「出会うための素」 No.347
そらで歌えるほどに何度も聞いているのに心には感じられない歌もあれば、初めて聞いたところで異質で馴染めず感じられない歌もあります。その両極の間に感じられる歌があるということになるのでしょうか。こういったことは、歌以外でも同じなのでしょう。
そのゾーンを自らにセットしておくと、感じられるものに出会いやすくなります。出会いたいのなら、その両極のゾーンをそれぞれ小さくして真ん中のゾーンを大きくすればよいのです。同じ曲、似た曲ばかりを聞かないで、違う曲、違う時代のものを聞くとよいでしょう。知り合いでない人に紹介された曲などもよいかもしれません。
心のフックにひっかかるもの、心を動かすニュアンスの含まれる率の高いものは、周辺や異文化にあることが多いです。
私は根っからの音楽好きでも、歌うのが好きでも、プレーヤーでもないゆえに、みえるもの、聞こえるものが純粋=素だったと思うのです。どこかに帰属してどっぷりと浸かっている人には、その立ち位置ゆえに、みえないものが、みえたと思うからです。
つまり、歌という形でも、歌われたものとしてでもなく、感じたもので残したいと思うものを見いだしてきたからです。
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