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トレーナーの選び方

ヴォイトレレッスンの日々

04.発音/言葉 268問~

2018年12月15日 (土)

Q.私の日本語は抑揚が少ないですか。

.あなたに限らずですが日本語は母音優位の言語ですので、よい意味で流れるように話すことができます。また、言葉のアクセントも多言語より柔らかいと言えます。例えば、階段(か-いだん)、電車(で-んしゃ)とアクセントはあってもその母音を長くはのばしません。それに対して欧米の言語、例えばイタリア語「domani(ドマーニ)明日」、「ieri(イエーリ)昨日」はアクセントのある母音を長くのばします。

そのことを象徴する体験として、以前ドイツの語学学校にいたときに、私と友人の会話を見聞きした様々な国の学生から、日本語はずっと平らに話しているように聞こえる、という感想がありました。平らというのは抑揚がないからそのように聞こえるのでしょう。感情が見えないので会話の中で突然笑ったり驚いたりしている姿が面白い、とも言われました。しかしこれは言語の特徴であり、よい悪いを判断することではないと思います。

朗読や講演など人前で話す必要性があるならば、それに見合ったトレーニングで解決できることです。(♯α)

2018年11月 4日 (日)

Q.音象徴とは、何ですか。☆

A.ある特定の音が何事かを象徴していることです。

秋葉原をアオバハラと読まないのは、音位転換といいます。(♯)

Q.日本語に同音異義語が多いのは、なぜですか。

A.音数が少ないからです。中国から取り入れるときに、四声、声調を取り入れなかったり、違う音を同じ音に認識してしまったのです。カウをクヮウとコウをコウにするなど。(♯)

2018年10月15日 (月)

Q.日本語を外国人のように発するトレーニングとはどのようなものですか。

A.簡単に比較してみます。

日本語    英語

1.姿勢    ・猫背   ⇔   ・まっすぐ

 

2. 呼吸  胸(式)の上部    胸の下部 

さらに、胸式(横隔膜中心に)

浅く、弱い(鈍い)、短い ⇔ 深く、強い(鋭い)、長い

 

3.発声    かん高い     低く太い(高くとも)

浅く平たい    張り、ひびきあり

のど声       胸声、ハスキー

声量 小      声量 大

 

4.共鳴   のどあがる   のどさがる

軟口蓋 ふつう  軟口蓋 あがる

共鳴しない    共鳴する

 

5.その他  あごがあがる   あごをひく

表情がない     表情筋を使う(♭ф)

Q.外国語感覚からのヴォイトレを教えてください。

A.発音でなく、発息、声でなく息の音から変えていきましょう。この応用が外国語でのことばのトレーニングです。

母音は、息が少ないが、その前にたくさんの子音がつく英語では、たくさんの息を強く吐くのです。

日本語は、息を少なくし、母音をはっきりと発音することと思われていますが、英語は息を多く、子音をはっきりと発音します。それを日本語にも生かすべきです。

 

Pronunciation(発音) + Phonation(発声)+ Breathe(息)

(英語の ordinary voice は、日本人のふつうの声と違います)(♭ф)

2018年10月 8日 (月)

Q.なぜ発音をマスターできないのですか。

A.私たちが認識していないから、言い分けられないのですが、日本語で普段使っている中にも、たくさんの音があります。文字としての50音(実際は100150くらい)でなく、音声としてはけっこうあります。

そういうものに敏感になっていくのも、耳を鍛えることになりますね。

たとえば、腹話術師、いっこく堂さんは、従来、腹話術でははずしてきたマ行を唇をつけずに舌でつくって、明瞭に発音できるようになったそうです。ここまでのことは、無理ですが、何事も訓練しだいということです。

(♭ф)

Q.誰でもネイティブになれますか。

A.何をもってネイティブというのかにもよりますが、英語のように、世界の共通語となっているのは、かなり許容範囲が広いから、あまり心配しなくてもよいのです。ジャパニッシュより、イングリッシュに近ければよいくらいから、スタートしてもよいでしょう。

日本語というのは、けっこうあいまいです。たとえば、正しい「あ」はどこなのかというと、決まっていません。結局、「い」「う」「え」「お」に聞こえなければよいわけで、「あ」「え」の間くらいだと、少し聞き苦しいですが、あまりはっきりとアナウンサーのように言うのも、わざとらしく感じられます。(♭ф)

 

2018年9月24日 (月)

Q.ヴォイトレで多言語に学ぶ必要はありますか。

A.私のレッスンでは、英語に先駆けて、イタリア、フランス、スペイン、ポルトガルの曲のフレーズコピーをメインで行なっていました。その人にとって声の出しやすい言語があれば使うとよいでしょう。発声に関してであって、言語としての理解力、発音力は問いません。

(♭ф)

Q.オペラを教材にするメリットはなんですか。

A.オペラ歌手のように、イタリア歌曲から入るのもよいでしょう。オペラ鑑賞は、声の醍醐味が味わえます。そこでは誰もがハイトーンやボリューム一杯の声を聞きたがりますが、言葉に近いところ、弱いところをしっかり聞くことです。そこで、深い呼吸、声立て(役者でいう声にするところ)、理想的な共鳴のことがわかりやすいでしょう。

最近、プロの役者や声優に日本語のまえにイタリア語で読むトレーニングもやっていますが、これもけっこう効果的です。日本語でいつもやっていて、行き詰まったほうが、けっこう早く直ります。歌い手も、外国語でやるほうが発声としては出しやすいのは確かです。(♭ф)

2018年9月10日 (月)

Q.英語の発音が、なかなか通じません。

A.一般的に、日本人のつける強弱リズムなどは、ほとんど平坦で伝わりません。強くしたつもりで、普通以下くらい、つまり、感覚と体が適していないのです。最初は口の中だけでしか、使っていないからです。

とにかく、全身で大げさにやらなくては、扱えるようにならないものだと、大げさにやるようにいつも捉えておくことです。

ちなみに、役者は大泣き、大笑いの練習から入ります。あなたもお腹が痛くなるくらいに、大笑いをしてみてください。そのうち、目だけで泣いたり、ほくそえんだりできるようになるでしょう。(♭ф)

 

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