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「信念の根拠と議論での詰め」 No.351

信念があること、それと共に、その信念に根拠があることも重要です。

研究であれば他の人との議論で反証を経て論証し、精査していくことが、最低の条件でしょう。日本の場合、どの分野でも、そうしたレベルに達しないものが多いと思います。あらゆるケースにおいて、論議をしているようにみえて、問う力も弱いし、きちんと問いに答えられていない。なのにつっこまない。誰も本質的問題に気づいていないのか、はぐらかされても気づかず終わるのか、出来レースなのか。

そういうなかでつくられたような信念は、思い込みにすぎないのです。それでは、肝心なところで人生を動かしていくパワーに欠けます。

だからこそ、批判を恐れず思うところをオープンにして、共に考え、共に深め、お互いに成長していきたいと思っています。

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