「天敵、ライバル、問題となる相手をもつ」 No.396
緊張関係のある相手というのは、大切です。
刺激にもなるし、本能的に何かしら、意欲が湧いてくるものです。
まわりが心地よい人ばかりでは、人間、ぼけるだけではないでしょうか。
何の発想も出てこないし、生きる力さえ失われるかもしれません。
どこかでぶつかるとか、うまくいかなくなるとか、人生に、障害は、適度に必要です。
考えるトレーニングにもなり、それを乗り越えていくことで、処世術も身に付いていきます。
生きることに対する緊張感を失ってしまっては、ダメです。
気にくわない人、自分とうまくいかない人、批判する人をあえて、まわりにおき、自ら、接することに努めましょう。
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