No.368
<レクチャーメモ>
息とスピリット
息には、消息、生息という言葉もあり、生きることに結びつきます。
合唱では同じ言葉を同じ呼吸で発して、声を合わせるわけです。
スピリトゥスから、スピリットになるわけです。それが、一体感を高め、自分たちだけでなく聞いている人も感動します。
ミュージックの語源は、古代ギリシャの神話に遡り、ムーサイといわれる女神が、詩、演劇、舞踏、語りなどを司りました。これらの文芸がムーシケで、ミュージックとなります。
ヨーロッパの中世の大学では、7つの自由学科があり、その中に音楽が入っています。しかも代数、幾何、天文とともに理数系の科目でした。実技はなく音楽理論、もしくは哲学というようなものです。
ミッションは、宗教用語で伝道という意味があります。自分の人生に与えられた使命をどのように実行していくかです。
プロフェッショナルは、宗教用語で信仰を告白することです。自分の生涯を神に捧げるという公言です。