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閑話休題 Vol.100「日本の食」(1)

<歴史>

 

縄文前期:鳥浜貝塚(福井県)では、中国大陸からの小豆、エゴマ、緑豆、ヒョウタンなどの作物栽培。温暖化で栗、栃の実、クルミなどのナッツ(堅果類)。貝塚からカツオ、サケ、牡蠣、アワビ、鹿やイノシシ。「三内丸山遺跡」で栗の人工林。

縄文後期:大陸から稲作。

弥生時代:狩猟・漁労・採集のほか、米や麦、雑穀を雑炊、粥状で。発酵食品のなれずし。

古墳時代:仏教伝来で肉食禁止令(675年)、鳥獣の肉類から魚介類へ。発酵調味料の醬(ひしお)。

奈良時代:水田開発。米は貴族。農民は、黍(きび)、粟(あわ)、稗(ひえ)、小豆など雑穀が中心。納豆は発酵大豆「くさ」。塩田や釜。縄文にさかのぼる日本最古の甘味料、甘葛(あまづら)。遣唐使で唐菓子。

平安時代:宴会料理「大饗料理」大饗料理ではイスとテーブルにスプーン。醬、酒、塩、酢で自分好みに調味。玄米を甑(こしき)などで蒸した強飯(こわいい)。酢漬け、醬漬け、粕漬け 堅魚(かたうお)。酒づくり 丹波の栗、信濃の梨、河内の味噌、飛騨の餅、鎮西の米など名産品。

鎌倉時代:武士は、玄米を主食に一汁一菜 和え物 個人用の銘々膳「本膳料理」。大陸帰りの禅僧から「点心」、うどんや饅頭など粉もの文化。禅僧は、小豆や葛の粉でつくる砂糖羊羹。

室町時代:「本膳料理」ご飯を左、汁を右。水で炊き上げる「姫飯(ひめいい)」。鎌倉・室町時代に大豆生産量増加で味噌汁。

安土桃山時代:侘び茶。「懐石料理」。南蛮人からカステラ、ボウロ。ジャガイモ、サツマイモ、カボチャの渡来。

江戸時代:外食業の隆盛。一膳飯屋として、屋台の天ぷら、すし、そば。職人、独身者が多かった。

高級料理屋「会席料理」、料亭料理の原型。ご飯は〆に出る。白米食と脚気「江戸煩い(えどわずらい)」。

砂糖の国内生産で上菓子が発展。大福、桜餅、安倍川餅など餅類・団子類、せんべい類・まんじゅう類・きんつばなど。

飢饉を救う救荒作物として、サツマイモ、ジャガイモ、ソバの栽培。

明治時代:ライスカレー、コロッケ、マッシュポテト、アップルパイなどの洋風料理。牛鍋屋。食肉 白菜 乳製品。

富国強兵 台湾は砂糖の供給地 和食は砂糖を多用する和食。 

大正時代:栄養学の発展。肉や牛乳。

昭和初期:「食の欧米化」、米離れ(1962年がピーク、15.4杯)、動物性たんぱく質と脂質の摂取が増加。

1898年、石井泰次郎が「日本料理法大全」。

2005年、ケニアの環境保護活動家ワンガリ・マータイ氏が「もったいない」。

2013年、「和食」ユネスコ無形文化遺産。

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