「よいところを学ぶ」 No.309
「たった一つでも輝く音をみつけて、それをものにする」、それが全て教えです。それまでは、よくないところ、悪いものなどに目をくれる必要もひまもないのです。
なのに、人というのは、だめなところに目がいきやすいのです。相手のよいところをみて、自分を伸ばすのでなく、相手のよくないところをみて、今の自分でいたいのです。自分と同じとか、自分より下とか、安心したいのです。他人のだめなところを求めていると、自分がだめになります。
なまじ学んで頭がよくなって、その頭で判断するのでなく、学んで愚直なまま、体で取り入れていく、そのようにあり続けるのは、とても大変なことです。
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