「長期的な視野を」No.343
日本人は、何事もランキング、口コミの評価に踊らされ、本質的なところで判断していないことが多いように思います。周りの意見に流されたり義理に流されたりで、同調圧力にとても弱いのです。早く安くとか楽にと、目先のことに飛びつき、先々をみなかったり、充分に詰めて考えていなかったりします。すぐに「やった、効いた、なおった」というのは、本当には、有効とはいえないのです。
信じられるものを信じるのはよいのですが、いつも考えましょう。心で信じ、頭で疑うことです。急に極端にならないようにも用心することです。
特に、長期的な視野に欠けていることが多いと思います。過去の事例や経験にも学ぶことです。歴史を知り、体系的に学ぶということです。
知っているのに、いえ、知ったことで学ばない、学べていないことがほとんどだと、我が身を振り返り、自省します。
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