「自我と自分」 No.291
応用は、周りの求めに合わせる自分で、向う側からみた自分、その対応能力です。それに対し、基本は我、今ここにある自分、ただある自分、地力ともいえると思うのです。
生まれたばかりのときの我がままな我に対して、育ち、経験でつくりあげていく自我とみるとわかりやすいでしょう。自我を自分と思っていると、社会でうまく対応ができないと不安になってしまうのです。
我は「われにかえる」ということばが示すように基本、礎、元、中心です。そして、応用している自分をみています。「今、ここに」と内にあるようでいて同時に振舞いをコントロールもしているのです。
あなたもときに、「我を取り戻しに」といって 旅に出たり、神社仏閣など、静かなところに出かけたりしませんか。それは、基礎の掘り下げ、そして、応用の範囲での柔軟性の獲得になるのです。
行動から心を変える。大あくび、背伸びもよいでしょう。呼吸を変えるのは、我を取り戻すのに、もっともシンプルな方法です。瞑想、禅、気功、ヨーガ、読経、使いようによってはヴォイトレもそうなります
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