「先人研究」 No.360
自分の個性の発現に役立つトレーナーなどは、簡単にはみつからない、いないものと思ってもよいでしょう。他の人に頼るところから依存心が増していくのはよくないことです。
やさしくていねいに教えてくれるトレーナーほど、すぐに役立つように思えてしまいます。しかし、それは、本当には役立たないものです。肝心なことしか教えてくれないトレーナーをどう利用していくかと考えることが大切でしょう。
トレーナーも相手によって変わるので、「トレーナー」を「こと(内容)」とおきかえてみてもよいでしょう。
先人を研究することは、重要です。そこで、何が必要とされ、何がなされたのか、結果、どう評価されてきたかは、あなたのシミュレーションになるからです。トレーナーもこの先人の一人となります。
そこで成し得なかったことをつくり上げるには何が必要かを知る、つまり、そこで行われなかったことを具体的に知っていくことが必要なのです。
« 「トレーニングにおける効果について」 | トップページ | Vol.101 »
「5.プロフェッショナルの伝言」カテゴリの記事
- 「極意」 No.405(2025.05.01)
- 「情報と表現」 No.404(2025.04.01)
- 「問うて考えておく」 No.403(2025.03.01)
- 「表現のエネルギー」No.402(2025.02.01)
- 「身体の力」 No.401(2025.01.01)