「平成最後の年末に」 No.328
毎年、年月がたつのが早くなるように思います。
1つは、自分の充実度、満足度を評価するということ、人生を年ごとにみて、30歳なら30年、まあ、10代からでよいのですが、浮き沈みを線グラフにしてみましょう。よくTVなどで芸能人のをやっていますね。どういう波があるのか、なぜそうなったのか、過去を把握し、分析し、反省するのです。
次に、レーダーチャートで6角形、例えば、6項5点満点で、1.健康、2.経済、3.家族、4.人間関係、5.趣味、娯楽、6.仕事、活動を評価してみます。
これは、現状の把握です。
考えこむとできなくなるので5分ほどでつくるとよいでしょう。(もちろん、ヴォイトレで考えてみるのもよいでしょう)
毎年、年末に行うと、必ず意味と価値が生じてくるはずです。
未来は、イメージ、頭ですが、過去は、肉体、心です。
声も肉声と心なしには、伝わらないでしょう。将来もまた肉体と心が伴わないと開けてこないのです。ヴォイトレは、過去あっての現在から、スタートします。
年始は初心になり、そこに還って出発してみましょう。
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