「観念と歴史」 No.383
人それぞれに、好みの問題、やってみないとわからない問題、どうしょうもない問題があるものです。
しかし、共通している部分は、間違いなく存在します。そこを対象とするからこそ、問いと解決策が出てくるのです。
その根拠は人間観、世界観、価値観といった理想像、あるべき姿に対する観念が、源となっています。
意見や考えは、観念から生じます。
それは歴史から生じ、歴史は存在から生じるのです。
どんな身近な問題も突き詰めれば、根本的な存在にたどりつきます。
そのために今、世界で起こっていることと共に歴史を学んでいくことです。
最先端のことと古い時代からのことが、大きなヒントとなるでしょう。
« 閑話休題 Vol.75「和菓子」(1) | トップページ | 「基礎教育のためのヴォイストレーニング」 Vol.11 »
「5.プロフェッショナルの伝言」カテゴリの記事
- 「極意」 No.405(2025.05.01)
- 「情報と表現」 No.404(2025.04.01)
- 「問うて考えておく」 No.403(2025.03.01)
- 「表現のエネルギー」No.402(2025.02.01)
- 「身体の力」 No.401(2025.01.01)