「間違えへの対処法」 No.373
間違えを怖がる人は多いようです。
間違えないためには、何もしないことか、間違いが何であるのかを突き詰めないことです。しかし、それは、誤魔化すこととなります。
どういうことが間違いであるのかの定義をしないなら、間違えは、わかりません。
それこそが根本的な間違いです。
私は、常に自分の間違っている可能性を考えます。
自分は最善を尽くしているから問題はないとか、失敗もないというのなら、まともに考えていないことだからです。
でも考えてもわからないことは、いろいろとあります。
間違えを知るには、挑んで失敗すること、失敗は、そのための大きなヒントです。
むしろ、何をどうやっても間違えだと思って実践し続けていけばよいでしょう。
そうすれば失敗も想定内です。
正しいと思っても、誰かから見たら、間違えなのだろうと感じつつ、何ごとも、行いながら、修正をし続けていくことです。
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