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No.335

Jポップっぽさ

 

Jポップの発祥は、およそ1988年から、1990年代後半から2000年初頭がピークといわれます。

その特徴は、ことばを重視しているのですが、歌謡曲のように詞としての世界よりはリズムやテンポも加味したものでしょう。それゆえ、ラップに近づいていったのでしょう。

Jポップっぽい文」というのがあります。キラキラネームではないのですが「永遠」を「とわ」と読んでいた延長線上に変化していったようです。「未来」を「とわ」と呼んだりするわけです。そこは、けっこう幼い、雑、稚拙、単純、中学生っぽい感じという印象を受けます。

ヒットしたり売れたりするのは、今の若い人の心を捉えてきたからですから、そこに今の若者の感性が読めます。

キーワードとしては、自分らしさ、ありのまま、傷つく、存在、孤独、世界、空、絶壁、希望などでしょうか。

 

○浪花節と浪曲

 

1998年阿久悠は、「ソングはない、ことばがない」と言いました。

短調、叙情、唸り、説教、浄瑠璃。浪曲が消えてきます。

浪花節() 身もだえの話 春野百合子

一に声、二に節、三に啖呵といわれたのが浪曲です。

親鸞の聞法 (もんぽう)、和讃 (やわらげほめ)、ざんげ

瞽女 (ごぜ )、三味線の世界でした。

 

○オンチとプロ

 

グレン・グールドとジョン・コルトレーンの音痴

コンマ何秒 タイミングタッチ

音をつかむピアニストがつっこんでいく鍵盤

異なる分野のコピーをしてみる

拍は「タ」、弱拍や休符は「ツ」で口で言う

クローズド・ボイシング(1オクターブ内にハーモニ)

集中力と気力

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