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「背中の重荷☆」 No.371

動物は、敵がいると気配を消します。息を殺し、体を隠します。絶対に声などは出しません。体を縮こませて、目立たないようにします。

人間の社会でいうと、大きな失敗などをして、そういう態度をとらなくては肩身が狭いような状況です。

それが続くと、まわりとうまくやっていけなくなります。

失恋などの胸の痛みに対して、これは背中の方から感じる痛みです。社会的なものを背負ったところからの痛みといえましょう。でも、心臓などのある胸よりは、強いし、強くなっていくように思います。全身で支えられるからです。

家康公、曰く「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」と。

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