« No.339 | トップページ | Vol.81 »

「世迷い言」 No.340

真理は、正しいと価値判断されたものといえます。

しかし、事実というのは、そうではありません。

 

ことばでは、いくら共感でき、憐れむことはできても、

心身の痛みというのは、やはり、その人一人だけのものです。

その身体を自然の一部としてみると、痛みは、自然災害で、事象です。

心が、それをどう捉えるかとなると、そこでは正しく判断できるようなものではないように思います。

我にとらわれるのを断ち切ると無我となりますが、それでも身体の痛みは、忘れられないでしょう。

 

無我とは、無常、「変わらないものはない」ということと思うのです。経験のなかでも、それは開かれていくものでしょう。

そして、関係から全てが生じていきます。

でも関係が結ばれていくわけでもないのです。

そういうことでは、関係というのもまた、実在はしない、関わり方に過ぎないと思うのです。

« No.339 | トップページ | Vol.81 »

5.プロフェッショナルの伝言」カテゴリの記事