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閑話休題 Vol.108「歌舞伎」(1)

2009年9月に無形文化遺産

「傾く」(かぶく)の名詞「かぶき」。戦国時代末から江戸時代の初頭、京で流行。「かぶき者」の「かぶき踊り」が慶長年間(1596 - 1615年)。「歌舞する女」で「歌舞姫」、「歌舞妃」、「歌舞妓」。

江戸時代「歌舞伎」は俗称、公けには「狂言」「狂言芝居」

「かぶき踊り」(かぶきをどり)(1603年)「出雲阿国」(いずものおくに)rf.「ややこ踊り」 

遊女歌舞伎が全国へ。三味線の使用。

若衆歌舞伎(わかしゅかぶき)三都市のみ。「音羽屋」「成駒屋」などと屋号 陰間茶屋の屋号の名残。

 

元禄歌舞伎。荒事芸の市川團十郎(初代)。 

「やつし事」の坂田藤十郎(初代)、和事の祖。

狂言作者の近松門左衛門の『国性爺合戦』など時代物が人気。『曽根崎心中』などの世話物。

1680年頃 7つの役柄、立役、女方(若女方)、若衆方、親仁方(おやじがた、善の立場の老人)、敵役、花車方(かしゃがた、年女)、道外方(どうけがた)

江戸幕府の禁令。江戸の芝居小屋 中村座・市村座・森田座・山村座の四座(江戸四座)。

正徳4年(1714年)江島生島事件で山村座の取り潰しにより三座(江戸三座)。

享保3年(1718年)、歌舞伎の舞台に屋根 宙乗りや暗闇 花道 廻り舞台(日本の木造建築)

趣向取り・狂言取り 人形浄瑠璃からも行われ義太夫狂言となる。

1731年には瀬川菊之丞 (初代)『無間の鐘新道成寺』 

延享年間には三大歌舞伎『菅原伝授手習鑑』『義経千本桜』『仮名手本忠臣蔵』

1753年『京鹿子娘道成寺』江戸。

1759年、並木正三が『大坂神事揃』(おおさかまつりぞろえ)で「愛想尽かし」を確立。

文化文政時代、四代目鶴屋南北『東海道四谷怪談』(四谷怪談)、『於染久松色読販』(お染の七役)生世話の確立。

天保3 (1832)には七代目市川團十郎が歌舞伎十八番の原型「歌舞妓狂言組十八番」

幕末から明治の初め、二代目河竹新七(黙阿弥)『小袖曾我薊色縫』(十六夜清心)、『三人吉三廓初買』(三人吉三)、『青砥稿花紅彩画』(白浪五人男)、『梅雨小袖昔八丈』(髪結新三)、『天衣紛上野初花』(河内山)など。

明治になると新時代の世相を取り入れた演目(散切物、ざんぎりもの)。

明治19年(1886年)演劇改良会が設立。天覧歌舞伎。

活歴物 九代目市川團十郎 七五調の美文、厚化粧、定型の動きを拒否。「腹芸」「目と顔」による表現。

明治22年(1889年)歌舞伎座設立。九代目市川團十郎、五代目尾上菊五郎、初代市川左團次らの名優「團菊左」。江戸三座は、歌舞伎座設立時に千歳座(のちの明治座)と組んで歌舞伎座に対抗(四座同盟)。大正時代、市村座で六代目尾上菊五郎と初代中村吉右衛門が菊吉時代・二長町時代(~1932年)。

新歌舞伎 松井松葉の『悪源太』(1899年)や坪内逍遥の『桐一葉』(1904年)「黄金時代」明治後期から大正 東京歌舞伎。岡本綺堂の『修善寺物語』『鳥辺山心中』、真山青果の『元禄忠臣蔵』十部作など。

二代目市川猿之助の春秋座結成、昭和6年(1931年)には四代目河原崎長十郎、三代目中村翫右衛門、六代目河原崎國太郎らによる前進座設立。

 

昭和37年(1962年)の十一代目市川團十郎襲名 六代目中村歌右衛門、二代目尾上松緑、二代目中村鴈治郎、十七代目中村勘三郎、七代目尾上梅幸、八代目松本幸四郎、十三代目片岡仁左衛門、十七代目市村羽左衛門。

昭和40年(1965年) 重要無形文化財に指定、国立劇場が開場。

三代目市川猿之助 スーパー歌舞伎。

2000年代、十八代目中村勘三郎のコクーン歌舞伎、平成中村座、四代目坂田藤十郎などによる関西歌舞伎の復興。

1953年(昭和28年)21日、NHKテレビジョンの放送開始 テレビ初の番組が歌舞伎。

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