにします。伴奏のどこかで歌い出しの音が鳴ったら、その音をずっと頭の中で鳴らしておくのです。始めはハミングや母音で実際に音を出して、そのまま歌い出す練習をしましょう。慣れてきたら頭の中で音を鳴らしておくという方法にシフトしてください。さらに慣れれば、頭の中で音を鳴らさずとも歌い出しの音が安定してくるはずです。(♯α)

2018年12月 8日 (土)

Q.下からしゃくる癖があります。

.音をとらえるときに、下からずり上げて入ってくるパターンをお持ちなのかもしれません。そのパターンが功を奏して、いい表現がついたということを経験なさったのかもしれません。そのほうが声を出すのが楽だったという経験をお持ちなのかもしれません。しかし、ちょうどその音から入るという習慣を、自分のものにすると表現の幅が広がると思います。

曲によって、下からずり上げたほうがいいものもあると思います。歌う内容や役柄にもよります。年齢が若い役、かわいらしい役、純粋さを引き立てたい歌などは、音をジャストで狙ったほうが清潔感が出るかもしれませんね。

技術的にアプローチしていただきたいのは口蓋を上げるということです。なぜか、口蓋をあげながら、音を下からずり上げるというのは、人間の生理に合わないのか両立しにくいようで、大体の人が、口蓋を上げると、その音ジャストな音で歌い始めます。口蓋を上げ口の中の天井を高く保ったまま歌うと、ずり上げ防止になると思います。(♯β)

2018年10月13日 (土)

Q. 音程をとろうとすると声が固まってしまいます。

. 声を出すことが、何らかの原因でトラウマになってしまった人や、手術後のリハビリの人、発声障害と診断を受けた人の中にはこのような傾向をお持ちの人がたくさんいらっしゃいます。呼吸の練習をしている時は問題なく息とともに声が吐き出せて、よい状態で発声できているのですが、ピアノを弾いた瞬間に体や喉が固まってしまい、体がいうことを聞かなくなるのです。条件反射のように歌う=体や喉を固めるという構図ができあがってしまったのかもしれません。さぞ辛い過程を過ごしてきたのではないかと思われます。

そんな時は、音程を適当に歌うということです。例えば発声練習でドソドソドーと言う音階があったとしても、きちんとドソドソドーの音程間隔では歌いません。なんとなく、ドとソのその間を行ったり来たりするだけで歌います。

このような問題を抱える人は、真面目な人が多いのかもしれません。きちんとやらなければいけない、きちんと音程を取らなければいけないと言う固定概念があるのかもしれません。大事な事は音がいかに流れるかということです。

音程を点で捉えるのではなく線で捉えてみてはいかがでしょうか。音が伸びた先にドがあるさらに伸びた先にソがあるそのぐらいの感覚で練習してみてください。

(♯β)

2016年1月13日 (水)

Q.お勧めベーシックなリズムパターンとは。

A.カンツォーネでも一通り学べます。そのリズムの代表曲、ファド、フラメンコ、ボレロ、ボサノヴァ、サンバ、レゲエなど、ラテン、エスニックもよいでしょう。

マンボ Mambo 「マンボ・バカン」

ワルツ Waltz 「おとなになるべし」

ボサノヴァ Bossa Nova 「甘いささやき」「イパネマの娘」

タンゴ Tango 「黒ネコのタンゴ」 「タンゴ・イタリア-ノ」

サンバ Samba 「クアンド・クアンド・クアンド」 「キサス・キサス・キサス」

ビギン Beguine 「鉄路」「秋の並木道」「アリヴェデルチ・ローマ」「死ぬほど愛して」「花をありがとう」「ナポリは恋人」

ボレロ Bolero 「ルナ・ロッサ」「ソレンツァラ」

ツイスト Twist 「ミャゴラ猫の初恋」「太陽はひとりぼっち」

カリプソ Calypso 「黒い瞳に青い空」

チャチャチャ Cha Cha Cha 「アウリ・ウレー」

ハバネラ Habanera 「ラ・パロマ」

ルンバ Rumba 24000回のキッス」

スローロック Slow Rock 「アモーレスク-ザミ」「夢みる想い」「カンツォーネ」「涙のさだめ」

ロックバラード Rock Ballad 「ラ・ノヴィア」

☆日本の曲でも探してみましょう。(♭)

2016年1月 6日 (水)

Q.リズムトレーニング・・・2小節でのあらゆるリズムパターンのトレーニング(3,4拍子)

A.(1) 3/4拍子 全41パターン

3拍子のリズムトレーニング集です。1トラックごとにアクセントの位置が変わっていますので、よく聞いてください。

ガイド音に合わせてカウントしていきます。繰り返し聞いてリズム感を身につけてください。

(2) 4/4拍子 全152パターン

4拍子のリズムトレーニング集です。1トラックごとにアクセントの位置が変わっていますので、よく聞いてください。

リズム感の弱い方、正確なリズム感を身につけたい人にお勧めします。(♭)

Q.三拍子、打楽器的な感覚を身につける

A.これらは、日本人のもっていないものです。アコーディオンやトランペット、パーカッションなど、楽器から、あるいは乗馬、ボクシング、フェンシングなど、スポーツや語学から学ぶのも一つの方法です。

 とにかく、自分にこの上なく心地よく聞こえてこない限り、自分の声がそのように動くことはありません。たっぷりとその快感を味わいましょう。映画やライブのDVDで観客のフリを真似してみるのです。首、頭、肩、腰、手足と、すべてリズミカルに動いていますか。(♭)

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