「本当に必要なこととは」 NO.261
私は、最近、健康や体のアンチエイジング、つまり、フィジカルなことを扱う番組や本での、あまりの即効性をうたうマニュアル万能のようなことへの信仰の弊害を感じざるをえません。事実、歌や声の本もそういう本が多くなりました。それらを読んで、私のところにくる人もいるので、私も目を通すこともあります。ますます早く、わかりやすく(間違いなく、絶対に)効果が上がるようにうたうものが増えているようです。
でも少し考えると、その効果は部分的なもので、その人の表現活動に本当は不必要なことばかりです。たくさん出るのも、よいことですが、次のようなことで考えてください。
「誰でも必ずできるようになることは誰でもそれなりの人はやっている」「やっていないならやればよいだけで、それで差別化できても価値づけのできるものではない」「価値のつくところまでできるものでないと価値はない」のです。
「できるというのは、まったくやっていない人に対して、やっただけのもの」です。つまり、マイナスレベルの脱却にすぎないのです。ものごとが一般化すると、メンタルケアにまつわるものが、どまんなかにくるものです。それを早く見抜き、いかに抜け出すかが、問われています。
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