No.343
「日本のことば」
天皇と組織の関係では、天皇は、その存在自体に意味があります。日本人は神の子孫で、神が人を創るのではありません。
日本人の和文は、話して聞くことばです。その意味ではなく音、音便変化のことばです。日本語はわからないままにイメージを拡げていくといえるのです。一方、中国人は、伝えたいこと、思想があり、文字を発明しました。メソポタミア、エジプトのは、表音文字で、これは発音記号です。
6世紀、声明、日本では、ことばは文字、音は芸能でした。平曲は、盲人によって伝承されました。声に出して唱える、唱和すると人心がまとまるのです。
音としてあるものを音のままに書くのが日本人です。
ノリ、ノタマウとノリタマウ、乗り ノリ
濁音を清音にしたがります。
韻文がない。歌があって日本語があります。武士が好んだ幸若舞は、しゃべるだけの芸でした。
話ことばの記録好きです。
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「日本文化ナショナリズム」
ナンバ(歩き)は、南蛮(人)のようだからと嫌われたことから命名されたそうです。そのことを知ると、日本舞踏など、同じ側の手足を出す意味での「ナンバ歩き」が本来の日本人の歩き方とも言えないようです。
グローバリゼーションとローカリゼーション
ナショナリズム(民族主義、国民主義、国家主義)
コスモポリタニズム
ユニバーサリズム
インターナショナリズム
パトリオティズム
それぞれについて整理してみましょう。 [524]
「やまとことば」
「古今和歌集」の仮名序
平安初期「日本霊異記」仏教説話集
1339年「神皇正統記」
1670年「本朝通鑑」
~1906年「大日本史」
1827年「日本外史」頼山陽
本居宣長の歌論「石上私淑言」童のうたうはやり歌、臼つき歌、木挽き歌までひっくるめてうた(和歌)とする。
1866年「漢字御廃止之議」建白 前島密 [524]