Q.子音で、共鳴するものとしないものを覚えたいのですが。
A.共鳴するのは、母音 n、m、y、r、w、それを妨げるのは、k、s、t、h、p、濁音です。
ちなみに、日本人の場合、女性の名前に共鳴音が入ることが多いようです。
A.共鳴するのは、母音 n、m、y、r、w、それを妨げるのは、k、s、t、h、p、濁音です。
ちなみに、日本人の場合、女性の名前に共鳴音が入ることが多いようです。
A. A1=110Hz、A2=220Hz、A3=440Hz、A4=880Hz
平均律というのは、音高の感覚に沿っているともいえます。
ピアノの中央Cは、C3で60(Cマイナス2が0)。C4は72。G8まで127。それがMidinoteNoです。
1オクターブは12、完全5度は7(長3度4+短3度3)
A. サイン波が、純音ですが、これはしぜん界にはありません。しぜん音は、複合音となります。これは正弦派に分解できます(理論上ですが、フーリエ変換によります)。
あらゆる振動数の音を合わせるとホワイトノイズとなります。TVの「ザー」で、音の高さが定まりません。基音が定まらず部分音だけです。つまり、ノイズ(操音)で、非楽音ともいいます。打楽器やシェーカーの音などは、高さが定まらないです。
A. 音高(pitch)は、一本の弦の振動でみるとわかりやすいです。 まず、弦の長さで音の高さの関係を知りましょう。
基音 110Hz ラ―(基音)
第2倍音 220Hz ラ―1オクターブ上
第3倍音 330Hz ミ―1オクターブ+完全5度上
第4倍音 440Hz ラ―2オクターブ上
第5倍音 550Hz ド#―2オクターブ+長3度上
第6倍音 660Hz ミ―2オクターブ+完全5度上
第7倍音 770Hz ソ―2オクターブ+短7度上
第8倍音 880Hz ラ―3オクターブ上
これらは、全て楽音(musical tone)となります。これらの音色にはノイズも含まれていて、それゆえに豊かな音色になるのです。
A. 副鼻腔の共鳴は、イメージとしてよく使われますが、実証されているわけではありません。
A.声を出すときに、何も方向性を持たずに出すと、頭上に声が広がる感じであったり、喉の周りで音が鳴っているだけというような感覚になるかもしれません。しかし声に焦点を持たせると、方向性がつくので、より広い会場でも通る声をだすことが可能になります。大きくて近くでそばなりする声より、小さくても細くても遠くまで通る声は大変に効率のよい声といえるでしょう。
声に焦点を持たせるには、前歯のうしろや、口蓋の堅いところに音を当てるようなイメージが役に立つと思います。息は前に進んでいくように、そして先を細いところを通っていくようなイメージもいいと思います。息の吐き方にはある程度スピードが必要です。ただ、ゆっくりとした息を吐くのではなく、方向性をもって鋭く速く吐くことが大事です。まるで、テニスボールの壁打ちのようなイメージで、スパーンと当てるように息を吐いて声を出してみましょう。(♯β)
A. 日本語は、唇をほとんど使わずに話せてしまうので、唇の周りの筋肉を使って発声に生かすという習慣がないかもしれません。しかし唇は声と大いに関係があります。少し外側にむけてトランペットのベルのような形を作ることで、音は外に響きやすくなります。ここを弛緩させていると音に張りが出にくいです。また、唇を前にとんがらせて、口腔内の空間を広げ、後頭部から唇の先の距離をできるだけ稼ぐようにすると、響きを増幅させることに役立ちます。
オペラ歌手や、いい声で歌う歌手の唇を見てみてください。なぜか四角に開いていることがままあると思います。前歯が少し見えていて唇は外側に少し捲れる感じです。あるオペラ歌手は前歯も下の歯も4本ずつまで見えていい、それ以上それ以下はダメ、などと具体的な数字で指摘する人もいます。
普段使い慣れていない唇も動員できるようにしてみてはいかがでしょうか。(♯β)
A.日本人にありがちな歌の声は、頭声できれいに出ているけど、響きがない、声に色がない、弱々しい、パワフルさや主張が足りないなどの特徴があります。
合唱団に長くいたり、ママさんコーラスで歌っている人に多く見受けられます。きれいで、他者と交わりやすくハーモニーは美しいが、一人で歌ったときに、声に説得力がないケースです。頭声発声を重視していると、おそらく胸の響きや地声の充実度というものを全く意識しないでいるのかもしれません。
胸のところに手を置いて、そのあたりがびりびり、ざわざわするかどうか意識して発声してみてください。更に耳に手を置いて自分に聞こえる音を確認した時に、耳の中にもびりびりという音がしますか。この耳になっている音と、胸の響きが循環して、体の上半身部分でしっかりとした音の響きを充実させられるよう心がけてみましょう。(♯β)
A.よく、オペラ歌手がレッスンの中でこのような表現を用いて発声のテクニックを教えることがあります。マスケラとはイタリア語で仮面という意味で、イタリア人の先生は顔の表面に声を当てるように指導します。頬骨、おでこあたりを目安に考えてください。目の付近を意識してもいと思います。
このように顔の前面に声を集めて当てる意識を強めると、声の方向性がつき、喉元で声をとどめたり抑えつけたりしないので、声の疲労度が弱まります。もし喉で押して歌っているように感じる方にはお勧めです。また、なるべく口をすぼめて、唇をとんがらせて声の焦点をさらに顔の外に作ってみましょう。唇の先端に多少力が加わるかもしれません。トランペットのベルの役割を唇が果たしてくれるので、声の響きをより前に飛ばすことが可能になります。(♯β)
A.ローマのパルテノン神殿での演説
教会での声
寺での読経
唱歌、コーラス、合唱
トンネルや洞窟の中の声
といったところでしょうか。(♯)
00.同問異答(20人のヴォイストレーナーと専門家の回答) 01.姿勢 02.呼吸 03.発声 04.発音/言葉 05.声域/声区 06.声量/フレージング 07.共鳴/ミックスヴォイス 08.リズム/リズム感 09.音程/音感/聴音 10.歌唱とステージング 11.トレーニング/日常の練習 12.表現/オリジナリティ 13.知識/医学/科学など 14.メンタルヘルス 15.役者/声優/ミュージカル/アナウンサー 16.一般/会話/話し方など 17.喉、身体 、生理学 18.トレーナーについて 19.ヴォイストレーニングの考え方 20.このQ&Aブログについて 21.その他、アーカイブ、研究所史 22.音大、教育法、声楽、クラシック、オペラ 23.他のスクール、トレーナーのレッス ン 24.声の基本メニュ 25.ブレスヴォイストレーニング研究所とトレーナー 26.研究所のレッスン 27.レッスン受講について 28.福島英 29.ブレスヴォイストレーニングメソッド 31.体と息のメニュ 32.発声、声量のメニュ 33.発音、ことばのメニュ 34.共鳴、声域のメニュ 35.せりふ、感情表現のメニュ 36.リズム感、音感、音楽基礎のメニュ 37.ビジネス、話し方のメニュ 38.メンタル、パフォーマンスのメニュ 39.歌唱、ステージングのメニュ 51.[2014/08/01~2015/03/31のQ&A] 52.(☆~☆☆☆)[2014/08/01~2015/03/31のQ&A]