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第60号 「信心」

○本音で信じられるか☆

 

 トレーナーを信じられるかというのは、自分に信じる心があるかを試すということです。それは同時に、今、ここにあることを素直にとり入れようとする心があるかどうかということです。

 本心では最初は信じられていない人もいます。レッスンに信じる何かがあるのでなく、心の中に、信じられる音楽(音声)があるか、出てくるかということです。

 本を読んでも、述べてあることを信じなくては無意味とは思いませんが、それを信じる人、その上で確かめていく人より役立たないでしょう。

 真の師匠は自分自身なのです。

 言われたとおりに信じないのもよし、信じるのもよし。どちらにしても、無の境地でやってみることです。

 シンプルに、トレーナーから学ぶことです。そのなかで、いいことをつかんでいけばよいのです。

 出会い、縁を、大切にし、どれだけ活かせるかが問われます。

 

〇一つ上で信じる☆

 

 「問題は、それを生み出した意識と同じ意識では、決して解決できない」(アインシュタイン)

 一時も自分を捨てる勇気がない人に、何が得られるのでしょうか。自己投資には、そのくらいの緊張感がないと、感覚は研ぎ澄まされません。

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