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ヴォイトレレッスンの日々

17.喉、身体 、生理学

2022年6月 1日 (水)

Q.全身を骨盤で捉えるようにと言われました。☆

A.骨盤は、前や後ろに固定されず自由に動くので、真っ直ぐな背筋で硬直していないことが]必要となります。胸、横隔膜、お腹の一体感が大切です。肩が縮こまらないように、また、腕が上がらないことがないように、角張らないことです。肩は胸につながっており、呼吸に影響します(肩帯、菱形筋、胸筋、胸骨)。

 腕を伸ばしましょう。上半身は下半身の支えで、本来、自由になっていることです。頭は首で体につながっています。支えられているのであり、垂れているのではありません。顎=骨盤の流れで、そこに、眼―性器のつながりがあると捉えてみるとよいでしょう。

2022年5月31日 (火)

Q.腰痛の防止方法を具体的に教えてください。☆

A.腹筋や背筋を鍛えても腰痛になります。腰痛を防げるわけではありません。腰痛になって、筋肉が固まってからの筋トレは危険でもあります。水泳も、体を冷やします。心地よく歩くことがよいのです。森林浴がお勧めです。

Q.腰痛の原因は何でしょう。☆

A.重い頭は、直立でないと負担が部分的にきます。それを足の裏だけで立つ、そのために腰はかなりの複雑な動きをもって動くようになっている。ゆえに、人間のみに腰痛がおきます。強く支えつつ、いつも、いろんな方向へ動いて衝撃を吸収しているのです。

 強い支えだけなら肋骨ですべて固定すればよいようなものですが、そうなっていないのは、腰をひねる、というか、腹と股関節をひねるということですが、ためです。

2022年5月30日 (月)

Q.ふくらはぎがむくみがちなのは、よくないのですか。☆

A.ふくらはぎの大半は下腿三頭筋です。腓腹筋とヒラメ筋の総称です。ここは第二の心臓と言われ血液を上へ押し上げています。また、足先に続く長母趾屈筋と長趾屈筋は、立つとき、バランスをとるのに欠かせません。

2022年5月29日 (日)

Q.前屈ができないほど体が固いです。☆

A.立って前屈して、両手を床につけられる人は、股関節、腰椎がスムーズに曲っています。できない人は、腰椎や仙腸関節に負荷がかかって曲げられないことが多いのです。背骨や腰の筋肉が固いように思われますが、股関節の柔軟性が大きいのです。どんな運動でも続けたら改善します。

 ちなみに、腰をひねる動作のほとんどは股関節が担っており、腰椎は左右5度くらいしか回らないものです。

Q.骨盤が歪んでいると言われました。☆

A.医学的には、仙腸関節のねじれなどになるかもしれませんが、姿勢などで歪んでいると、使われるときは、前が下がったり、後が下がったり、左右どちらかが下がる(つまり、その逆が上がる)という傾きのことを指します。姿勢によっても傾きます。この場合は、股関節など、周りの筋肉の問題で、傾きが固定してしまい、歪んだことを示しています。

2022年5月26日 (木)

Q.体の状態をつかむことばを教えてください。☆

A.頭が高い

愁眉をひらく (柳)眉を逆立てる

頬が緩む

顔向けできない 汗顔の至り

手に汗握る

引け目 弱り目 落ち目 祟り目

首が回らない

肩をいからせる 肩肘張る 肩身が狭い

胸が詰まる

息がつまる 息苦しい 息を殺す 息抜き

息が合う 腹立つ 腹を据えかねる 腹を割る

背筋を正す

腰が引ける 逃げ腰 および腰 腰を据える 腰を入れる

腰が低い 粘り腰 二枚腰 腰が重い

2022年5月11日 (水)

Q.他の人が出せる声量を出すと、無理がかかり声がかすれます。☆☆☆

A. 最低のレベルの声の人に対しても、言語聴覚士は、「声は無理に出してはいけない」と言っても、「全く出すな」とは言いません。声を出さなくなっては、さらに衰えます。それはよくないので、毎日“適度に”声は出すことを求めています(手術後など傷口があり、発声をとめ、休めるべきときは例外です)。腰痛などでも、全く動かさないとさらに動かなくなります。体というのはそういうものです。

2022年4月11日 (月)

Q.足首が固いと言われます。

A.血液中の水分やリンパ液が滞ります。老廃物が溜まってむくみ、膝関節や股関節も硬くなります。すると、歩いたときの衝撃が腰に直接きて、腰痛になったりします。

足首の曲げ伸ばしを司るのは、ふくらはぎの奥のヒラメ筋です。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ血液を心臓に戻すポンプです。仰向けになって手足を上にして振る運動をするとよいでしょう。

2022年4月10日 (日)

Q.日常で上下の歯をつけたままにしていると、よくないのですか。

A.頭から首や肩にかけての筋肉に負担がかかります。知覚過敏や顎関節症、耳鳴り、偏頭痛、肩こり腰痛などが出てきます。唇を閉じて奥歯を離しましょう。舌は上顎につけ、顔の脱力をしておくことです。

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