2010年3月 3日 (水)

Q2553.高い声を練習し続けると、低い声が出にくくなり、低い声を練習し続けると、高い声が出にくくなります。いいバランスに戻す方法はありますか。

A.基本的には、まずは低い声を安定させていくことが大事です。その上で、そのひびきを高音に生かしていくのです。
しかし練習方法はさまざまありますので、高音練習、低音練習と分けてもいいと思います。まずは高い声を出すときには、そのことに集中すること。低い声の時もそうです。練習を続けていくうちに、いいバランスが見つかってくるはずです。

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2010年2月28日 (日)

Q2547.声質を変えるためには、どうしたらよいのでしょうか。

A.声質を変えようとするよりも、気持ちを変えることに集中していくことです。気持ちの変化によって、声質は結果として、変わってきます。
例えば、落語家さんは、2~3人の役を演じていますが、声色を変えようとしていません。声色を変えるのではなく、その役の気持ちになって、演じ分けているのです。その結果、声質が変わることもあるのです。
無理に声質を変えようとするのではなく、気持ちの変化を大事にしていきましょう。

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2010年2月24日 (水)

Q2539.ジラーレの位置は体で覚えるものですか、それとも耳で覚えるものですか。

A.どちらもです。前後関係で変わってきますが、基本的には
自分のパッサージョでは、必ず行った方がよいと思います。(♭Σ)

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2010年2月 9日 (火)

Q2509.パッサッジョと口の形について詳しく教えてください。

A.口の形を、特に高音域ではある程度フォームとして決めておくといいです。
パヴァロッティが歌っている顔のアップをみるととてもわかりやすいのですが、パッサッジョの辺りで口があまり動かないフォームを取っています(口をあまり開けすぎていない)そして、ソやラのあたりからは口を大きくあけて発声しています。この形がかなりパターン化されているのを、映像を沢山見ると良くわかると思います。
つまり、パッサッジョで大切なのは、ハミングのままパッサッジョを歌うような感覚で、響きを我慢するような感覚(表現するのが難しく、もしかしたら誤解しやすい表現かもれませんが)が必要となります。
 パッサッジョというものは、声のサイズや質によって位置が変わるものです。男性の場合、テノールの声は一般的にファ~ソの辺り、バリトンはレ~ミの辺り、バスだとシ~レ、若しくはミの♭の位置が目安です。(♭∀)

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Q2508.高音域の発声についてのヒントをください。

A.高音域は、限界はほぼなく発声できるといっていいと思います。(もちろん限界はありますが、理論的にはかなり高い位置まで誰でも出せるようになります)。
しかし、高音域では声の音色を多少変えていかないと、中音域までと全く同じ口の開け方やフォームでいくと限界がきます。その、高音域発声用に変えられた音色の母音では、言葉をはっきりと発音するのはとても困難です。
アエイオウの音の音色がかなり近づくことと、舌や上あごの運動が低音域ほどしっかり処理することが難しい関係でその様になります。これは、ある意味においてはしょうがないことです。
 ジュゼッペ・ディ・ステーファノという歌手は、高音域まで発音をしっかり聴かせることに取り組みすぎたことが、晩年の声の崩壊を招いたといわれます。しかし、彼はその反面、より強めの発音で情熱的に歌うことに、ある時期だけですが、成功したことは評価される点です。(♭∀)

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2010年1月30日 (土)

Q2489.高い声が○○のように出せません。どうすればよいでしょうか。

A.当たり前のような言葉かもしれませんが、意外と自分の声を知る、という事にあまり関心を傾けない人が多いように感じます。そのことの一つに、自分の好きなアーティストの楽曲を、何が何でも元調で(同じキーで)歌いたいという事です。音が到達して何とか歌いきることは、トレーニングを積めば出来るようになるかもしれません。
 しかし、無理をして歌っていくことの代償は、長く歌えなくなってくるという副作用を招きかねません。自分の声に合わない高さの声は、とても負担になります。特に、自分の声の許容範囲を超えた高い音の連続という個所を沢山練習しすぎることは、良いフォームでの発声が出来ていたとしてもとても難しく危険なことです。また、その背伸びして歌った歌のクオリティーがどのくらい高いのかも気にしてみてください。キーを下げてクオリティが上がるのであれば、客観的にはそちらの方が聴いている人は心地よいと思います。(♭∀)

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2010年1月21日 (木)

Q2470.低い音を大きな声で出しづらいのですが、支えで大きく出せるようになるのでしょうか。

A.なります。
しかし、今のあなたの年齢を考えると、あまり無理して低音を鍛えることは控えた方がよいと私は思います。
今後、年齢を重ねれば高音がもっと強くなるかもしれませんし、
低音がもっと強くなるかもしれません。断定できないのです。
まだ貴方の年齢では声に関して言えば成長中なので無理をかけない方が将来のためにはよいと考えます。
なので今自分が楽にでる音域をしっかりと鍛えていく方がよいと思います。(♭Σ)

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2010年1月12日 (火)

Q2453.バリトンだとよく言われますがテノールになりたいです。音域はのびますか。

A.簡単に言えば音域はのびます。しかしテノールになれるかというと一概に「なれます」とも言えません。
何故あなたがバリトンだとよく言われるのかは分かりませんが、低い音が出る、声が暗めだという理由では本来バリトンだとは断言できません。暗めのテノールだっています。
 私は、声部はその人の声の転換区(passaggio)で全て決まると考えています。
高い音がでても転換区が低ければバリトンだし、高い音が出なくても転換区が高ければテノールです。出し方が分からないだけの問題だと思います。
ハイCを出すバリトンだっています。
しかし張り裂けんだCは使い物にはなりません。コンスタントに出せる技術があって初めてテノールだと言えるでしょう。
 私自身は現在はテノールですが、声楽を習い始めた頃は全く高い音がでず、コンコーネ50番も低声用を使っていたくらいです。それが今は高声用でなければ苦しいと思える位になったので音域そのものは必ず訓練での伸びると思います。(♭Σ)

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2010年1月 7日 (木)

Q2443.声の深い浅いのバランスについて迷っています。

A.深い声を出そうとして逆に喉を詰めてしまう事は、トレーニングを長年やっている人は経験してきているかもしれません。逆に、浅くだして声を軽くしようとしてしまうことも同様に上手くいかないと思います。
 ではこのような経験はありますか。深い声を作ろうとして詰まり気味になっていたときに、もうすこし軽く出してみようとしてスムーズな声がでて、何日間かそれで歌っていたらまた支えが抜けてきたというようなことです。このような中でバランスを取っていけるのがプロですが、実は声というものは一つの形に固執しすぎる人はなかなかうまくいかないものです。つまり、バランスで成り立っているので、同時に抑えるポイントをバランスよく抑えられる人は安定した実力を保ったまま向上していけるように思います。ランニングをするだけ、またはベンチプレスをするだけで一流のアスリートにはなれないのと一緒です。(♭∀)

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Q2442.難しいのが高音のブレスなのですが、どうすればよいでしょうか。

A.高音を歌う個所で、特に難しいのは早くブレスを取った後の高音です。充分ブレスに時間がかけられる個所は、落ち着いてフレーズを始める準備がしっかり整いますが、速いパッセージの中ではバランスが崩れやすくなります。そのようなフレーズで声がはまりにくい場合は、そのまえのブレスをする個所をいろいろ計算してみていちばん高音が安定するブレスの位置を自分で考えておく必要があります。ノーブレスでいけるのであれば、その方がかえって安全に高音を処理することが出来る場合も有ります。もちろん言葉の意味がしっかり通じるようにブレスをしなければなりませんが、その中でも出来るかぎり最良の選択をしなければなりません。パフォーマンスをする上で、テクニカルなヴォーカリストであれば、必ずそのようなリハーサルを、本番前に沢山やっておくようにしてください。また、ひとりでうまくいってもバックバンドとあわせてどうしても歌いづらいという個所も、必ずででてきます。(♭∀)

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