「金足農の全力の校歌斉唱」 No.325
猛暑の中、もっと頑張っている人たちを見ていると、
元気になるものです。
決して100メートルも歩かないで、
熱中症でへばった犬を思い出してはなりません。
ということで、夏は甲子園。
強豪校相手に勝ち抜き、試合後の校歌を、
一昨年秋から体を大きく反って
全力で歌い上げるようになった、
最後の最後には、歌われなかった
金足農の校歌を紹介しましょう。
1928年の開校。校歌の作詞は近藤忠義氏、
作曲は「春が来た」「朧(おぼろ)月夜」などの
岡野貞一氏。
1番だけで約1分半ほどあります。
金足農野球部は、あいさつや試合中の声かけなど
すべてに「全力の声」を出します。
なんと「声は技術」をモットーに掲げています。「声を出せば気持ちが高まり、集中できる」ということでしょうう。
可美(うま)しき郷 我が金足
霜しろく 土こそ凍れ
見よ草の芽に 日のめぐみ
農はこれ たぐひなき愛
日輪の たぐひなき愛
おおげにや この愛
いざやいざ 共に承けて
やがて来む 文化の黎明
この道に われら拓かむ
われら われら われら拓かむ
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