「大声の桃太郎☆」 No.335
桃太郎の話が、最近では、鬼を退治せずに、大声で威嚇したら降参したということに、一部では変更されているそうです。ボコボコにしないのは、暴力反対の教育上の見地からと思われます。
殺戮→暴力→大声→話し合い、こんな順で、平和的なストーリーになっていくのでしょうか。
大声もまたパワーであり暴力というご時勢ですから、次に桃太郎は、大声を抑えて和平交渉に行くとなるか、メールを打つだけで出かけなくなるでしょう。現れるだけでも威嚇、パワハラとなりかねませんから。
日本ですから、「遺憾である」などと声明を出すだけにとどめるか、弁護士の通達になりそうですね。
そういえば、秋田のなまはげもやさしくなったと聞きました。幼い頃の体験が、トラウマになっては困るからでしょうか。
やさしさだけになることは、もっと怖いことなのに。
« 第65号 「学びの材料」 | トップページ | Vol.76 »
「5.プロフェッショナルの伝言」カテゴリの記事
- 「天敵、ライバル、問題となる相手をもつ」 No.396(2024.08.01)
- 「異なる意見を聞く」 No.395(2024.07.01)
- 「日々是好日」 No.394(2024.06.01)
- 「幸福の条件」 No.393(2024.05.01)
- 「スタンスと関係づくり」 No.392(2024.04.01)