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「持続的に問うということ」No.356

問いが続くのか、深まるのかという点では、問い続けるのは難しく、多くの人はどこかであきらめていきます。

 時代の変化と日常に向きあい、問題意識を持ち問いを捉えるセンスや感性を磨き続けなくては、何ら生まれてこなくなるでしょう。

学問では、結論が出るように絞り込んでいきます。学会で論文として認められるようにまとめ上げる必要があるからです。しかし、本当の勝負はそこからです。

アートにおいては、誰が評価をするかから問われます。

学会や業界にこだわらなければ、自由ゆえに評価しがたくなります。つまりは、自分が評価するしかなくなるからです。そこからが至難の道なのです。

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