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2014年11月

レクチャー・レッスンメモ No.279

振動と神経

共鳴の方向性

ポイントのマーキング

拮抗ということ

イメージの引き出し

1、 筋トレ

2、 集中と休み

3、 体力、柔軟

呼吸 浅―深

ピーク

長く 2040

20秒のなかでリピートして20秒保つ

節回し

42分間

84分間

詩情を入れる

体の力みとバランス

つかみ 共鳴 

パワー 細く

ドミドシラファミレミ

母音伸ばさない

引かない

のせていく(小さく)

押していく(大きめに)

細<太く

再現性 安定したハミング

Vol.33

○尋ねるときのトレーニング

 

□聞く

ご教示ください

参考までにお聞きしたいのですが

差し支えなければお聞かせください

立ち入ったことを伺いますが

いかがお考えでしょう

お考えをお聞かせ願えれば

ご意見を伺いたく

一つお聞きしてよろしいですか

一つ確認させてください

~ということでよろしいでしょうか

同席させていただいてよろしいですか

申し訳ありません。大丈夫ですか

つかぬことをお尋ねいたしますが

念のためにお尋ねしたいのですが

後学のために、お伺いしたいのですが

 

□確認する

△△ということでよろしいでしょうか

いかほどですか

どこでお求めになりましたか

どちらにお伺いすればよろしいでしょうか

 

□相談を持ちかけると

1.お知恵を拝借したいのですが。

2.相談にのっていただけませんか。

3.少しお時間をいただいて、よろしいでしょうか。

4.ご迷惑ではありませんでしたか。

 

○お礼、感謝を伝える声

 

□基本トレーニング

1.「ありがとうございます」

2.「ありがとうございました」

3.「御礼申し上げます」

4.「いつもお世話になっております」

5.「お世話になりました」

 

□チェックポイント

A.姿勢、体 呼吸、フレーズ

 しっかりと保ってから呼吸を使います。

B.顔の表情

 よい顔の表情を鏡を見てつくりましょう。

C.発声、高低、強弱、トーン

 少し高めで入り、最後までテンションを落としません。特に語尾ははっきりと言いましょう。

D.発音

 かまないように気をつけます。何度か言いまわしておきましょう。

E.声の表現法

 あまり長くならずに手短にします。

 

○姿勢の違いで声は変わる

 

 姿勢は、声のトーンや反響、余韻など、声の感じに大きな影響を与えます。声は、物理的に出てくる振動の共鳴だからです。ふんぞり返ったら、威張った感じ、頭を下げたら、申し訳ない感じにと、微妙に変わります。

 ですから、声を声だけで扱うのでなく、少し身振り手振りを大きめにつけてやると、声にもその気持ちが伝わりやすくなります。

 

○軽い声で高くする

 

 声を高くするために、まず、のどにおける舌の運動をしましょう。

 次に高低をつけてみます。高音へ上降し、低音へ下降するトレーニングをしましょう。

 メリハリなく単調な感覚で出している人が多いからです。

 

□舌の動きが鈍い場合のトレーニング

 舌が邪魔したり、あごしか動かしていないのが原因のこともあります。舌が長すぎる人もいます。

 こういうときは、舌の動きをトレーニングしましょう。「タカラ」と繰り返してみましょう。

 

□声を伸ばすトレーニング

 アとザの音で声を伸ばします。

1.「アー(ザー)」10秒で5回

2.「アーー(ザーー)」20秒で2回

3.「アーアーアー」30秒~40

 

□共鳴をチェックするトレーニング

 息をもらさず声にしてみましょう。

1.「サセシスセソサソ」

2.「サセシソスシスセソサ」

 確実に声にするために、「ホ」や「ハ」で、短くお腹で切るトレーニングをします。

3.「ホッホッホッ……」

4.「ハッハッハッ……」

 少し高めに、口の奥の方にあてて、のどにかけないように注意しましょう。

 

○イキんだ声、しぶい声は、のどに悪いが効果的に使える

 

 出産のときのイキんだような声は、口の中にのどをしめつけ、胸も圧迫しています。あがってしまう舌根を、指やスプーンを入れておさえるのも一手です。関西に多く、昔の浪曲の浪花節、河内音頭、落語漫才の上方の特長です。

 しぶい声は、時代劇の侍の「拙者は……」というような声です。これもかつての、日本の男性のもて声でしたが、のど、あご、胸に力が入って、お礼にはあまりふさわしくありません。しかし、力を抜くと、ほどよいかすれ声で、感謝感激などの感情が伝わりやすくなります。

 しかし、つめた声というのは、荒れた声、ドスの効いた声で、口をあまり開かず、のどを押しつける声です。

これは、のどの力を抜くことです。発声障害なら治療する必要があります。

声の使いすぎ、空気の悪いところでの発声、飲みすぎも、その原因となります。ホコリだらけのところ、たばこの吸いすぎなどでも、そうなります。口先に声をソフトにもってくるイメージにしてください。

 

□応用例文トレーニング

1.「どうもありがとうございます」

2.「誠にありがとうございました」

3.「お礼の申し上げようもありません」

4.「どうかよろしくお願いします」

5.「ご親切に感謝いたします」

6.「いつもお世話になっております」

7.「××の紹介でおうかがいいたしました」

8.「その節は大変お世話になりました」

9.「お世話になりまして、ありがとうございました」

 

うれしいという気持ちを伝えるトレーニング(感謝・お礼)

 

□お世話になったとき

1.おかげさまで助かりました。

2.お手数をおかけして、恐れ入ります。

3.お世話になりました。

4.お骨折りいただきまして。

5.ありがとうございます。助かりました。

6.お心遣い、うれしく存じました。

7.ご親切にありがとうございました。

8.皆様のご支援に厚く感謝申し上げます。

9.お力添えにお礼申し上げます。

10.手厚いおもてなし、感激いたしました。

 

□モノをもらったとき

1.珍しいものをありがとうございます。

2.さっそく使わせていただきます。

3.過分なお志をいただきまして。(お志=お見舞い金など)

4.重宝しております。

 

□お礼の言葉

1.ありがたく思っております。(お心遣いに、)感激しております。

2.うれしく思います。うれしゅうございます。

3.助かります。

4.恐縮です。(日頃のご親切には、)本当に頭が下がる思いです。

5.恐れ入ります。畏れ多いことです。

6.お気遣いありがとうございます。

7.ありがたく頂いておきます。

8.感謝しています。感謝の言葉もありません。 

9.お礼の申し上げようもございません。

10.痛み入ります。

 

ごひいきにあずかりまして。

いつも格別なお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。

重ねてお礼申し上げます。

なんとお礼を申し上げたらよいか

○○さんのお蔭です

一方ならずお世話になりました

ご面倒をお掛けしました

お蔭さまで

ご配慮をいただき

お運びいただき

わざわざ~していただいて

ご丁寧に

光栄です

願ってもないことです

何よりです

励みになります

「信じるということ」 No.279

調整はともかく、トレーニングであれば、どんなメニュでもちょっとしたことで、悪い方向に出ることもあります。一時的に悪くなることもあります。(一時的も短かったり長かったりします)そうあってもよいのです。

ずっと悪い方向にいって戻れなくなってしまうことについて、フォローするのがレッス0ンであり、トレーナーの役割です。どこにいるのかがわかれば、それは悪い方向でも悪いこととは違うのです。そこで何かが身についていることもあります。「とてもよい」と言われても、どこにいるのかいつまでも本人がわからないことの方がずっとよくないこともあるのです。☆

自由の許容度は、トレーナーがどこまで見えているかによります。そして本来、そのマップを生徒に共有させ書き変えていくのがレッスンです。

安全地帯に囲い込むのがトレーナーのやるべきことと思っている人も少なくありません。あらゆるリスクに近づけず、みえないようにする、それを私はよくないことと思っています。本当は、ギリギリの崖っぷちまで本人を信じて立たせていられるのがトレーナーです。そういう経験を持つ人のステージでなくては、どこで人が感動するというのでしょうか。

一つひとつのレッスンの方法ですぐに結果を問うのは、却ってレッスン全体の意味を軽くしかねないと思うのです。

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