「嫌いなものをなくす」 No.310
自分の好きなものばかりに接しては、同じくり返しとなり、学べなくなります。見本のレベルやとり方によっては、大いに学べることはあると思いますが、普通は、どこかから効率が悪く、いや、深めるのが難しくなるはずです。自分の好みでの得意が、今度は限界をつくって自分のそれ以上の伸びや可能性を抑えてしまうのです。
そういうときに、自分の不得意なものや嫌いなものに目を向けることです。きちんと学べていたら、そういうものは苦手でなくなったり、少なくとも、嫌いではなくなっていくはずです。嫌な人などに対しても、そういう感情は希薄になっているでしょう。
そういうときに、これまで対応してこなかったことを学びましょう。そういうものから学ばなくては先に行けなくなるからです。
再び師につく、師を求めたり戻ったりするのもよいことでしょう。
« 「コンテンツについての考察」「声での構築」 | トップページ | Vol.51 »
「5.プロフェッショナルの伝言」カテゴリの記事
- 「情報と表現」 No.404(2025.04.01)
- 「問うて考えておく」 No.403(2025.03.01)
- 「表現のエネルギー」No.402(2025.02.01)
- 「身体の力」 No.401(2025.01.01)
- 「学ぶということ」 No.400(2024.12.01)