「人それぞれ、時期折々」 No.275
いろんな方とお会いできるのはとてもありがたいことで、いろいろと勉強になります。こういう方たちは、いつまでも学んでいこうという人たちです。いつも何からも誰からもいろんなことに気づき、自らを高めていける人たちなのです。特に若い人によく、そういう人たちのことを話します。
一方で、学び続けようとすることが、そのために誰かに一方的に依存するという守りになっていることについては、ときに注意をしています。でも、長い人生の中の下支えで、そういう時期は宝物でもあります。そういうことをレッスンを続けることで行っているのであれば、焦ることはありません。
これから世の中に出ていこうという人と、時を経て何かしら事を成してきた人では、学ぶというのも位置づけが違います。ですから、これは、若い人に対してのことです。年配の人が健康、ストレス解消、気分転換などに、ただ見たり、聴いたりするだけでなく、声のプロセスに触れ、真髄を実感できるようなことになれば、それはそれで大したことだと思います。
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