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トレーナーの選び方

ヴォイトレレッスンの日々

01.姿勢 166問~

2018年8月18日 (土)

Q.歌うと頭蓋骨の上側が疲れます。

.自分の身体が何をやっているかということに敏感に気付けるようになるのが、歌の上達の第一歩だと思います。

どんなに一所懸命やっていると言っても、変なフォームでやっていたのでは悪い癖が付きます。力んで体を固めて歌っていたのでは、その瞬間いい声が出ることがあるかもしれませんが、いずれ喉を壊したり、長持ちする歌い方ではないと思います。しかし、それを自覚の上で行っているのならまだいいのですが、無意識に固めている、無意識に変なフォームになっているというのが一番よくないです。

頭蓋骨の上側が疲れるとのことですが、歌うに際して相当引っ張り上げているということが考えられます。まず、歌っているときにどの筋肉が緊張しすぎているか、力が入りすぎているか自分で観察することから始めてみましょう。一番いいのは床に寝てみて、自分の身体をスキャンします。意識を向けてその部分がどうなっているか感じていくのです。緊張させていた部分に気が付いたら、次は立って、歌ったときにその部分を緩ませたにしておけるか観察してみましょう。目の周りや頬、口、首の後は特に固まりやすいので意識を向けてみてください。まずは気づくことが第一歩になると思います。(♯β)

2018年7月21日 (土)

Q.口蓋を上げたほうがよいのですか。

.歌うときに日本語の日常会話のような、口をあまり開けず、喉の奥も開かずに話すような喉の使い方では、いい響きの声がでません。

このような口蓋の上げ方に慣れていないと、レッスンのときだけ、または本番のとき、オーディションのときなど、その場で対応するのはとても難しいです。日ごろから、上げておく訓練をなさった方がいいと思います。少しずつ上げる訓練をしていると12週間くらいで慣れてきます。しかも付随筋のはずの口蓋垂の辺りも、自分の意志で上げ下げできるようになります。これも訓練が必要で、その場限りでできるようなことではありません。

口蓋にプラスして、意識していただきたいのは、後頭部です。頭蓋骨のうしろを少し開けるような、後ろに引っ張られるようにして空間を意識すると声の響きがより丸みを帯びて柔らかくなります

私たち日本人は、この頭蓋骨の奥行、顔の奥行が平板なので、欧米人に比べるとハンディがあり、この分を補う必要があります。ぺちゃんこの声にならないように縦と奥を意識してみて下さい。(♯β)

2018年7月14日 (土)

Q.歌うときには必ず脱力のことを指摘されますが、脱力の大切さを教えてください。

.歌を歌うことに脱力は必須ですが、それ以外のスポーツや、あらゆるパフォーマンスの分野でも、脱力の大切さはいわれていると思います。

自分でできる小顔マッサージの記事を読んでいましたら、その先生も、まず脱力で力を抜いてから、筋肉に働きかけたり、骨に働きかけるそうです。

歌も全く同じだと思いました。まず、自分の身体の無駄な力を抜き、しかるべきところ、使うべきところの筋肉を使えるようにしてアプローチしていくことが効率がよいでしょう。例えば、頸の力が脱力ができていなければ、頸で声を支えてしまい、お腹で支えるべきところが使えないという難点があります。

喉に力が入っている方は、声の響きが悪いです。喉の力を抜いて声を出したときに、その人本来の美しい声が頭蓋骨内に響かせることができます。そして、身体全体も無駄な力を入れることなく立てていると、声を息に乗せて運ぼうと思ったときに、身体がそれを手伝ってくれます。(♯β)

Q. 口を開くとはどういうことなのでしょうか。

.発声のことで、よく「口を開きましょう」といわれると思いますが、「口を開く」という言葉にはいろいろな解釈があります。正しく理解しなければ誤解に繋がる部分であると思います。まず、開く方向ですが、「縦開き」なのか「横開き」なのかによっても意味合いは変わってきます。

ここでは声楽的な発声を基準に考えますが、一般的に理想的な開き方は「縦開き」の状態です。その縦開きについても、「下顎が下がった状態で上唇が上にめくれ過ぎない」という状態が理想です。上顎が開き過ぎてしまうと、喉の奥の方は逆に狭くなってしまいます。この状態では、無理したような発声に繋がりやすくなってしまうので、上あごはあまり開け過ぎずに、どちらかというと、鼻の下が伸びるイメージをもって練習することが望ましいと思います。

ただし、状況にもよりますし、個人差もあるものなので、実際にトレーナーのもとで調整しながらベストな状態を探していくのがいいのではないかと思います。大事なのは、効率よく声が出せる状態にするということです。

(♭Я)

2018年7月 7日 (土)

Q.頭を下に下げたほうがいい声が出るような気がします

.頭を上にあげてしまうと、顎が上の方向にひっぱられ、喉が引っ張り上げられ、横隔膜も上に引き上げられ、あまりいい条件がそろいません。逆に、頭を下にさげると、首の後が伸び、息が後頭部に感じられやすくなり、共鳴が捉えやすくなります。喉も楽な位置に収まり、リラックスしやすい体になると思います。頭を下に下げて練習することは、いろいろと効果が出ると思います。

中には顎を上にあげて首をまげ後頭部を後ろ下の方に下げて歌う方がいらっしゃいます。この方の場合はやはり喉が引き上げられてしまって、苦しそうに歌っていました。しかし軽くお辞儀の姿勢を取り、後頭部に空気を回していくような感覚をプラスしましたら、とても伸びやかな声になられました。

ある世界的に活躍したテノール歌手によると、顎を上げて上を向いて歌ってしまう歌手は短命だったといっていました。やはり、喉を大事にするには顎を上げるより、下げるフォームを習慣化するといいと思いました。しかし、パフォーマンスの中で、上を向いて歌った方がいいときもあります。ステージのパフォーマンスの中でご自身で調整しながらやられたらいいと思います。(♯β)

2018年6月27日 (水)

Q.声の出やすい姿勢とはどういうものですか。

A.胸を張り、やや上に持ち上げるとよいです。すると、腰のまわりに少し緊張を感じます。そこの筋肉(背筋、側筋)が、声を自在に扱うために大切です。そして、息を吐いてみます。喉が渇くような吐き方ではなく、お腹の底から楽に絞り出せるような吐き方がよいです。吐き切ったら、少し止め、そしてゆるめます。すると、自然と息が入ってきます。

これを、体の動きとして意識しましょう。「口で息を吸っているのでなく、息が体に入ってくる」ようにです。

常に緊張を解きほぐしましょう。肩と首の問、胸と服、肩と首を回したり、肩を動かしたりして、筋肉は、よくもみほぐしておきます。上体を前屈させると、お腹の前の方が押されるので、背筋や側筋が使いやすくなります。

息を何回か吐いてみましょう。息を吐く時には、あごが上がらないようにします。大半は、あごが前に出すぎています。また、体の背筋の線に対して、首も頭部も真っ直ぐになるように気をつけましょう。足はやや聞き、楽な姿勢をとることです。ただし、頭が後ろにそらないように気をつけることです。壁に立つとよいです。最初はかなり疲れます。歩く時も、食事をする時も、さっそうと胸を張ってあごをひいて、格好よくしましょう。(Э)

2018年6月23日 (土)

Q.声を出すときにスタート地点をどこに感じたらよいのでしょうか。

.歌を歌うときに、すぐ声にしなければならないと思ってのことなのでしょうか、喉で声のスタート地点を感じて歌い始める方がいます。

でもこれでは、息によって導かれた声が出せないので、響きの少ない息の流れのない止まった声になってしまいます。

息を流していただくためにも、また、支えを体全身で感じていただくためにも、骨盤、おへそ、腰、仙骨、尾てい骨辺りを感じて声をスタートさせてみてください。

目安としては、腰の下お尻の上にある仙骨をさすって、ここから、背骨を伝って頭蓋骨まで息が進んでいくようなイメージで呼吸をしてみましょう。このように、腰の下、仙骨、尾てい骨付近から息をスタートさせ、早いスピードで息を走らせると思ってみるといいと思います。

そして、この形態になれたら、足の裏からスタートさせるような気持で練習してみてください。

身体を全身使って呼吸を感じられるようになれればベストだと思います。中腰になったり前屈したりして地面を近くに感じることで、全身の一体感を味わってみましょう。(♯β)

Q.喉が動くと言われます。

.喉が動くのは歌うときにはあまりよくありません。上下に動くなら機能上のことなのでいいのですが、前後に動く方、下から突き上げるように動く方がいらっしゃいます。これは喉に意識がとても集中していて、歌うことを喉に頼ってしまっているのかもしれません。

自分の身体を一つの球体のようにとらえて、全身が協力して声を出すことを感覚として得られるといいですね。

とくに強化していただきたいのは下半身やおへそ回りの位置です。喉から遠いということもありますが、下半身を味方につけて声を出せると安定感が増します。

まず重心を下げるなどして、声をだすことと、足と地面のつながりを感じてみてください。次に椅子に座ってみましょう。椅子の座面とお尻が接しています。お尻で座面を押すかのように、体を安定させて声を出してみます。腰の下を下げるようにすると一層安定感が増すと思います。

さらに、下腹への自覚ですが、まずは息のことは考えずにお腹を動かしてみましょう。このように自分の意志でお腹を動かす、凹ませる、膨らませるなどを繰り返していくと、お腹との意識がつながりやすいです。慣れてきたら、息を吐きながら膨らます、また息を吐きながら凹ます、など多様な方法で動かしてみて下さい。

喉になよらないで下半身を味方につけて発声できるようトレーニングしてきましょう。(♯β)

Q.下半身をうまく使うには。

.歌うときに、喉や首元、顔などに意識が集中して胴体や下肢とのつながりがおろそかになっている方がよくいらっしゃいます。どうしても、発声器官は上半身にあり、声は声帯で発せられることから、首や顔などに意識が集中してしまうのも分からなくもありません。

しかし、いかに胴体や下肢を味方につけるかで声の安定性は変わってきます。

まずお勧めしたいのは足裏マッサージです。足の裏にも筋肉はあり、この部分は発達もすれば衰えもします。足の裏をよくもみほぐして足の裏と指で地面をしっかり捕まえられるようにしましょう。

次に着目していただきたいのは大腰筋、腸腰筋です。背中の下の方から骨盤、脚に繋がっている筋肉で、上半身と下半身をつなぐ筋肉です。一昔前に野球のイチロー選手が鍛えているということで話題になった筋肉です。前後に足を開いて、重心を下げながら歌ったり、片足立ちで、浮いた方の足を回転させながら歌うことでアプローチできます。どうぞ下半身も味方につけて歌えるように心がけてみてください。(♯β)

2018年6月16日 (土)

Q.歌うときに首の下部分を突き上げていると言われました。

.歌うときに重要なのは腹式呼吸であるということは、ご存知だと思います。このように肺の上部を突き上げているということは、相当、胸式呼吸を使ってしまっているかも知れません。首の下、首元辺りにまで肺があります。肺の上部を使うのは喉の位置も状方向に押しあげられ、声帯で作る音に影響を及ぼします。

そのため、声が安定しなかったり、掠れてしまったりするようです。歌の時に使っていただきたいのは、肺の下部、そしてお腹回りの筋肉です。吸ったり吐いたりしているときに下腹が動きますか。もしこの動きができているのであれば、歌うときにも、下腹に意識を持ったまま歌ってみてください。

歌うときに胸が上の方に上がる人、上記のように突き上げてアタックのように瞬間的に動く人はそれを使わなくても済むように、ゆっくりした呼吸から練習しましょう。寝ていただいて、呼吸に意識を向けます。お腹の上に分厚い本などを置いてもいいと思います。お腹に意識がある状態で、呼吸から声にしていきます。どこか一部が突出して使われるのではなく、体全体が一つの楽器として感じられるようにしましょう。(♯β)

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