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トレーナーの選び方

ヴォイトレレッスンの日々

01.姿勢 166問~

2018年6月16日 (土)

Q.歌うときに首の下部分を突き上げていると言われました。

.歌うときに重要なのは腹式呼吸であるということは、ご存知だと思います。このように肺の上部を突き上げているということは、相当、胸式呼吸を使ってしまっているかも知れません。首の下、首元辺りにまで肺があります。肺の上部を使うのは喉の位置も状方向に押しあげられ、声帯で作る音に影響を及ぼします。

そのため、声が安定しなかったり、掠れてしまったりするようです。歌の時に使っていただきたいのは、肺の下部、そしてお腹回りの筋肉です。吸ったり吐いたりしているときに下腹が動きますか。もしこの動きができているのであれば、歌うときにも、下腹に意識を持ったまま歌ってみてください。

歌うときに胸が上の方に上がる人、上記のように突き上げてアタックのように瞬間的に動く人はそれを使わなくても済むように、ゆっくりした呼吸から練習しましょう。寝ていただいて、呼吸に意識を向けます。お腹の上に分厚い本などを置いてもいいと思います。お腹に意識がある状態で、呼吸から声にしていきます。どこか一部が突出して使われるのではなく、体全体が一つの楽器として感じられるようにしましょう。(♯β)

Q.歌うときに首が固まります。

.よく細身の女性に見られる傾向なのですが、頸の後ろを固めてしまったり、頸で声を支えて出している方がいらっしゃいます。このような体の使い方は、中低音はまだいいのですが、高音になるととたんに支障が出ます。脱力ができていないと、高音は美しく出ません。それに、疲労もたまりやすく、よい体の使い方とは言えません。

よく、肩こりの解説の時に出てくる「僧帽筋」という筋肉がありますが、これは、頸、肩、背骨についているひし形の筋肉で、修道士のガウンについているフードの様に見えることから「僧帽」の名がつきました。頸から背中にかけてこの部分を柔らかくしておくと、声がとても出しやすくなります。

まず、頸の後ろを優しくもみほぐしましょう。頸を回しながら歌ってみます。次に、肩も優しくさすってほぐします。さらに、背中部分は誰かにマッサージしてもらってもいいのですが、ご自分でも動かすことでこわばりを取ることができるでしょう。肩や腕を後ろから前に回しながら、いろんな方向に角度を変えてみて、背中ののびている部分を感じてみます。歌うときにはこの僧帽筋をなるべくほぐしておくようにしましょう。(♯β)

2018年6月 9日 (土)

Q.背中を意識することは重要ですか。

.人間の目が前を向いてついているので、皆さん、前を意識することはとても上手です。そして声を出す発音器官が喉元にあるので、身体の上部の意識を多く使いがちです。ですので、大体の方が声を出すときは上・前のみの意識で声を出されてしまっています。しかし、普通以上に声を広い空間で響かせ、遠くまで届けようと思うと、身体を全身使って声を出した方が得策です。

まず共鳴する空間を増やすために、お顔の後ろ側も意識してみて下さい。前に前に声を飛ばそうとすることも大切なのですが、それと同じくらいご自分の後ろ側を広げる意識があるといいと思います。空間を大きくすることで、共鳴スペースが増え、音質も変わってきます。

そして支えに関しても、背面や下半身にまで意識がいきわたるといいですね。背中を意識し、下方向に引っ張ることで支えが安定します。息を吸うときに背中を長くする意識で吸います。そして、その感覚を維持したまま吐くととても声が安定します。

前、上のみならず、後ろ、下も意識して、自分の身体を楽器としてとらえてみるように心がけましょう。(♯β)

2018年6月 2日 (土)

Q.胸を開くとは、どういうことですか。

.体が柔らかい方が、声が出しやすそうだというのは、皆さん何となく想像できるでしょうか。実際に、体がこっていると、なかなか声は出しづらいものです。朝、声が出しづらいのも、体が硬いということも大きく関係しているだろうと思います。

朝はまず、体や喉を温めないと、エンジンがかからない、声が出し難いとよく言われますが、そのために、朝、熱いシャワーを浴びたり、簡単なストレッチをするのは、われわれ声楽家の間では、ごく当たり前のことだったりします。

からだ全体がもちろん柔らかい方がよいのですが、意外に多くの方が硬い部分が、上胸部です。この、鎖骨のあたりが硬いと、喉に力が入れやすくなります。逆に言えば、このたあたりが柔らかく開いていると、とても喉に力が入れにくくなるのです。呼吸的に激しいスポーツをした経験が多ければ、肩で息を吸う機会も多く、このあたりが柔らかく動くのですが、そうでないと、全く動かせない場合もあるかもしれません。

このあたりを、柔らかく広げられるようにすると、喉の力みを指摘される方には、きっとプラスになることでしょう。(♭Ξ)

2018年5月19日 (土)

Q.喉を開けるように言われるときと、開けないように言われるときがあるのですが。

.多くの方を見ていると、次のような傾向がよく見られます。初心者の方は、喉の開きが乏しく、口蓋が下がっていて、喉の奥が狭いまま発声していらっしゃいます。そのため、声帯で作る響きを、増幅させることはできず、音はとても響きの少ないまま発声しています。結果として、声は前に飛ばずに、トレーナーにもっと口をあきましょうと言われることが多くなります。

しかし、トレーニングを重ねてある程度(人によって個人差があると思いますが23年)時間が経った方は、喉の奥がしっかり開いたまま発声できるようになり、響きが増えてきます。

ただし口を開けること、喉の奥を開けるようにしていると、顎を落として喉の位置に影響を与えてしまったり、声帯で作っている音に何らかの支障を与えてしまいます。喉の奥が柔らかく開けられるようになったら、喉の奥を無理に開けようとせず、むしろ狭いまま声を出してみましょう。何か今までとは違う変化が感じられると思います。そうすることで、下から上まで滑らかで、声帯のパフォーマンスを邪魔することなく美しい響きを作ることができるからです。(♯β)

2018年5月 5日 (土)

Q.力みやすいのですが、どうすればよいですか。

.歌っていて力みやすい方の多くにみられるのですが、歌のフォームをすでに吸気の時にやり過ぎている人が多いです。脱力が重要といいますが、歌には力は必要です。鍛えていく中で自然と使われるべき筋肉が使われ、筋肉を使うことに慣れて、力まなくても使われる状態にまですることが重要です。最初から脱力だけを考えていては人に届く声にはなりません。

しかし、吸気と呼気(歌っているとき)両方で力を入れ過ぎると喉への負担も体への負担も大きくなるので注意が必要です。

人それぞれで違うのですが、胸、肩、肩甲骨などが固くなる人が多いように感じます。吸気で脱力と適切な場所に息を入れることをトレーニングして第一声の時に体がしっかりとすることを練習するとよいと思います。

歌う体が吸気ででき上がり過ぎると余分な力みも多くなるので注意しましょう。脱力の話になると歌っている声の力を抜く人が多いのですが、声を抜いていては声をだす行為自体が弱くなるので注意してください。まずはしっかりと出すことを意識してトレーニングしましょう。その上で体が力むようならば吸気の際の身体がどうなっているかを考えてみてください。(♭Σ)

2018年4月 7日 (土)

Q.歌うときに体を固めてしまう癖があります。声もガタガタになります。

.たまにこのような方がいらっしゃいます。声が出にくいという症状を抱えてこちらにいらっしゃって、リラックスして息を吐いたり、ただ声を「アー」と出すことは、割とすぐできるようになるのですが、トレーナーが鍵盤をたたいて「ドレミファソ」を意識させたとたんに、体が固まり歌えなくなるという症状を抱えているようです。

ご自身のなかで、声を出すこと=体を固めないとできないことという結びつきが強固にでき上がっているのだと思いますが、裏を返せば、それだけ真剣にまじめに取り組んできたあかしでもあると思うのです。消して悲観せず、ゆっくり戻していきましょう。

まず自分の体に耳を傾けることが大事です。息を吐きながら力が入ってしまう部分、緩めたい部分を手のひらでさすってみてください。このような症状に陥っている方に限って、急ごうとするあまり、さすることが目的になってしまいがちなのですが、そうではなく、さすっている部分がほどけていく、緩んでいく、暖かくなる、伸びていくなど、体の変化に耳を傾けましょう。そして、その状態で息をながし、声につなげていきましょう。なんといっても急がないこと、ゆっくりやること、体の変化に敏感になることを心がけてください。(♯β)

2018年3月 3日 (土)

Q.首に力が入ったり、痛みを感じます。

A.お腹の力が弱い人、インナーマッスルが少なく自分の体の軸をしっかり保てない人は首で音を支えてしまう傾向があるのか、首の痛みを訴える人がよくいらっしゃいます。これは細身の人によく見られる傾向です。筋肉が少なくて自分の体をしっかり支えられない、また、声を出すときに息をたくさん吐けない、息を支えるのにお腹で支えられずに首に頼ってしまう、という傾向があるからのようです。

そもそも、頭は5~6キログラムあるそうで、それを細い首だけで支えているので、首の痛みは無理もない話です。しかし、歌を歌うときに、なおさら、首に力を入れてしまっているということも考えられます。これを回避するにはまず、自分がどんな時に、どんなふうに力を入れてしまっているか気づく必要があります。

息を吸う時に首筋に力が入る人もいるようです。この方は、ゆったりとした腹式呼吸ができていなくて、胸や首の筋肉を使って息を吸い上げるようなブレスをしているのではないでしょうか。お腹の下部分をゆったり膨らます腹式呼吸の練習をしましょう。寝てみるとわかりやすいと思いますよ。

歌っているときに力が入ってしまう人は、歌いながら首を回したり、腕を回したり、ストレッチしたりして力みを回避します。どんな姿勢、どんな形でも歌えるように練習してみましょう。(♯β)

2018年2月17日 (土)

Q.お腹の支えをなかなか実感できません。

A.声を出すときに、お腹で支えてということだと思います。ですが初心者の方は、いったい何をどうやれば支えられるのか疑問が多いと思います。

まずは支えに使う部分の筋肉を覚醒させることが必要ですので、ウォームアップとして、おへそから下の筋肉、いわゆる下腹を動かしていきます。下腹を出したりひっこめたりを交互に繰り返してみてください。

これができるようになりましたら、息を吐くときに凹ませてみましょう。慣れてきたらリズミカルに行ってみてください。そして次に、息を吐き切りましたら、息を止めたまま、吸わずにお腹だけ膨らます、凹ますを繰り返してみましょう。これで下腹の筋肉だけでなく横隔膜も動かしていることになります

さらに脇腹に手を置いて、自分の腰からお腹にかけて、しっかりつかんでいただいて、息を吐くときに両サイドに押し広げます。徐々に声を出しながらこの運動をしていってください。

このようにいろいろな方法でお腹の支えを使うための筋肉を鍛えることができると思います。(♯β)

Q.体のバランスが悪いと言われます。

A. 歌を歌ったり、声を使ってパフォーマンスする人は、体の姿勢がとても重要です。見た目の問題だけではなく、正しい姿勢がいい声を生み出すからです。

一連の骨格や筋肉の、どこかだけを突出して使うことなく、全体的なバランスを保てていることが理想です。時々体の軸がぶれて、左右にぐらついて歌う人がいますが、しっかり立つ、自分のセンターをよく意識することは重要です。

しっかりバランスよく立てたところで、重心を下に感じるようにします。この時に声を使う人たちは横隔膜もコントロール下に置けるよう意識するといいと思います。声がでるためには息が必須であり、その息をコントロールしているのは横隔膜だからです。

ついついやってしまっている癖や力みなどがあるかもしれません。やっていないつもりで、肩に力が入っている、腕に力が入っているなど自分の体が何をしているかに気づく必要があります。寝て力を抜いてみたり、目を閉じて、楽な姿勢で瞑想してみるなども効果があるかと思います。(♯β)

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