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「ヴォーカルトレーニングの全て」 Vol.17

失われた声を取り戻す心を感じ声に表現する 

ヴォイストレーニングメニュー100

31 息の文字

 息で首や口先の方向を少し変え、文字を書く。

他の人の手に書いてあてさせる。(目をつぶってもらう)

32 声文字

 声を出しながら、両手を一本の筆先にしてひらがなを書く。

33 話しかけ

 後ろから、声をかけて話しかけ、その人の名前をあてさせる。

34 かごめかごめ

 昔の遊び方通り、童心にかえり、大きな声で。

35 通りゃんせ

 昔の遊び方通り、童心にかえり、大きな声で。

36 尻とり歌

 昔の遊び方通り、童心にかえり、大きな声で。

37 身体文字

 ひらがなを大きな声でいいながら、一息で、その文字の形を造る。なるべく大きく造る。

38 喉なで

 声を出しながら、喉をなでる。

39 あご押し

 声を出しながら、前からあごを押す。

40 息の柱

 声を出しながら、息の柱のなかにいる自分を意識する。

41 人工呼吸

 鼻をふさぎ、お腹を押して、声を「あー」と出す。

42 あいさつ

 「コンニチワ」「オハヨー」「アリガト」「オッス」と元気よくいう。

43 姿勢の変遷

 四つんばいから少しずつ、身体を起こし、猫背を経てまっすぐ立つ。そこできちんという。力を抜いてだらしなくいう。

44 態度の変容

 怒、悲、哀、喜を表情と態度だけで表わす。

45 声の芝居

 社長、受付、クリーニング屋、おじいさん、奨学生など、いろんなキャストを声で演じわけてみる。

46 声のキャッチボール

 遠くへ声を「ポーン」と飛ばす。声の野球もできる。

47 母音化

 ことばを母音だけにする。

 「とおい はるかな むかし」→「オオイ アウアア ウアイ」

 「遠く伸びていく 広がり」→「オオウオイエイウ イオアイ」

48 朗読劇

 日本語の音のひびきを感じる。

 「みちのくの 山のかなたの みずうみの底に ひとりの 主がすんでいた」

49 火けし

 「フゥ フゥ フゥー」

 片方で「ボウボウ」と火を起こす人がいるとよい。

50 犬の遠吠え

 「ウォーン ウォーン ウォーン」

51 紙ふうせん

 「パンパンパン…」と手ではじきながら。

52 実況中継

 実況のアナウンサーをまねる。

競馬、サッカー、プロレス、野球、相撲。

 

 

53 死体(ゴロリンゴロゴロ)

 

 一人が寝ころがり、一人がころがす。

 

 

54 上体倒し

 

 二人一組(身体を感じる)

 

 

55 尺取り虫

 

 腹ばいで、前進、後進(蠕動)

 

 腕だけで、前進、後進

 

 

56 尻で歩く

 

 いろいろな動きで足を使わず移動してみる。

 

 

57 わかめ運動

 

 足先だけ固定し、ゆらゆらと、波(流れ)を感じてゆれる。

 

 

58 あやつり人形

 

 頭に糸がついていると感じて、ブラブラと手足、身体を動かす。

 

 

59 スイミングの体操

 

 肩を中心に両手を逆方向にまわす。

 

 

60 スリ足

 

 スリ足で、できるだけ早く歩く。

 

 

61 ひざ歩き

 

 ひざで、できるだけ早く歩く。

 

 

62 ぬき足さし足しのび足

 

 こそ泥のように音をたてず歩く(ことばを発しながらでもよい)。

 

 

63 どじょうすくい

 

 名物どじょうすくいの通り。

 

 

64 相撲とり

 

 四股、股わりなどをやる。

 

「どっこいしょ」「オーラ」「こりゃさ」「ごんす」など、ことばをつけて。

 

 

65 天使の声

 

 天井に向けて「ラララ」「ホホホ」と明るく呼びかける、悪魔の声にならぬように。

 

 

66 あくび

 

 空気をすいこみ、吐く。あくびのまま、「あーぁ」とあくびをかみ殺しながら「あふうん」と声を出す。

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