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トレーナーの選び方

ヴォイトレレッスンの日々

02.呼吸 370問~

2018年7月21日 (土)

Q.息を吐けと言われますが、どういうことですか。

.声が顔や喉の奥にとどまり、声が前に出ていないときに、このような注意をするケースがあります。

声が奥まってしまって前に出ていないときに、「声を前に」と注意すると、喉だけで押し出してしまうことがあります。息を吐くということに集中していただいた方が結果としていい声が前に出ます。

このときは、柔らかく、弱く吐いては意味がありません。お腹の圧力をしっかり使って、思い切り早く「ハ~」と高速大量に息を吐いてください。皆さん、息を吐くスピードも遅ければ、量も少ないです。時速100キロで、1000CCの息を吐くくらいのつもりでやってみてください。おそらく慣れていない人は、10回もやらないうちに、頭がくらくらしてくるかもしれません。少しづつ負荷に慣れてきますので、ご自分のペースで少しづつ練習してみてください。

この息に少しづつ声を混ぜて、だんだん息から声に移行してみましょう。(♯β)

2018年7月 4日 (水)

Q.腹式呼吸のメリットとは何ですか。

A.たくさんの息を体でコントロールして使えます。メリハリがつきます。息で、話の調子を作り出せます。意味のまとまりをつけ、話を力強く展開していくことができます。あがりからくる緊張などの影響を声があまり受けなくてすみます。

横隔膜で支える呼吸であるから、のどに負担がかかりません。ということで、人前で話す時や歌う時にこそ、この腹式呼吸が中心にならなくてはいけません。(Э)

Q.日本人は、腹式呼吸が苦手ですか。

A.日本語がとても浅い息で発音できる言語であるため、日本人は、体や息を使った発声を習得できていません。

つまり、多くの人は、息を声に自然に変えられず、しっかりした声にせずに、発音のために口先や口内で加工しています。これでは声量や声域が拡がらず、個性的な声も出せないようになってしまいがちなので注意しましょう。(Э)

Q.腹式呼吸を、お腹の前を動かして練習したら、できますか。

A.これは内臓器官を圧迫するだけでよくありません。横隔膜は、肺の下にお椀をふせたような形でついているので、特に前を鍛えるのでなく、均等に動かしまう。背筋や側筋を使いこなしていかなくてはなりません。本格的に腹式呼吸を身につけた人は、腰のまわりに空気が入るかのようにふくらみます。(Э)

2018年6月27日 (水)

Q.腹式呼吸のためのトレーニングとは、どういうものですか。

A.声を正しく使う時に必ず言われるのは、腹式呼吸です。これほどやっかいなものはありません。なぜなら、腹式呼吸が大切なのではなく、声を腹式呼吸で完全にコントロールすることができているかどうかが問われるべきことだからです。

たしかに、腹式呼吸は寝ころがって息をすれば誰でもできます。それが声に応用でき、声を出した時にすべて腹式でコントロール(この表現も正しくなく、常に腹式呼吸と胸式呼吸は共存するのだが)するのは、至難の技といえます。(Э)

2018年6月 2日 (土)

Q.胸式呼吸は、いらないのですか。

.子供の頃にあまり有酸素運動をしなかったり、日常的に、ほとんど有酸素運動をしないと、胸式呼吸がうまく発達しなかったり、衰えてしまうことがあるようです。それでも、ヴォイストレーニングなどで腹式呼吸の重要性を知らされないままならば、細々と胸式呼吸も活用されるはずなのですが。

最近また、腹式呼吸の活用による健康法なども、ちらほらと目にするようになりました。十数年サイクルで流行るものなのかもしれません。そのたびに目の敵にされたり、悪者扱いされるのが、胸式呼吸です。それほどに悪いものなら、なぜ肋骨は可動式になっているのでしょうか。

黄金のトランペットともてはやされたオペラ歌手マリオ・デル・モナコが活躍した時代には、多くの男声オペラ歌手が、胸を広げて胸囲の大きさを誇示するかのように、最高音域を出しています。彼らは腹式呼吸が苦手だったのでしょうか。舞台上で薄着の衣装を通して垣間見られる彼らのお腹は、決して細く貧弱なものではなく、贅肉のかたまり感も少ないもので、むしろ、とても活発に腹式呼吸で活用されている様子がうかがえます。つまり、胸式呼吸に偏っていたわけではなく、腹式呼吸に偏っていたのでもない、呼吸器官を、うまくフルに活用して、美声を紡ぎ出していたというところでしょう。(♭Ξ)

2018年5月19日 (土)

Q.練習で腹を意識して歌うには、どうすればよいですか。

.歌を歌うときに肩が上がってしまう人、胸をあげるようにして呼吸をしてしまう人がいらっしゃいます。腹式呼吸をパフォーマンスの中で使うことは難しいことだと思いますし、下腹を意識して歌うのも、なかなか難しいことと思います。

それでもトレーニングして身につけていただきたいのですが、いろんな方法でアプローチできると思います。

まず床に寝てみて、首や肩など力の入りがちな上半身を緩めます。そのうち寝ているときと同じような呼吸=腹式呼吸に移行してくると思います。このときにこの呼吸に意識を向けて、吐くときに声を混ぜてみましょう。「ウー」と静かに、体の響きを感じながら吐いてみます。まるで、おへその辺りに口があるかのような感覚を持つと、イメージの参考になるかもしれません。

次に寝ながら、息を吐くときにお腹をへこませながら「ハー」と大きく息を吐いてみましょう。自ら、お腹の意識を強く持てるように、お腹を大きく動かしながら息を吐きます。この時に注意しないといけないのは、肩や上半身に力が入ってしまうことです。首回り、肩などに力が入らないように息を吐いてみましょう。この意識を、立った時にも再現できるように何度も練習してみてください。(♯β)

2018年5月12日 (土)

Q.息を吐くように言われますが、どうしてですか。

.初心者の方は特に、息を吐くようにと口酸っぱくトレーナーに言われると思います。特に何度も言われる方は、おそらく息の吐く量、スピードともに全然足りないのだと思います。

無理もありません。日本のなかの日常生活では、皆さん、そのような息の量を吐くということはなかなかないと思います。日ごろやったことがないのはできなくて当然ですし、それを身につけるためのレッスンの時間です。カラオケが趣味だったり、合唱クラブに入っていた、スポーツで大きな声を息とともに吐くことが習慣になっていたような方ですと、案外早くできるようになるかもしれません。

呼吸の息吐きの練習は既にやっているかもしれませんが、その強度をどこに合わせればいでしょうか。本当に思い切り吐いて、ご自身のマックスまで吐くようにしてみましょう、そうすると10回くらい、少ない人は3回くらいで頭がクラ~ッとしてくるかもしれません。そうしたらすぐお休みしていただきたいのですが、これを地道に続けて、1020回ではへこたれないくらいの身体を作っていきましょう。(♯β)

2018年4月21日 (土)

Q.ハイチェストとは、何でしょうか。

.ハイチェストというのは、胸を高く持ち上げる、あるいは高い位置でキープするということですが、黄金のトランペットと言われ一世を風靡したオペラ歌手・マリオ・デル・モナコの時代のオペラ歌手には、よく見られた姿です。

見た目には、とても大きな声が出せそうなイメージがありますが、実際にはそれほどでもありません。むしろ、胸を広げずに閉じ気味にして、お腹にめいっぱい力を入れて出したほうが、大きな声が出るのではないかと思います。

ただし、その場合は、その後しばらく、あるいは永遠に、声が出せなくなる危険を伴うかもしれません。なぜなら、胸を閉じていると、喉に力を入れられるからです。逆に、胸を軽く広げていると、とても喉に力が入れにくくなります。この、軽く胸を広げた状態は、背中はまっすぐに伸びていて、決して反らないことも重要です。この状態をキープしやすくするためには、しっかりと胸を持ち上げる練習を何度も繰り返し、ほとんど力を入れずに、楽に胸が持ち上がるようになるまで続けること、そして、ストレッチなどで、胸を柔らかくすることも大切です。(♭Ξ)

Q.腹式呼吸の弊害は、ありますか。

.実際には、腹式呼吸に弊害があるのではなく、腹式呼吸に偏り過ぎて、胸が閉じてしまうことに、問題があるのです。腹式呼吸は、とてもたくさんの空気を吸うことができるので、かなり上達すると、腹式呼吸だけで、歌うことはもちろん、日常生活の中でも、ほとんど困らなく、用が足りるようになります。こうなってくると、肩や胸(肺の上部)で呼吸をしなくても済むようになり、スポーツなどで頻繁に有酸素運動でもしないがぎり、あまりその部分を動かさなくなってしまいます。このことがやがて、肩や胸の柔軟性がなくなっていくことにつながっていくのです。

声楽のヴォイストレーニングでは、喉の脱力ということが、よくレッスンの初期段階で言われますが、胸を広げていると、喉には力が入れ難くなります。喉をしっかりうまく使って、声の表情を組み立てていく邦楽の方には、発声時にはあまりお勧めできませんが、健康のためには、胸をいつでも開くことができるように、気にかけたほうがよいでしょう。(♭Ξ)

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