No.341
「日本語音声史 アナウンサーの話 塩原先生」
稗田阿礼 日本書紀
琵琶法師 平曲
猿楽 観阿弥 世阿弥 能→能楽
狂言→歌舞伎、浄瑠璃、俳諧、川柳、小咄、講談、落語
歌舞伎→新劇、新派、弁士、役者、俳優、タレント
ラジオ、テレビのアナウンサー、キャスター、解説者
僧侶の説教師、節談説教、浪花節
山伏、祭文、歌祭文、浪花節
「始めしんみり、中おかしく、終わり尊く」
山手(高台文教地区)新聞 下町ことばは書きにくい(じゃあねぇか、してくんな)
洋紙と活版印刷
言文一致運動 三遊亭円朝の咄、談話体
ラジオ放送 徳川夢声
ラジオ体操 1メートル離れての号令
アナウンサーとタイピスト(和文)
放送局の告知アナウンス方式
スポーツ実況の即興性 ラジオ 野球 相撲
(スポーツアナ)
河西三省 ベルリンオリンピック200メートル平泳ぎ「前畑がんばれ」
松岡則三 名調子
和田信賢 美声
志村正順 戦後 プロ野球ブーム
河原武雄 相撲
鈴木文弥 ラジオ全盛最後
GHQ 聴取者参加番組 公開番組、ドキュメンタリー、探訪もの、街頭録音
ステージ司会(クイズ、歌謡)
ラジオ深夜放送、DJ、パーソナリティ、地域用語(方言)
報道もの、ジャーナリスト
語尾荒調(強)―学生、選手
語尾伸ばし調―女子大生
語尾上げ調―帰国子女
ノイズ無し―ふしぜん、インテリ
×唸る、ガラガラ声
時間制約、わかりやすく、正確に伝える
文語体調、俗語、不快、卑わいなことばの追放
テロップ(字幕)と過去の映像挿入
「江戸ことばから山の手ことば、そして共通語」
パブリックスピーキング 講義、講釈、説法
六方ことば歌舞伎の荒事、曽我物
謡曲は漢語を介して話す。
ウッチャル、ヌルッコイ、ヤダ、よかんベイ、キレッパシ、ホザク、デカイ、チョイト
江戸の人口は、天保時代には130万人ありましたが、東京の明治初年には26万人にまで激減したそうです。いかに尊王攘夷から遷都までが混乱を極めていたかということでしょう。
「ございます」(男)、「でござんす」(女)で、元は遊里のことばです。
山手ことば 「よくってよ」「いいことよ」「知らないわ」「おーいやだ」「あたい」「ぼく」「きみ」「我が輩」「であります」「です」(「でげす」)
クワ、グワ→カ、ガ
訛音矯正 伊沢修二
ラジオアナ「JOAK、JOAK、ただ今から…」告知、淡々、朗々調
株屋や新聞記者出身者が、放送でよく話した語り調子らしいです。
雄弁型、格調高く改まった感じ、雄叫び調
高村光太郎「日本語の新しい美を」(1932年)
フランスでは、コメディ・フランセーズの役者の発音が基準です。☆
方言札
京田武男と大羽仙外
中村茂(2.26事件の報道アナ)松内則三(スポーツアナ)
女優 山本安英、その会には出たことがあります。
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